小説版の「仮面ライダーW」を読みました。オーズやカブトと一緒にしばらく積んであったのは気にするな!(汗。
「人生最大の風邪」で倒れた相棒に代わり、「左翔太郎」として事件解決に乗り出すこととなったフィリップ。依頼人は風都の資産家・禅空寺一族の香澄という人物であり、近頃死んだ祖父の名を語り、一族が相次いで襲撃される事件が発生しているという。
帽子を被り、禅空寺グループが経営しているZENONリゾートに赴いたフィリップと亜樹子。そこで様々な動物の能力を発現するドーパント、さらにもう1人謎のドーパントが出現する。相棒が変身できない状況に陥った時、フィリップは仮面ライダーサイクロンに変身する!
「BとYの間において~」とあったので、劇中のエクストリーム進化回である「風が呼ぶB」と、霧彦妹登場回である「Yの悲劇」の間の物語のようです。「Zを継ぐ者」というサブタイトルがつけられていますが、これもちゃんと2つの意味が込められていました。
始まったのが2009年ですから、もう4年くらい前になるんですよね・・・懐かしさを感じつつも、会話や行動を読んでいると、テレビの中でフィリップたちが動いている絵が想像できました。特に亜樹子が生き生きとしているのが目に浮かびやすいです(笑。
フィリップが主だって事件の捜査に当たるという珍しいパターン。なのでファングジョーカーが主役となるのですが、相棒が倒れているためイマイチ活躍しきれず。映画といい、オールドの時といい、ファングジョーカーはカッコイイのに活躍の機会がさほど多くないのが残念。でもライダーツインマキシマムは最高でした。
そして既にゲームにも登場したという、小説オリジナルライダー・仮面ライダーサイクロン。フィリップが1人で戦わなければならなくなった時に、シュラウドがロストドライバーを授けてくれる、という形で変身することに。仮面ライダージョーカーのように、サイクロンの力が最大限発揮された、スピードあふれる戦闘スタイルのようです。必殺技は手刀。ライダーチョップで良いんでしょうか?
ダブルだけでなく、もちろんアクセル=照井竜も登場します。翔太郎を名乗るフィリップを「フィダリ」と呼んでしまったシーンは笑いましたw
敵ドーパントは「Z」を冠する2体の新ドーパント。1体は使い方次第ではまさしく反則クラス。「キマイラ」や「鵺」といった候補もあがっていましたが、そのドーパントも見てみたい。両者ともに、別のライダーで登場していますね。他にも組織関係者が変身する多数のドーパントが出現します。
メモリ使用者やその事情に関しては何となく察しがついていたのですが、それ以外にもテレビ本編の今後の展開を予期させるような話題がちらほらと。CJXの細胞サンプル採取はクレイドール・エクストリームでしょうし、今回の事件の裏にある組織の研究施設で開発されていた「ガイアメモリをアップグレードさせる装置」は「仮面ライダーアクセル」で出てきます。「究極のW」ことサイクロンアクセルエクストリームの存在なども仄めかされており、もう1度本編が見たくなってくる小説でした。「サイクロン」「ルナ」「トリガー」の3本で発動する、ビッカーファイナリュージョンが出てきたのは嬉しい所。最後はきっちりダブルで締めるのは、仮面ライダーWとしてしっくりきますね。
他にもダブルドライバーの機構についての説明がなされたりと、読んで初めて気づくこともあったり。
「疑い抜いて、信じ抜く」。翔太郎の普段のやり方を真似しようにも、壁にぶつかってしまったフィリップ。翔太郎の普段のスタンスが、どれほどの信念に基づいて行われているのか伝わってきました。容疑者を疑い、依頼人を信じ抜く。言うのは簡単でも、実行するのは難しいでしょう。役割を交代したことで見えてくるものもありましたし、今回の一軒はフィリップにとって、大きな経験となったことだと思います。
依頼人の香澄に対してイマイチ締まりきらないのは、彼自身もまたハーフボイルドということでしょうかw
小説の中で生き生きと、本編同様に動き回るフィリップたち。映像で無いとはいえ、もう1度会えたことが嬉しかったです。現在はオーズの小説を読書中。「バースの章」の主役が予想外すぎましたw
「人生最大の風邪」で倒れた相棒に代わり、「左翔太郎」として事件解決に乗り出すこととなったフィリップ。依頼人は風都の資産家・禅空寺一族の香澄という人物であり、近頃死んだ祖父の名を語り、一族が相次いで襲撃される事件が発生しているという。
帽子を被り、禅空寺グループが経営しているZENONリゾートに赴いたフィリップと亜樹子。そこで様々な動物の能力を発現するドーパント、さらにもう1人謎のドーパントが出現する。相棒が変身できない状況に陥った時、フィリップは仮面ライダーサイクロンに変身する!
