モモシンクイガ Carposina sasakii (北海道)
[分 布] 北海道・本州
[食 樹] リンゴ・モモ・スモモ・ナシ・ナナカマド・ズミ・ボケ・クサボケ・ハマナスなどの果実
[時 期] 6月~9月
※ 開張は約15㎜~20㎜前後のシンクイガ科に属する蛾の仲間。
北海道・本州に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。
成虫は6~7月・8~9月に出現し夜間灯火に飛来する。
翅は乳白色(褐色を帯びる場合もある)で、基部(肩の部分)には小さい黒紋が見られる。
前縁中央には黒い三角紋が見られる。
リンゴ・ナシなどの害虫としてしられる。
幼虫は果実を食害し糞を果実外部に排出しないため、被害果の識別が困難な場合もある(ナシヒメシンクイは外部に排出)。
寒冷地では年1~2回発生、老熟幼虫のとき土中の浅いところに繭を作って越冬し春に地表近くに移動し再び繭を作り蛹になる。
別名:モモノヒメシンクイ・モモヒメシンクイガ
北海道で見られるシンクイガ科は以下の4種
・モモシンクイガ
・コブシロシンクイ
・オオモンシロシンクイ
・クロボシシロオオシンクイ
夜間自宅の外灯に飛来したモモシンクイガ(北海道中部)
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