(1)トランプ大統領は20日バイデン新大統領が就任するまでは米国大統領だ。自由主義米国で大統領のツイッターが提供ソーシャルメディアから次々に削除、凍結されている。言論の自由を代表、標榜する米国では考えられない事態だ。
民主主義は少数意見をも尊重するのが理念だが、トランプ大統領支持層はバイデン新大統領と国内を二分する勢力を持ち、少数意見とはいえない事情もある。
(2)これにエビデンスのない(根も葉もない)都合のいいトランプツイッター、演説で支持者をあおり、煽動してついには暴徒と化した支持者の米国議会議事堂乱入事件を引き起こして、ソーシャルメディアが社会的悪用影響を危惧してアカウントを凍結する強硬手段に出た。
これに対してトランプ大統領は「米国にひどいことをしており、壊滅的な過ちを犯している」(報道)と非難している。この期に及んで、自らの招いた責任なのに米国大統領としての自負は持ち合わせているようだ。
(3)トランプ大統領は支持層にはカリスマ性がある。大統領選中の約束、政策はしっかり実施、実行しており、言うだけの大統領ではない(が、世界的な理解、支持はない)。米国と対峙して影響力の持つ中国、ロシアに対しては米国の利益を守るために敵対関係を強めて徹底的に対抗する。
その分、国際協調、規律を破壊して、これまでの覇権国家米国の役割、責任を放棄して、世界、米国内に分断と混乱を引き起こしているが、強い米国を願望する米国民の精神安定剤、ストレス解消にはなっている。
(4)前出の「米国にひどいことをしており、壊滅的な過ちを犯している」(トランプ発言)はそのままトランプ大統領に向けられるべき言葉だが、本人は意に介していないようだ。こういうトランプ大統領を選んだのも米国民であり、後始末に追われている米国社会だが、今は依然今回大統領選獲得7400万票の岩盤支持と対峙しなければならない分断社会だ。
伏線は弱腰批判を受けた前民主党オバマ大統領、政権であり、それを覆す揺り戻しのこれまでの共和党執行部政権ではなくGDP桁違いの世界一の米国経済の恩恵を受けてこなかった経済弱者の白人マイノリティの固い岩盤支持層に向かった米国、世界の社会変化、変革にある。
(5)世界はソ連の崩壊で唯一の覇権国家となった米国が石油獲得政策で中東に介入して、イラン、イラク、イスラム圏と対峙してこれにつけ込んで国際テロ組織、イスラム過激派の台頭を招いて、米国を代表とする民主主義、資本主義が攻撃されて解決能力を持たずに衰退、後退して、これに代わって世界的な極右勢力、共産主義、社会主義独裁国家の台頭で今日的世界は民主主義国家に代わって権威主義的な国家が数的優位に立つという逆転現象だ。
そういう中での米国トランプ大統領の出現であり、その反省、自戒としてのトランプ時代の終焉(the end of life of trump era)だ。
民主主義は少数意見をも尊重するのが理念だが、トランプ大統領支持層はバイデン新大統領と国内を二分する勢力を持ち、少数意見とはいえない事情もある。
(2)これにエビデンスのない(根も葉もない)都合のいいトランプツイッター、演説で支持者をあおり、煽動してついには暴徒と化した支持者の米国議会議事堂乱入事件を引き起こして、ソーシャルメディアが社会的悪用影響を危惧してアカウントを凍結する強硬手段に出た。
これに対してトランプ大統領は「米国にひどいことをしており、壊滅的な過ちを犯している」(報道)と非難している。この期に及んで、自らの招いた責任なのに米国大統領としての自負は持ち合わせているようだ。
(3)トランプ大統領は支持層にはカリスマ性がある。大統領選中の約束、政策はしっかり実施、実行しており、言うだけの大統領ではない(が、世界的な理解、支持はない)。米国と対峙して影響力の持つ中国、ロシアに対しては米国の利益を守るために敵対関係を強めて徹底的に対抗する。
その分、国際協調、規律を破壊して、これまでの覇権国家米国の役割、責任を放棄して、世界、米国内に分断と混乱を引き起こしているが、強い米国を願望する米国民の精神安定剤、ストレス解消にはなっている。
(4)前出の「米国にひどいことをしており、壊滅的な過ちを犯している」(トランプ発言)はそのままトランプ大統領に向けられるべき言葉だが、本人は意に介していないようだ。こういうトランプ大統領を選んだのも米国民であり、後始末に追われている米国社会だが、今は依然今回大統領選獲得7400万票の岩盤支持と対峙しなければならない分断社会だ。
伏線は弱腰批判を受けた前民主党オバマ大統領、政権であり、それを覆す揺り戻しのこれまでの共和党執行部政権ではなくGDP桁違いの世界一の米国経済の恩恵を受けてこなかった経済弱者の白人マイノリティの固い岩盤支持層に向かった米国、世界の社会変化、変革にある。
(5)世界はソ連の崩壊で唯一の覇権国家となった米国が石油獲得政策で中東に介入して、イラン、イラク、イスラム圏と対峙してこれにつけ込んで国際テロ組織、イスラム過激派の台頭を招いて、米国を代表とする民主主義、資本主義が攻撃されて解決能力を持たずに衰退、後退して、これに代わって世界的な極右勢力、共産主義、社会主義独裁国家の台頭で今日的世界は民主主義国家に代わって権威主義的な国家が数的優位に立つという逆転現象だ。
そういう中での米国トランプ大統領の出現であり、その反省、自戒としてのトランプ時代の終焉(the end of life of trump era)だ。