ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

戦姫絶唱シンフォギアG 第5話「血飛沫の小夜曲」

2013-08-02 06:31:55 | 2013年アニメ
戦姫絶唱シンフォギアG 第5話「血飛沫の小夜曲」

「ORBITAL BEAT」もかっけー!
⇒お、トリモチノイズ久しぶりー。今回は翼とクリスが犠牲かよw
⇒・・・え?・・・え?・・・えええええ!?
前回まで「クリスちゃん可愛い」的な展開だったのが嘘のようにシリアスな展開となってまいりました。鬱展開じゃないと想います。

FIS、ウェルたちの目的は月の落下からの人々の救済。1期でフィーネにより一部が破壊された月。クリスの活躍で全壊は免れ、その破片も響たちが絶唱を束ねることで何とか粉砕できました。しかし今度はその月が落ちてくると。よし、オカリナ吹こう。ゲームやったこと無いけど(汗。
それに対抗する力がネフィリム。ネフィリムを完全な状態まで成長・巨大化させ、その力を持って月を砕こうというのでしょうか。粉砕したとして、その後のネフィリムはどうするのか。ネフィリムを制御できるのがウェルだけだとすれば、その圧倒的な力と人類の救世主という肩書きをもって、実質的に彼が世界を支配することも可能なのでは。それに、人々を救うと言っておきながら、現場を目撃した少年たちを容赦なく殺すなど、胡散臭さが爆発していますね。

響が戦う相手は、ノイズ同様に立ちはだかる敵のように見えて、実際は人類の救世主となり得る存在。そんな相手に対し、自分の意思だけで立ち向かうことが果たして「善」だといえるのか。独りよがりな「偽善」ではないのか。調のいう「偽善」がここでも響いてくるとは・・・
そして食いちぎられてしまった響の左腕。それまで流れていた歌が止まり、呆然とする響の声、ネフィリムが咀嚼する音、呆然とし絶叫する響・・・眠気も吹っ飛ぶこの衝撃。心臓バクバクでしたよ(汗。未来の不安は的中し、果たして目を覚ましたクリスや未来がどう思うのか気になります。
クリスの可愛さで忘れがちではありましたが、思えば1期1話から奏は亡くなるわ、学院襲撃時も多くの人が亡くなるわで、このアニメ、結構な数の犠牲者が出てるんですよね。それは主人公も例外ではなかったと。シンフォギア奏者も決して無敵ではない。傷つきもすれば、殺されもする。

一方で1話冒頭にあったマリアとセレナの事件についても明らかになりました。セレナも何かしらの奏者だったようですが、その身をもって、マリアたちを暴走したネフィリムの脅威から救ったのが彼女だったと。「望んだ力ではないけど、その力で皆を守ると決めたのは私自身」という台詞に、響と似たような境遇を感じます。
皆を守るために戦ったのに、実験を見ていた人々からは感謝の一言も無い。それでもセレナはマリアの無事を喜んでいました。誰かに感謝されるために救ったのではなく、誰かを守りたいから守った。それだけで彼女にとっては十分なのかもしれませんが、残されたマリアにしてみれば・・・

そのマリアもやはり悪人というわけではなさそうです。いざ出撃したとしても、何だかんだで手加減して気絶程度に終わらせそうですし。調、切歌も人々を巻き込むことを良しとはしませんでしたし、悪い子じゃないんだよなぁ3人とも。ただチーム内に外道が1人いるだけで(汗。叫び声も上げる暇も、逃げる間も無くノイズに飲み込まれる3人の少年たちが怖かったです。

「裏切るより傷つくより 穢れなく生きたかった そんな夢を今は眠らせて」という「ORBITAL BEAT」の一節。正義だけでは守れないものを守ろうとする調や切歌、マリアたちをよく顕している一節だと想いました。翼は当てこすりだと思ってましたが、案外2人とも翼や奏のファンなのでは?1人で歌うのならまだしも、2人できっちりパートを分けて歌ってましたし。そういえばそれぞれの戦闘曲も重ねて聴くとより良い感じになるっぽいですね。また響&奏の時と同様、パソコンとCDラジカセの同時再生をすることになりそうですw


まだだ、まだ響にはあの新曲がある!ので必ず立ち上がってくれると信じつつまた次回。
コメント (2)