てなわけで、「忍風戦隊ハリケンジャー」全話、劇場版、VSガオレン、VSアバレンを視聴しました。
疾風流の忍者の卵だった空忍科の椎名鷹介、水忍科の野乃七海、陸忍科の尾藤吼太。彼らが修行に励んでいる最中に、宇宙忍軍のジャカンジャが攻め入ってきた。ちょうどその日は迅雷流との対抗試合の日。その場にいた人々はジャカンジャの手によりお札にされ、亡き者となってしまう。
無事だったのは鷹介たち3人と、館長、そしておぼろさんの5人だけだった。おまけに館長は咄嗟の機転でお札になるのは免れたものの、ハムスターから人間に戻る呪文を忘れてしまっていた。
頼りになるのは3人だけ。3人は疾風流に伝わる伝説の戦士・ハリケンジャーとしてジャカンジャと戦うことになる。戦いの最中、同じ地球忍者でありながらジャカンジャも狙う「アレ」を生み出さんとするゴウライジャーの霞一甲、一鍬の兄弟が立ちはだかる!
そんな感じで始まったハリケンジャー。てっきりゴウライジャーの参戦は中盤ぐらいだろうと思っていたら、序盤から影だけは見せていたので驚きでした。最初のうちは本当に敵として表れ、幾度となくハリケンジャーを苦しめる霞兄弟。そして「アレ」を生み出す方法が兄弟同士で争うことだと知ることに。そして苦難の末に両者は和解し、そこからの疾風と迅雷が交流を深め、兄弟が変わって行く様がとても印象的でした。最初は同じ人間を滅ぼすことも何とも思っていなかったのに、いつしか剣道の先生になっていたり、若奥様にモテモテだったり、見ず知らずの子供やおばあちゃんを助けたり・・・2人の優しい顔が見れたのが嬉しかったですね。
轟雷旋風神初登場ともなった決戦回での、霞兄弟の絶叫の熱さは最高です!でもどうしてVSアバレンで一鍬はああなったww
あまりにもゴウライジャーの変わりっぷりが印象に残っていて、ハリケンジャーのが若干薄くなってしまいましたが、彼ら3人は良くも悪くも子供っぽかったと思います。劇中でも言われていましたが、彼らがハリケンジャーになったきっかけは、棚からぼた餅のようなもの。けれども地球を守りたいという心には変わりなく、VSを見ていると変身できなくても戦ったんだろうなと思います。館長やおぼろさん、ゴウライジャーやシュリケンジャー、御前様に見守られ、最後は彼ら3人だけで見事に任務を成し遂げた。この物語は、彼らが名前や姿だけではない、真の「伝説の後継者」となる物語だったんだなぁと、最後の名乗りを見て思いました。エピソードも彼らの成長を感じさせるものでしたし。
緑の光弾シュリケンジャー。登場当初は強かったのに、どんどんあっさりやられていく・・・某内藤くんの「戦闘中、ダメージを受けることはあっても、膝をつくことは珍しい」というぶっ飛んだ強さを見てしまっているので、どうにも追加戦士が頼りないのには違和感が(汗。それでもその精神はまさしく忍者。まだまだ甘さが残るハリケンジャーに、忍者とは顔を隠し、名を捨てて任務を全うするものだと教えてくれました。「花の名を忘れても、花の美しさを人は知っている」。シュリケンジャーの素顔や素性を知らずとも、共に戦った彼の心と姿は忘れない。ありがとうシュリケンジャー。
ロボットは、旋風神や轟雷神、天空神が基本で、それぞれの合体や手持ち武器追加がメインとなっていました。ガオレンのバリエーションに比べれば大分少ないですし、手持ち武器だけがどんどん追加されていく、というのも珍しいような。あと強化合体のたびにはぶられていく、ハリケンドルフィンの存在価値って一体・・・