「BとYの間において~」とあったので、劇中のエクストリーム進化回である「風が呼ぶB」と、霧彦妹登場回である「Yの悲劇」の間の物語のようです。「Zを継ぐ者」というサブタイトルがつけられていますが、これもちゃんと2つの意味が込められていました。
始まったのが2009年ですから、もう4年くらい前になるんですよね・・・懐かしさを感じつつも、会話や行動を読んでいると、テレビの中でフィリップたちが動いている絵が想像できました。特に亜樹子が生き生きとしているのが目に浮かびやすいです(笑。
フィリップが主だって事件の捜査に当たるという珍しいパターン。なのでファングジョーカーが主役となるのですが、相棒が倒れているためイマイチ活躍しきれず。映画といい、オールドの時といい、ファングジョーカーはカッコイイのに活躍の機会がさほど多くないのが残念。でもライダーツインマキシマムは最高でした。
そして既にゲームにも登場したという、小説オリジナルライダー・仮面ライダーサイクロン。フィリップが1人で戦わなければならなくなった時に、シュラウドがロストドライバーを授けてくれる、という形で変身することに。仮面ライダージョーカーのように、サイクロンの力が最大限発揮された、スピードあふれる戦闘スタイルのようです。必殺技は手刀。ライダーチョップで良いんでしょうか?
ダブルだけでなく、もちろんアクセル=照井竜も登場します。翔太郎を名乗るフィリップを「フィダリ」と呼んでしまったシーンは笑いましたw
敵ドーパントは「Z」を冠する2体の新ドーパント。1体は使い方次第ではまさしく反則クラス。「キマイラ」や「鵺」といった候補もあがっていましたが、そのドーパントも見てみたい。両者ともに、別のライダーで登場していますね。他にも組織関係者が変身する多数のドーパントが出現します。
メモリ使用者やその事情に関しては何となく察しがついていたのですが、それ以外にもテレビ本編の今後の展開を予期させるような話題がちらほらと。CJXの細胞サンプル採取はクレイドール・エクストリームでしょうし、今回の事件の裏にある組織の研究施設で開発されていた「ガイアメモリをアップグレードさせる装置」は「仮面ライダーアクセル」で出てきます。「究極のW」ことサイクロンアクセルエクストリームの存在なども仄めかされており、もう1度本編が見たくなってくる小説でした。「サイクロン」「ルナ」「トリガー」の3本で発動する、ビッカーファイナリュージョンが出てきたのは嬉しい所。最後はきっちりダブルで締めるのは、仮面ライダーWとしてしっくりきますね。
他にもダブルドライバーの機構についての説明がなされたりと、読んで初めて気づくこともあったり。
「疑い抜いて、信じ抜く」。翔太郎の普段のやり方を真似しようにも、壁にぶつかってしまったフィリップ。翔太郎の普段のスタンスが、どれほどの信念に基づいて行われているのか伝わってきました。容疑者を疑い、依頼人を信じ抜く。言うのは簡単でも、実行するのは難しいでしょう。役割を交代したことで見えてくるものもありましたし、今回の一軒はフィリップにとって、大きな経験となったことだと思います。
依頼人の香澄に対してイマイチ締まりきらないのは、彼自身もまたハーフボイルドということでしょうかw
小説の中で生き生きと、本編同様に動き回るフィリップたち。映像で無いとはいえ、もう1度会えたことが嬉しかったです。現在はオーズの小説を読書中。「バースの章」の主役が予想外すぎましたw