(1)急激な円高(76~77円台)で輸出基幹産業を中心に日本経済への損失、国際競争力低下の影響が懸念されている。米国のデフォルト(default)、欧州金融不安による円買いドル売り、円高志向なので、国際的な円高ドル安協調介入も思うようにいかない構図だ。
日本と同じねじれ議会で問題となっていた米国の政府債務の上限引き上げ案も可決されて、今日成立するのでとりあえず円高の流れも落ち着きを見せるのではないのか期待が出てきた。
企業は、円高も円高なら「円高効果」を狙って海外企業の買収に積極的で経営基盤を海外に求めて、海外市場進出による経営強化を展開中だ。総合商社は資源単価の上昇、需要増、円高輸入効果で増益だ。
企業の生命線は、経済効率化による高利潤化なので、どんな経済環境でも「したたか(to tough)」な適応力、戦略を持つものだ。製造業にしても、部品調達を海外に求めて円高対策のメリットはしっかりと実行している。
グローバル化した優良企業はいいとして、国内の中小経営、市場、雇用不安が問題だ。一に雇用、二に雇用と言っていたやめる首相は、すっかり目を向ける先が違ってきたから期待することも土台無理で、このままでは日本優良企業は海外拠点化で流出し、海外企業は日本進出展開という、企業の内外入れ替え現象が起きかねない経済事情だ。
政府、政治がしっかり機能していれば、経済基盤のグローバル化も円高も国民生活にはメリットがない訳ではない。安全、安心、品質、流通が適格な基準、パラダイム(paradigm)でコントロール、監視できれば、品質、価格の費用対効果の高い経済のグローバル化は、すでに日本は日本のことを考えていればいい時代思考ではない。
そろそろ、「グローバル化(globalism)」に感化した思考能力で企業同様、国民生活の「視点」も変わっていい頃だ。ただし、そのためには政治力の機能健全化、信頼、復活が大前提だ。
グローバル経済は、国家間相互の関税撤廃による利益、貿易共有化を促進中に、いまだに政府の過保護のもとに国際競争力に展開しない農業(中間提言で水田面積10倍以上拡大目標)、産業(電力自由化検討)が日本経済の展開力を制限しているようでは時代錯誤と言うものだ。企業の「したたかさ(live to tough)」に学ぶべきだ。
(2)統一球による日本プロ野球も投手力中心に「したたか(to tough)」な野球を展開するチームが上位を占めている。近年、トレーニング練習の科学技術の導入により打撃力が向上し、その分試合運びが「投げて打つ」だけの単純化して、日本野球のち密な作戦(operation)が見られない「大味」のゲームが続く。
野球の「力」の国際競争力をつけるには必要なプロセスかも知れないが、WBC2大会連続世界チャンピオンの日本代表は「スモール・ベースボール」で勝ってきたのだ。
米国メジャーリーグを目指しても「体格」の違いは乗り越えられない。
日本プロ野球も日頃から「したたか(to tough)」な戦略、展開の特徴のあるゲームを見せてほしいものだ。
今のプロ野球、チームとしての戦略(strategy)が見えないのは、やはりつまらないゲーム展開になっている。
「したたか」に生きる(live to tough)は、復興日本のテーゼ(these)だ。
日本と同じねじれ議会で問題となっていた米国の政府債務の上限引き上げ案も可決されて、今日成立するのでとりあえず円高の流れも落ち着きを見せるのではないのか期待が出てきた。
企業は、円高も円高なら「円高効果」を狙って海外企業の買収に積極的で経営基盤を海外に求めて、海外市場進出による経営強化を展開中だ。総合商社は資源単価の上昇、需要増、円高輸入効果で増益だ。
企業の生命線は、経済効率化による高利潤化なので、どんな経済環境でも「したたか(to tough)」な適応力、戦略を持つものだ。製造業にしても、部品調達を海外に求めて円高対策のメリットはしっかりと実行している。
グローバル化した優良企業はいいとして、国内の中小経営、市場、雇用不安が問題だ。一に雇用、二に雇用と言っていたやめる首相は、すっかり目を向ける先が違ってきたから期待することも土台無理で、このままでは日本優良企業は海外拠点化で流出し、海外企業は日本進出展開という、企業の内外入れ替え現象が起きかねない経済事情だ。
政府、政治がしっかり機能していれば、経済基盤のグローバル化も円高も国民生活にはメリットがない訳ではない。安全、安心、品質、流通が適格な基準、パラダイム(paradigm)でコントロール、監視できれば、品質、価格の費用対効果の高い経済のグローバル化は、すでに日本は日本のことを考えていればいい時代思考ではない。
そろそろ、「グローバル化(globalism)」に感化した思考能力で企業同様、国民生活の「視点」も変わっていい頃だ。ただし、そのためには政治力の機能健全化、信頼、復活が大前提だ。
グローバル経済は、国家間相互の関税撤廃による利益、貿易共有化を促進中に、いまだに政府の過保護のもとに国際競争力に展開しない農業(中間提言で水田面積10倍以上拡大目標)、産業(電力自由化検討)が日本経済の展開力を制限しているようでは時代錯誤と言うものだ。企業の「したたかさ(live to tough)」に学ぶべきだ。
(2)統一球による日本プロ野球も投手力中心に「したたか(to tough)」な野球を展開するチームが上位を占めている。近年、トレーニング練習の科学技術の導入により打撃力が向上し、その分試合運びが「投げて打つ」だけの単純化して、日本野球のち密な作戦(operation)が見られない「大味」のゲームが続く。
野球の「力」の国際競争力をつけるには必要なプロセスかも知れないが、WBC2大会連続世界チャンピオンの日本代表は「スモール・ベースボール」で勝ってきたのだ。
米国メジャーリーグを目指しても「体格」の違いは乗り越えられない。
日本プロ野球も日頃から「したたか(to tough)」な戦略、展開の特徴のあるゲームを見せてほしいものだ。
今のプロ野球、チームとしての戦略(strategy)が見えないのは、やはりつまらないゲーム展開になっている。
「したたか」に生きる(live to tough)は、復興日本のテーゼ(these)だ。