こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

フジミドリシジミ

2013年12月21日 |  ●シジミチョウ科

フジミドリシジミ Sibataniozephyrus fujisanus
2012年5月 [羽化] 北海道産 

分布[日本各地] 時期[7月] 開張[32-34㎜]
ホスト[ブナ・イヌブナなど]
写真の個体は羽化したフジミドリシジミを室内にて撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。

フジミドリは山地のブナ帯・自然林を好み、二次林にはほとんど生息しない、日本各地に分布する(※ 北海道では南部のブナ帯のみ)。
成虫は暖地では6月中旬-6月下旬、寒冷地では7月中旬-7月下旬に発生し、主に午後~夕刻に活動する。
他のゼフィルスの仲間に比べると発生が早く、成虫は普段高いブナの樹高にいてなかなか降りてこない為、完品で採集するのはなかなか難しい種。
卵は他のゼフ卵よりも大きく、まさに純白と言う言葉がしっくりとはまる綺麗な白色をしている。
また卵の大きさの割には、成虫は以外と小型なので驚いてしまう。
日本特産種で、近畿地方のフジミドリシジミは地球温暖化の影響で個体数は減少しているそうです。
最初に富士山で発見されたのでこの名がある。


 採卵ワンポイントアドバイス
[山地のブナ帯で、日当たりが悪く風通しの悪いブナのひこばえ、又は細い枝に一卵ずつ産み付けられる事が多い]


【成長過程】

    
[孵化]2㎜        [2齢]5㎜        [3齢]9㎜        [終齢]16㎜       [蛹]
※ 画像をクリックすると拡大致します。


【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】

    
アイノミドリシジミ    ウスイロオナガシジミ   ウラキンシジミ     ウラクロシジミ      ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ]   [ミズナラ・カシワ]    [アオダモ]       [マンサク]        [イボタ]

    
ウラジロミドリシジミ   ウラナミアカシジミ    ウラミスジシジミ    エゾミドリシジミ      オオミドリシジミ
[カシワ]         [コナラ]         [カシワ・ミズナラ]    [ミズナラ]        [ミズナラ]

    
オナガシジミ       キタアカシジミ      アカシジミ        ムモンアカシジミ     ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ]       [カシワ]         [ミズナラ・コナラ]    [樹木とアブラムシ]   [ミズナラ]

     
ハヤシミドリシジミ   ミズイロオナガシジミ  フジミドリシジミ     メスアカミドリシジミ   ミドリシジミ
[カシワ]         [ミズナラ・カシワ]   [ブナ]           [サクラ]          [ハンノキ類]
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アオゴミムシ

2013年12月20日 |  ●オサムシ科

アオゴミムシ Chlaenius pallipes
2013年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-9月] 体長[13-14㎜]
ホスト[小昆虫やミミズを捕らえて食べる]
写真の個体は河原付近の泥炭地で撮影したアオゴミムシ。

日本各地の平地~山地に生息するゴミムシの仲間。
各地に普通で、上翅の緑色の輝きがとても美しい反面、刺激を与えると強烈な異臭を放つ。



2013年6月 北海道 アオゴミムシ



2010年9月 北海道 アオゴミムシ


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ミドリシジミ

2013年12月19日 |  ●シジミチョウ科

ミドリシジミ Neozephyrus japonicus ♀
2011年8月 北海道 

分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[31-37㎜]
ホスト[ハンノキ類など]
写真の個体は2011.8.24 にイタドリの葉上にいたミドリシジミを撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。

成虫は平地~山地の渓流沿いに生息し、特に低地の湿地帯で多く見られる。
年1回の発生で、暖地では6月、寒冷地では7月-8月に見られる。
♂は樹頂で縄張りを張り、自分の縄張りに入ってきた別の♂を必死に追い払う。
裏翅は♂♀ともに灰褐色であるが、♂の表翅は金緑色で、その周囲は黒い色で縁取られる。
♀の表翅は全体黒色で、前翅に青紫色や橙赤色に輝く模様をもつものから、無紋のタイプまで存在する。



