いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

魔法の美しい水。 magical beautiful water

2017-05-01 20:26:52 | 日記
 (1)NHKのドキュメント番組で寝たきりの高年令の被介護者が水分補給を増やしたところ順調に回復し、5日間で立ち上がり自ら化粧をするまでになった事例が紹介されていた。
 人間の身体構造の70%は「水」といわれるなかで、水分補給(magical beautiful water)の大切さ必要性をあらためて認識させられた。

 (2)74才のポール・マッカートニーが来日して昨日まで武道館、東京ドームで4日間コンサートを開催していた。報道によるとコンサート初日の武道館では31曲を水も飲まずに歌い演奏したとある。

 ポールがコンサート中にあまり水分補給をしないのはこれまでのコンサートでも実証ずみだが、ポールが特別な身体能力の持ち主でもあるのだろう。
 でも冒頭の事例をみると水分補給は科学的にも医学的にも身体構造的にも効果があるとわかるもので油断は禁物だ。

 (3)ビートルズ時代は30分のコンサートがルーティン(routine)だったので水分補給がどうのという問題でもなかったので、現在のポールがコンサート中に水を飲まないのにはもともと違和感はない。

 それでも何年か前の来日では腹部に異常を訴えての治療専念ですべてのコンサートを中止することになって、ひょっとしたらあまり水分を補給しない身体的影響が出たのではないのかと危惧される。

 (4)われわれの若い頃(子ども)は真夏でも水分をあまり補給しないことが強い身体能力をつくるといわれてガマンの精神を忍従させられたが、いつの頃から水分補給の大切さが社会共通認識となって今日的社会は多くの人が外出時にペットボトルの水などを持参して随時水分を補給するのが普通となっている。

 人間の身体構造の70%が水分ということを考えれば水分補給が必要なことは理解できるが、もちろん昔も水分補給をしないことが強い身体をつくるといわれてもそれは運動中のことであり、まったく水分を補給しなかったわけではなくそのことによってヤワな身体になったとも思わずに水分補給の仕方、適性、方法論(methodology)にもいろいろある冒頭の2事例だ。

 (5)いつの頃から水分補給の大切さが言われるようになったのかだが、水道の水をそのまま飲んでいた時代から水分も品質として管理されて精製されたものが市場で売られるようになったことと関係しているのではないのか。

 日本は森林、山岳自然に恵まれて上質(superior quality)の自然水が豊富で、今でも山深く入ると谷川の水はきれいで美しい。
 外国ではまず水道水は飲むことができないという共通認識で、精製された上質水を購入して飲料水にしている。

 (6)この文化が本来上質の自然水が豊富な日本にも輸入されて、ペットボトル水文化が定着していつでもどこでも水分補給ができる文化が定着していった。
 パラドックス(paradox)として日本の上質の豊富な自然水は海外からの投資の対象になって、一時中国などの海外投資家の山林、自然水買占めが話題となった。

 

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