人気の無いモニタールームで黙って座り続けるリュウ。彼がウルトラ五つの誓いの色紙を眺めているとミライがやってきた。ミライにヒカリがセリザワならば、何故戻ってこないのかを問う。返答に困るミライをよそに、リュウは就寝した。ミライは1人でセリザワの下を訪れ、GUYSに帰還するよう頼み込む。だがそこへ再生怪獣サラマンドラが姿を現した。
セリザワはボガール亡き後も怪獣が出現し続けていることに疑問を感じ、ミライにもそれを問う。2人はウルトラマンへと変身し、サラマンドラへ立ち向かう。だがメビュームシュートを喰らってもサラマンドラは倒れなかった。モニタールームでその様子を見て出動しようとするリュウ。その時サラマンドラの火球がメビウスを直撃した。今度はヒカリがサラマンドラと交戦する。サラマンドラを投げ飛ばし、ナイトブレードで一刀両断するヒカリ。その強さに感激するテッペイとジョージだが、リュウはどこか不満げに1人モニタールームを飛び出した。セリザワさえいれば、自分たちも、メビウスもいらない・・・そう感じるリュウだった。
倒したはずのサラマンドラが再度出現した。細胞片から復活を果たしたのだ。「ウルトラマンがいなければ倒せないのか」という補佐官に激怒するリュウ。「地球は我々人類の手で守らなければならない」その言葉に頷く一同。サコミズはリュウに何か考えがあるのかと問う。リュウはスペシウム弾頭弾連発で倒そうというのだ。微かに不安がるジョージに「やる前からしくじること考えててその先にいけるか!」と言うリュウ。その言葉にやる気を出すジョージ、マリナ、そしてミライ。ガンウインガーとガンローダーに分離しマニューバモードに突入する3機。ガンブースターが火炎を弾き、ガンローダーがブリンガーファンでチャンスを作ったところに一斉発射するリュウ。だが煙の中から再びサラマンドラが現れた。その火炎を受けたのはヒカリだった。だがそのヒカリの支援を「手を出すな!これは俺たちの戦いなんだ!」と断るリュウ。「限界まで戦い抜いたときにウルトラマンは現れてくれる」セリザワから教わったその言葉を胸に再び戦いに挑むGUYS。マニューバモードの限界は既に過ぎている。しかし「彼らの戦いはこれから」と言うサコミズ。
その時テッペイがサラマンドラの再生酵素を分泌しているのが喉だと発見する。しかしそのためには火球に正面から立ち向かわなければならない。それを可能にする唯一の戦法がかつてリュウがセリザワから仕込まれた「フォーメーション・ヤマト」だった。二機一組で行うこの戦法を試みようとするミライを「そう簡単にこなせてたまるか」と制止するリュウ。だがミライは「やる前から失敗することを考えていてはその先には進めません!」と叫ぶ。
「やらせてください!フォーメーション・ヤマト!」そのミライの言葉を受け、彼に命を預け実行に移すリュウ。火球を避けつつガンブースターはぎりぎりまでサラマンドラに接近し衝突寸前で急上昇。そしてその背後のガンウインガーを駆るリュウはウイングレッドブラスターを喉めがけて放った。見事光線は命中し、弱弱しくうなり声をあげるサラマンドラ。GUYSの活躍をヒカリ=セリザワはしっかりと見ていた。
再生が封じられたサラマンドラに今度はヒカリが戦いを挑む。だが火球を胸に受け、カラータイマーも赤く点滅し始める。その危機を救ったのはメビウスだった。サラマンドラを押し戻し、果敢に攻め立てるメビウス。膝をつくヒカリに手を差し伸べるメビウス。その手を握り締め、ヒカリは再び立ち上がった。そしてメビュームシュートとナイトシュートの直撃を食らい、サラマンドラは消滅した。
戦いの後、異空間でナイトブレスをメビウスに「来るべき戦いのため」に託すヒカリ。「お前に会えてよかった。でなければウルトラマンとしての俺は無い」「僕だけではない、今のあなたがあるのは・・・」