2011年7月 北海道 ミドリシジミ



ミドリシジミ オスの標本




ミドリシジミ メスの標本


 採卵ワンポイントアドバイス
[湿地付近のハンノキ類で直径5-10㎝程の枝のまたや、冬芽の付け根などに一卵ずつ産む事が多く、
時に樹皮にまとめて複数卵産み付けられる事もある]



【成長過程】

   
[孵化]1.5㎜      [2齢]3㎜        [2齢]5㎜        [2齢]6㎜
※ 画像をクリックすると拡大致します。


【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】

    
アイノミドリシジミ    ウスイロオナガシジミ   ウラキンシジミ     ウラクロシジミ      ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ]   [ミズナラ・カシワ]    [アオダモ]       [マンサク]        [イボタ]

    
ウラジロミドリシジミ   ウラナミアカシジミ    ウラミスジシジミ    エゾミドリシジミ      オオミドリシジミ
[カシワ]         [コナラ]         [カシワ・ミズナラ]    [ミズナラ]        [ミズナラ]

    
オナガシジミ       キタアカシジミ      アカシジミ        ムモンアカシジミ     ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ]       [カシワ]         [ミズナラ・コナラ]    [樹木とアブラムシ]   [ミズナラ]

     
ハヤシミドリシジミ   ミズイロオナガシジミ  フジミドリシジミ     メスアカミドリシジミ   ミドリシジミ
[カシワ]         [ミズナラ・カシワ]   [ブナ]           [サクラ]          [ハンノキ類]
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アカマダラメイガ

2013年12月18日 |  ●メイガ・ツトガ科

アカマダラメイガ Oncocera semirubella
2013年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-8月] 開張[22-28㎜]
ホスト[マメ科(メドハギ)・シロツメクサ・ミヤコグサなど]
写真の個体は夜間外灯付近の鉄柱で静止していたアカマダラメイガを撮影。

メイガ科マダラメイガ亜科に属する小型の蛾で、日本各地で見られるが、
北海道では図鑑によっては分布域外になっていたりする、実際は個体数は少ないものと思われる。
名前の由来は実際はもっと赤い模様が入っている為と思われるが今回の被写体は赤く薄いピンク色が
わずかに認められる。色彩変化が激しい種の様だ。
平地~丘陵地にかけて生息し、成虫は初夏~晩夏にかけて出現する。
触角は長く糸状。



2013年6月 北海道 アカマダラメイガ


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ウラクロシジミ

2013年12月17日 |  ●シジミチョウ科

ウラクロシジミ Iratsume orsedice ♀
2011年5月 [羽化] 北海道産 

分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[30-35㎜]
ホスト[マンサクなど]
写真の個体は羽化したウラクロシジミを室内にて撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。

ウラクロシジミは日本各地に広く分布するが産地はいずれも局地的で、深い渓谷沿い・食樹の多く混じった樹林などに多い。
成虫は年1回発生し、暖地の低山地域に発生する場合は5月下旬-6月下旬、寒冷地では7月上旬-8月に出現する。主に夕刻に活動する。
オスの表翅は光沢のある真珠のような白銀色で、メスは基半部が光沢のない淡白色の斑紋があり、外縁部は広く暗褐色をしている。
裏翅は濃淡二色の縦帯があり、外縁部には黒斑が並ぶ。
他のゼフと比べると若干黒っぽく見えるが、名前の由来[ウラクロ]になるほど裏が黒い訳では無いようです。
夕刻に夕日を浴びて乱舞する様子は、ゼフィルス史上の最高の情景と言われるほど人気の高い種である。



2011年5月 [羽化] 北海道産 ウラクロシジミ ♀



ウラクロシジミ オス(左)とメス(右)の標本


 採卵ワンポイントアドバイス
[冬芽の付け根に一卵ずつ産み付けられる事が多い]


【成長過程】

    
[孵化]2㎜        [2齢]4㎜        [3齢]10㎜       [終齢]16㎜       [蛹]
※ 画像をクリックすると拡大致します。


【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】

    
アイノミドリシジミ    ウスイロオナガシジミ   ウラキンシジミ     ウラクロシジミ      ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ]   [ミズナラ・カシワ]    [アオダモ]       [マンサク]        [イボタ]

