ひびレビ

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プリキュアオールスターズ NewStage2 こころのともだち

2013-08-27 06:54:21 | テレビ・映画・ドラマ
映画「プリキュアオールスターズ NewStage2 こころのともだち」をレンタルしてきました。2があって1が無いのは何故だ。

ストーリーは学校の皆を見返してやろうと思い、自分の影を映す黒水晶にそそのかされたグレルが、影と共にプリキュアたちから変身道具と妖精を強奪し、次々と結晶化。グレルに誘われたエンエンは、仲間はずれになるのも嫌で、グレルたちと共に行動し、憧れのプリキュアや妖精がやられていくのを黙ってみているしかなく。
けれども影の暴走により、自分の過ちに気づいたグレルはプリキュアたちを救うことを決意。エンエンもまた、結晶になりながらも笑顔で自分に頼みごとをしてきてくれたキュアハッピーのように笑いたいと思い、キュアハートたちと共に行動を開始する・・・というもの。

「言いたい事ははっきりという」など、自分の思いを声に出して相手に伝えることの大切さが描かれていたと思います。ダメだと思ったことはダメだといい、嫌なことは嫌、好きなものは好きとはっきり伝えることが大切。グレルが間違ったことをしようとしている時、それをきちんとダメだと止めることもまた、友達としては大切なことなのでしょう。
泣いてばかりのエンエンに対するありすの「泣いている自分は好き?嫌い?」「どんな自分になりたいですか?」という問いかけは良かったですね。「泣いていてはダメ」「頑張らなきゃダメ」ではなく、自分自身でどうしたいかを考えさせ、そこから行動につなげていくと。「泣いたり怒ったりしても、楽しくないでしょ?だから楽しくないことはやめちゃおう!」というハートも良かったですし、可愛らしかったです。

戦闘面ではスマイルとドキドキのコンビネーションを見ることができました。まぁ時期的に人数がスマイルが5人、ドキドキが4人なので1人余ってしまうのは仕方がない。プリキュア教科書によって戦い方を見抜かれていたものの、気合のマーチシュート連発や、炎を纏った拳を叩きつけるサニー&サニーを守るロゼッタ、青と冷気という共通点があるビューティ&ダイヤモンド、ピースとソード、ハッピーとハート、各々のコンビネーションは短いながらも良い演出だと思います。特にピースがソードに「先輩」と呼ばれて嬉しそうだったり、その直後のピースサンダーでは父の日回でも見せてくれた、雷の衝撃に耐える表情でした。ちょっとした違いですが、「後輩の前で泣いていられない!」というピースの思いを感じさせてくれる良いシーンだと思います。
あとれいかさんが影が近づいてくるのに気づいたのが嬉しかったです。やっぱりBOX買うか・・・でも見るか・・・?


先日放送された1では、フレッシュ以降のプリキュアしか台詞を発しませんでしたが、今回はスマイル&ドキドキをのぞくとブラック、ホワイト、ルミナス、パッション、ブロッサム、マリン、ビートのみでした。前回は5以前のプリキュアの台詞無しでしたが、ここに来て初代を戦闘でも取り上げたのは何故なんでしょうね。カッコいいから良いけど。物語的にもパッションとビートの台詞があるのは納得でしたが、ブロッサムとマリンも喋ってくれて何よりです。

1を見た時にも思いましたが、NewStageは新米プリキュアの面々よりも、プリキュアに関わる人物(妖精)がメインな気がします。戦闘ではプリキュアが活躍しますが、ストーリー上はメインというよりも、「困っている誰かに力を貸してくれる存在」のように思えます。1では坂上あゆみがフーちゃんと会うのを手伝うべく、2ではグレル&エンエンが養成学校の皆を助けようとする手助けをしていました。
NewStage以前、DX2は見たことがあるのですが、その時はブロッサム&マリンが新米ながらも奮闘する様が描かれていました。「NewStage」というだけあって、プリキュアの扱い方も新たな方向へと切り替わっているようです。

そんな感じの映画でした。さすがにこれだけの人数ともなれば全員に見せ場と台詞を用意するのも大変でしょうね。今後も出来る限り先輩達にも喋ってもらいたいですが、まずは現行の面々の活躍に期待です。
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