セリザワはリュウに「強くなったな」と声をかける。その言葉に嬉しそうに微笑むリュウ。「メビウスを、GUYSを頼んだぞ」セリザワ=ヒカリは地球を去ろうとしていた。青白い光に包まれ空に上るヒカリを見つめるクルーたち。そして天から金色の光が降り注ぎ、その光に向かうヒカリ。リュウは走り出していた。「お前なんかもう帰ってくんな!」と走りながら叫ぶリュウ。
「ウルトラ5つの誓い、ひとつ!」そのリュウの言葉に「腹ペコのまま学校へ行かぬこと!」とミライ。「ひとつ!」「天気のいい日は布団を干すこと!」ジョージが叫んだ。「ひとつ!」「道を歩くときには車に気をつけること!」マリナも叫ぶ。「ひとつ!」「他人の力を頼りにしないこと!」テッペイが力強く叫ぶ。「ひとつ!」「土の上を裸足で走り回って遊ぶこと!」コノミが最後にそう叫んだ。「ちゃんというんだぜ!ウルトラマンの言葉はしっかり伝わってるてな!」リュウの言葉を聞き届け、ヒカリは光の国へと帰って行った。リュウの肩をたたくサコミズ。その時初めてリュウは彼のことを「サコミズ隊長」と呼んだ。改めて地球を守りぬく決意を固めた一同は手を重ねた。
「人間が限界まで戦い抜いたときにウルトラマンは現れる」ウルトラシリーズ共通点がこれだ。地球は元々人類や動物、植物たちの星。自分たちの星を自分たちで守るのは当然だ。守ろうともせずただ見ているだけではウルトラマンは現れてくれない。人間として限界まで戦い抜いたときにこそウルトラマンは現れてくれるのだ。
「地球は我々人類の手で守りぬかなければならない」この言葉はリュウの言うように彼らの大先輩であるウルトラ警備隊のキリヤマ隊長が去り行くセブンを見送ったときに言った言葉である。
「ウルトラ5つの誓い」は帰ってきたウルトラマン最終回のときに次郎少年が郷から教わったもの。メビウスでもこの誓いは第1話でリュウがセリザワから教わったものを復唱している。そのセリザワは友人から教えてもらったというのだが、その友人とは誰なのだろう?
そしてヒカリが帰ってしまった。メビウスに「来るべき戦い」のためにナイトブレスを託したが、果たしてその戦いとはどのような戦いだろうか。次回そのナイトブレスの意味が明かされる。
最後にリュウが初めてサコミズ「隊長」と呼んだ。今まで「サコミズさん」だったが、今回のことで何か彼の中でも決心が付いたのだろう。
セリザワはボガール亡き後も怪獣が出現し続けていることに疑問を感じ、ミライにもそれを問う。2人はウルトラマンへと変身し、サラマンドラへ立ち向かう。だがメビュームシュートを喰らってもサラマンドラは倒れなかった。モニタールームでその様子を見て出動しようとするリュウ。その時サラマンドラの火球がメビウスを直撃した。今度はヒカリがサラマンドラと交戦する。サラマンドラを投げ飛ばし、ナイトブレードで一刀両断するヒカリ。その強さに感激するテッペイとジョージだが、リュウはどこか不満げに1人モニタールームを飛び出した。セリザワさえいれば、自分たちも、メビウスもいらない・・・そう感じるリュウだった。
倒したはずのサラマンドラが再度出現した。細胞片から復活を果たしたのだ。「ウルトラマンがいなければ倒せないのか」という補佐官に激怒するリュウ。「地球は我々人類の手で守らなければならない」その言葉に頷く一同。サコミズはリュウに何か考えがあるのかと問う。リュウはスペシウム弾頭弾連発で倒そうというのだ。微かに不安がるジョージに「やる前からしくじること考えててその先にいけるか!」と言うリュウ。その言葉にやる気を出すジョージ、マリナ、そしてミライ。ガンウインガーとガンローダーに分離しマニューバモードに突入する3機。ガンブースターが火炎を弾き、ガンローダーがブリンガーファンでチャンスを作ったところに一斉発射するリュウ。だが煙の中から再びサラマンドラが現れた。その火炎を受けたのはヒカリだった。だがそのヒカリの支援を「手を出すな!これは俺たちの戦いなんだ!」と断るリュウ。「限界まで戦い抜いたときにウルトラマンは現れてくれる」セリザワから教わったその言葉を胸に再び戦いに挑むGUYS。マニューバモードの限界は既に過ぎている。しかし「彼らの戦いはこれから」と言うサコミズ。