    
ウラジロミドリシジミ   ウラナミアカシジミ    ウラミスジシジミ    エゾミドリシジミ      オオミドリシジミ
[カシワ]         [コナラ]         [カシワ・ミズナラ]    [ミズナラ]        [ミズナラ]

    
オナガシジミ       キタアカシジミ      アカシジミ        ムモンアカシジミ     ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ]       [カシワ]         [ミズナラ・コナラ]    [樹木とアブラムシ]   [ミズナラ]

     
ハヤシミドリシジミ   ミズイロオナガシジミ  フジミドリシジミ     メスアカミドリシジミ   ミドリシジミ
[カシワ]         [ミズナラ・カシワ]   [ブナ]           [サクラ]          [ハンノキ類]
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アオセダカシャチホコ

2013年12月16日 |  ●シャチホコガ科

アオセダカシャチホコ Rabtala splendida ♂
2011年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-8月] 開張[55-65㎜]
ホスト[不明]
写真の個体は夜間外灯下の道路で静止していたアオセダカシャチホコを撮影。

♂の触角は先端まで櫛歯状、♀は糸状。
頭部は白色、上翅は黄色と青緑色・白色で大型のシャチホコガの仲間。
セダカシャチホコと似ているが、アオセダカシャチホコの方が白い部分が多く数も少ない。
また、上翅の内外横線は明瞭で後縁のところで互に近づいている。



2011年8日 北海道 アオセダカシャチホコ ♀



2011年7月 北海道 アオセダカシャチホコ ♂



2013年7月 北海道 アオセダカシャチホコ ♂



2012年6月 北海道 アオセダカシャチホコ ♂



2012年6月 北海道 アオセダカシャチホコ ♂



2012年6月 北海道 アオセダカシャチホコ ♂


[アオセダカシャチホコの♂♀の触角]

 
♀の触角         ♂の触角
※ 画像をクリックすると拡大します。


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ミズイロオナガシジミ

2013年12月15日 |  ●シジミチョウ科

ミズイロオナガシジミ Antigius attilia
2011年7月 北海道 

分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[23-28㎜]
ホスト[コナラ・ミズナラ・カシワなど]
写真の個体は2011.7.12に葉の上にいたミズイロオナガシジミを撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。

成虫は平地~山地の広葉樹林で見られ、年1回発生。
暖地では6月-7月、寒冷地では7月-8月頃に見られる。日中は葉上や葉の裏などで休んでいる事が多く主に夕刻に活動。
ゼフィルスの中でも比較的生息地の広い種で、公園や住宅街などでも見られることがある。
裏翅は綺麗な灰白色で、黒い帯が2本走り後翅の黒帯はL型になっている、尾状突起は長く先が白い。
表翅は黒色で、後翅にわずかに水色の斑が乗る。
♂と♀はとても良く似ていて外見での区別は難しい。



2011年7月 北海道 ミズイロオナガシジミ
夜間外灯の支柱で静止していたミズイロオナガシジミを撮影。



2011年6月 [羽化] 北海道産 ミズイロオナガシジミ
ミズナラで採卵したミズイロオナガシジミ


 採卵ワンポイントアドバイス
[1年枝で直径5㎜から10㎜程度の太さの枝のまたの部分で見つかる事が多いが、太い枝の窪みなどでも見つかる。
一度にまとまって採れる事が少ない為、本種のみを狙うよりは副産物として探す方がオススメです、卵は一卵ずつ産み付けられる事が多い]



【成長過程】

    
[孵化]2㎜        [2齢]4.5㎜      [3齢]10㎜       [終齢]15㎜       [蛹]
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【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】

    
アイノミドリシジミ    ウスイロオナガシジミ   ウラキンシジミ     ウラクロシジミ      ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ]   [ミズナラ・カシワ]    [アオダモ]       [マンサク]        [イボタ]

    
ウラジロミドリシジミ   ウラナミアカシジミ    ウラミスジシジミ    エゾミドリシジミ      オオミドリシジミ
[カシワ]         [コナラ]         [カシワ・ミズナラ]    [ミズナラ]        [ミズナラ]