旋風神⇒右腕担当
轟雷旋風神⇒コクピットがあるはずの頭部が離脱し、残る部分はガトリング砲に
天空旋風神⇒天空神にポジションを奪われる
天雷旋風神⇒そもそも合体すらしない
・・・量産型天空神登場回で、3大ロボが合体後にぽつんと地面にいるハリケンドルフィンを見るシーンは笑ってしまいましたw果たしてサムライハオーの亀と猿折神の扱いと、どっちがマシなんでしょうね。
個人的には旋風神ハリアーの戦い方がカッコよくて好きでした。ちゃんと終盤まで使われていましたし、戦隊ロボであんなに軽々しく動くというのも新鮮です。テトラボーイやゴローダーGTを思い出しますね。あと、旋風神が肩のライオンのたてがみの隙間から顔をのぞかせる、というのもロボの形を上手く使っているなと感じました。
敵である暗黒七本槍。終盤までくると棒っぷりにも慣れるものです(苦笑。武人としてのサーガインがとにかくカッコよく、マンマルバも見た目ややり口は怖いけど、語尾の「ラ」が可愛くて憎めないキャラでした。あと、VSガオレンで妙にノリノリでガオアクセスしていたのも印象的ですw
後に子孫が海賊たちと戦うことになるサタラクラとサンダール。ゴーカイジャーを見た時は、サンダールがここまでの外道だとは思ってもいませんでした。仲間のふりをして他の幹部を取り込み、自分を疑い続けるサーガインを邪魔に思い、役目が済んだら切り捨てた上に、それをハリケンジャーの仕業と報告する有様。同じ幹部であっても心を許さず、終いにはラスボスだとばかり思っていたタウ・ザントすら殺した上に、シャアの台詞言いたい放題の後に散っていくという・・・清々しいまでの悪で、嫌いじゃないわ!よし、フィギュアーツだ。
そんなサンダールにやられたタウ・ザント。彼もサタラクラの腕を、自身の強化に用いるエネルギーを吸収させる装置と一体化させるなど、部下を自分の目的のための駒のように扱っていましたが、彼もまた邪悪なる意思の駒でしかなかったと。まさかタウ・ザント本人と戦わずして終わるとはなぁ・・・絶対サンダールの寝首をかくと思ってました。
最初から最後まで延々と言われ続けてきた「アレ」。その正体は終盤にてようやく明かされるのですが・・・思ってたより地味でした(汗。いや、被害は甚大なんですけども、「アレ」って言ってた方がワクワクしたような気もします。
鷹介の成長が見れた旧友との再会回、吼太が兄として、忍者として妹を守ろうと奮闘した回、兄者か水を吹き弟者が七海に恋をした回など、印象的な回もありました。
なかなかに面白い戦隊でした。残るは10周年のVシネマ。そちらもいずれレンタルしようと思います。
疾風流の忍者の卵だった空忍科の椎名鷹介、水忍科の野乃七海、陸忍科の尾藤吼太。彼らが修行に励んでいる最中に、宇宙忍軍のジャカンジャが攻め入ってきた。ちょうどその日は迅雷流との対抗試合の日。その場にいた人々はジャカンジャの手によりお札にされ、亡き者となってしまう。
無事だったのは鷹介たち3人と、館長、そしておぼろさんの5人だけだった。おまけに館長は咄嗟の機転でお札になるのは免れたものの、ハムスターから人間に戻る呪文を忘れてしまっていた。
頼りになるのは3人だけ。3人は疾風流に伝わる伝説の戦士・ハリケンジャーとしてジャカンジャと戦うことになる。戦いの最中、同じ地球忍者でありながらジャカンジャも狙う「アレ」を生み出さんとするゴウライジャーの霞一甲、一鍬の兄弟が立ちはだかる!