その時テッペイがサラマンドラの再生酵素を分泌しているのが喉だと発見する。しかしそのためには火球に正面から立ち向かわなければならない。それを可能にする唯一の戦法がかつてリュウがセリザワから仕込まれた「フォーメーション・ヤマト」だった。二機一組で行うこの戦法を試みようとするミライを「そう簡単にこなせてたまるか」と制止するリュウ。だがミライは「やる前から失敗することを考えていてはその先には進めません!」と叫ぶ。
「やらせてください!フォーメーション・ヤマト!」そのミライの言葉を受け、彼に命を預け実行に移すリュウ。火球を避けつつガンブースターはぎりぎりまでサラマンドラに接近し衝突寸前で急上昇。そしてその背後のガンウインガーを駆るリュウはウイングレッドブラスターを喉めがけて放った。見事光線は命中し、弱弱しくうなり声をあげるサラマンドラ。GUYSの活躍をヒカリ=セリザワはしっかりと見ていた。
再生が封じられたサラマンドラに今度はヒカリが戦いを挑む。だが火球を胸に受け、カラータイマーも赤く点滅し始める。その危機を救ったのはメビウスだった。サラマンドラを押し戻し、果敢に攻め立てるメビウス。膝をつくヒカリに手を差し伸べるメビウス。その手を握り締め、ヒカリは再び立ち上がった。そしてメビュームシュートとナイトシュートの直撃を食らい、サラマンドラは消滅した。
戦いの後、異空間でナイトブレスをメビウスに「来るべき戦いのため」に託すヒカリ。「お前に会えてよかった。でなければウルトラマンとしての俺は無い」「僕だけではない、今のあなたがあるのは・・・」
セリザワはリュウに「強くなったな」と声をかける。その言葉に嬉しそうに微笑むリュウ。「メビウスを、GUYSを頼んだぞ」セリザワ=ヒカリは地球を去ろうとしていた。青白い光に包まれ空に上るヒカリを見つめるクルーたち。そして天から金色の光が降り注ぎ、その光に向かうヒカリ。リュウは走り出していた。「お前なんかもう帰ってくんな!」と走りながら叫ぶリュウ。
「ウルトラ5つの誓い、ひとつ!」そのリュウの言葉に「腹ペコのまま学校へ行かぬこと!」とミライ。「ひとつ!」「天気のいい日は布団を干すこと!」ジョージが叫んだ。「ひとつ!」「道を歩くときには車に気をつけること!」マリナも叫ぶ。「ひとつ!」「他人の力を頼りにしないこと!」テッペイが力強く叫ぶ。「ひとつ!」「土の上を裸足で走り回って遊ぶこと!」コノミが最後にそう叫んだ。「ちゃんというんだぜ!ウルトラマンの言葉はしっかり伝わってるてな!」リュウの言葉を聞き届け、ヒカリは光の国へと帰って行った。リュウの肩をたたくサコミズ。その時初めてリュウは彼のことを「サコミズ隊長」と呼んだ。改めて地球を守りぬく決意を固めた一同は手を重ねた。
「人間が限界まで戦い抜いたときにウルトラマンは現れる」ウルトラシリーズ共通点がこれだ。地球は元々人類や動物、植物たちの星。自分たちの星を自分たちで守るのは当然だ。守ろうともせずただ見ているだけではウルトラマンは現れてくれない。人間として限界まで戦い抜いたときにこそウルトラマンは現れてくれるのだ。
「地球は我々人類の手で守りぬかなければならない」この言葉はリュウの言うように彼らの大先輩であるウルトラ警備隊のキリヤマ隊長が去り行くセブンを見送ったときに言った言葉である。
「ウルトラ5つの誓い」は帰ってきたウルトラマン最終回のときに次郎少年が郷から教わったもの。メビウスでもこの誓いは第1話でリュウがセリザワから教わったものを復唱している。そのセリザワは友人から教えてもらったというのだが、その友人とは誰なのだろう?
そしてヒカリが帰ってしまった。メビウスに「来るべき戦い」のためにナイトブレスを託したが、果たしてその戦いとはどのような戦いだろうか。次回そのナイトブレスの意味が明かされる。
最後にリュウが初めてサコミズ「隊長」と呼んだ。今まで「サコミズさん」だったが、今回のことで何か彼の中でも決心が付いたのだろう。