    
オナガシジミ       キタアカシジミ      アカシジミ        ムモンアカシジミ     ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ]       [カシワ]         [ミズナラ・コナラ]    [樹木とアブラムシ]   [ミズナラ]

     
ハヤシミドリシジミ   ミズイロオナガシジミ  フジミドリシジミ     メスアカミドリシジミ   ミドリシジミ
[カシワ]         [ミズナラ・カシワ]   [ブナ]           [サクラ]          [ハンノキ類]
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エゾナガヒゲカミキリ

2013年12月14日 |  ●カミキリムシ科


エゾナガヒゲカミキリ Hirtaeschopalaea nubila (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ニガキ・クワなど
[時 期] 5月~8月
※ 体長は約11㎜~14㎜前後でカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く生息し個体数は少ない。
1属1種の日本特産種の甲虫。
成虫はニガキやクワ類の葉や枝・衰弱した木・伐採木などで見る事が出来るが個体数はそれほど多いものではない。
上翅は鳥の糞の様な複雑な模様をしており、触角は長く特に♂の触角は体長の約3倍ほど。
独特の静止ポーズを取り、触角を揃えてピンと伸ばし手足を折りたたんでいる姿を見る事が多い。
上翅中央には太く白い帯模様が特徴的で、体には白い毛が生えている。



ニガキ幼木にて静止するエゾナガヒゲカミキリ















主にニガキの衰弱木や伐採木などあれば、かなりの個体数も見られる時もある。


 
左:2014年 北海道 エゾナガヒゲカミキリ [ニガキ材から羽化したエゾナガヒゲカミキリ]
右:2012年 北海道 エゾナガヒゲカミキリ [山地で採集し室内にて]


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
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オナガシジミ

2013年12月13日 |  ●シジミチョウ科

オナガシジミ Araragi enthea
2012年6月 [羽化] 北海道産 

分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[27-35㎜]
ホスト[オニグルミなど]
写真の個体は2012.6.19に羽化したオナガシジミを室内にて撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。

成虫は平地~山地の渓谷沿いで見られ、年1回、暖地では7月、寒冷地では7-8月に出現し日中は葉の裏などで休んでいる事が多く、夕刻近くから活発に活動する。
表翅は全体的に黒色で、裏翅は白地に黒いゴマダラ模様で後翅後縁がオレンジ色をしている。尾状突起は長く先端は白い。
後翅裏のオレンジ斑が前翅に続く点で近縁種のミズイロオナガシジミやウスイロオナガシジミと区別できる。



2011年7月 北海道 オナガシジミ


 採卵ワンポイントアドバイス
[独立した日当たりの良い樹で、良く張り出した枝の冬芽やその付近の樹皮に1卵ずつ産み付けられる事が多い]


【成長過程】

     
[1齢]3㎜         [2齢]5㎜        [3齢]10㎜       [終齢]13㎜       [蛹]
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ハヤシミドリシジミ   ミズイロオナガシジミ  フジミドリシジミ     メスアカミドリシジミ   ミドリシジミ
[カシワ]         [ミズナラ・カシワ]   [ブナ]           [サクラ]          [ハンノキ類]
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エゾトラカミキリ

2013年12月12日 |  ●カミキリムシ科

エゾトラカミキリ Oligoenoplus rosti
2011年5月 北海道

分布[北海道・本州・四国] 時期[6-8月] 体長[6-9㎜]
ホスト[センノキ・サワグルミなど]
写真の個体は白い花に来ていたエゾトラカミキリを撮影。

札幌市ではエゾトラカミキリは分布は局地的で、個体数も少ないので見つけるとつい嬉しくなってしまう。
体毛は長めで黒と灰色のグラデーションがとても綺麗な小型のトラカミキリ。
成虫は春から夏にかけて日のあたる白い花などに良く集まるが、やはり複数まとめて見た事がない。
♂の触角は上翅端まで達するが、♀の触角は届かない。



2011年6月 北海道 エゾトラカミキリ



2011年5月 北海道 エゾトラカミキリ



2013年7月 北海道 エゾトラカミキリ


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