そんな感じで始まったハリケンジャー。てっきりゴウライジャーの参戦は中盤ぐらいだろうと思っていたら、序盤から影だけは見せていたので驚きでした。最初のうちは本当に敵として表れ、幾度となくハリケンジャーを苦しめる霞兄弟。そして「アレ」を生み出す方法が兄弟同士で争うことだと知ることに。そして苦難の末に両者は和解し、そこからの疾風と迅雷が交流を深め、兄弟が変わって行く様がとても印象的でした。最初は同じ人間を滅ぼすことも何とも思っていなかったのに、いつしか剣道の先生になっていたり、若奥様にモテモテだったり、見ず知らずの子供やおばあちゃんを助けたり・・・2人の優しい顔が見れたのが嬉しかったですね。
轟雷旋風神初登場ともなった決戦回での、霞兄弟の絶叫の熱さは最高です!でもどうしてVSアバレンで一鍬はああなったww
あまりにもゴウライジャーの変わりっぷりが印象に残っていて、ハリケンジャーのが若干薄くなってしまいましたが、彼ら3人は良くも悪くも子供っぽかったと思います。劇中でも言われていましたが、彼らがハリケンジャーになったきっかけは、棚からぼた餅のようなもの。けれども地球を守りたいという心には変わりなく、VSを見ていると変身できなくても戦ったんだろうなと思います。館長やおぼろさん、ゴウライジャーやシュリケンジャー、御前様に見守られ、最後は彼ら3人だけで見事に任務を成し遂げた。この物語は、彼らが名前や姿だけではない、真の「伝説の後継者」となる物語だったんだなぁと、最後の名乗りを見て思いました。エピソードも彼らの成長を感じさせるものでしたし。
緑の光弾シュリケンジャー。登場当初は強かったのに、どんどんあっさりやられていく・・・某内藤くんの「戦闘中、ダメージを受けることはあっても、膝をつくことは珍しい」というぶっ飛んだ強さを見てしまっているので、どうにも追加戦士が頼りないのには違和感が(汗。それでもその精神はまさしく忍者。まだまだ甘さが残るハリケンジャーに、忍者とは顔を隠し、名を捨てて任務を全うするものだと教えてくれました。「花の名を忘れても、花の美しさを人は知っている」。シュリケンジャーの素顔や素性を知らずとも、共に戦った彼の心と姿は忘れない。ありがとうシュリケンジャー。
ロボットは、旋風神や轟雷神、天空神が基本で、それぞれの合体や手持ち武器追加がメインとなっていました。ガオレンのバリエーションに比べれば大分少ないですし、手持ち武器だけがどんどん追加されていく、というのも珍しいような。あと強化合体のたびにはぶられていく、ハリケンドルフィンの存在価値って一体・・・
旋風神⇒右腕担当
轟雷旋風神⇒コクピットがあるはずの頭部が離脱し、残る部分はガトリング砲に
天空旋風神⇒天空神にポジションを奪われる
天雷旋風神⇒そもそも合体すらしない
・・・量産型天空神登場回で、3大ロボが合体後にぽつんと地面にいるハリケンドルフィンを見るシーンは笑ってしまいましたw果たしてサムライハオーの亀と猿折神の扱いと、どっちがマシなんでしょうね。
個人的には旋風神ハリアーの戦い方がカッコよくて好きでした。ちゃんと終盤まで使われていましたし、戦隊ロボであんなに軽々しく動くというのも新鮮です。テトラボーイやゴローダーGTを思い出しますね。あと、旋風神が肩のライオンのたてがみの隙間から顔をのぞかせる、というのもロボの形を上手く使っているなと感じました。
敵である暗黒七本槍。終盤までくると棒っぷりにも慣れるものです(苦笑。武人としてのサーガインがとにかくカッコよく、マンマルバも見た目ややり口は怖いけど、語尾の「ラ」が可愛くて憎めないキャラでした。あと、VSガオレンで妙にノリノリでガオアクセスしていたのも印象的ですw
後に子孫が海賊たちと戦うことになるサタラクラとサンダール。ゴーカイジャーを見た時は、サンダールがここまでの外道だとは思ってもいませんでした。仲間のふりをして他の幹部を取り込み、自分を疑い続けるサーガインを邪魔に思い、役目が済んだら切り捨てた上に、それをハリケンジャーの仕業と報告する有様。同じ幹部であっても心を許さず、終いにはラスボスだとばかり思っていたタウ・ザントすら殺した上に、シャアの台詞言いたい放題の後に散っていくという・・・清々しいまでの悪で、嫌いじゃないわ!よし、フィギュアーツだ。
そんなサンダールにやられたタウ・ザント。彼もサタラクラの腕を、自身の強化に用いるエネルギーを吸収させる装置と一体化させるなど、部下を自分の目的のための駒のように扱っていましたが、彼もまた邪悪なる意思の駒でしかなかったと。まさかタウ・ザント本人と戦わずして終わるとはなぁ・・・絶対サンダールの寝首をかくと思ってました。
最初から最後まで延々と言われ続けてきた「アレ」。その正体は終盤にてようやく明かされるのですが・・・思ってたより地味でした(汗。いや、被害は甚大なんですけども、「アレ」って言ってた方がワクワクしたような気もします。
鷹介の成長が見れた旧友との再会回、吼太が兄として、忍者として妹を守ろうと奮闘した回、兄者か水を吹き弟者が七海に恋をした回など、印象的な回もありました。
なかなかに面白い戦隊でした。残るは10周年のVシネマ。そちらもいずれレンタルしようと思います。