ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

「モンスター娘のいる日常」を見て

2015-09-24 07:48:14 | 2015年アニメ
アニメ「モンスター娘のいる日常」全12話を視聴しました。原作既読です。

 ラミア、ハーピー、ケンタウロス、人魚、スライム、ラクネラ、デュラハン、リビングデッド、モノアイ、オーガ、ドッペルゲンガー・・・といった他種族と人間との交流法が制定され、人間のもとに他種族がホームステイすることで交流を深めるようになった世界の物語。主人公は毎度他種族の女の子たちに振り回されっぱなしで、終始命の危機に瀕してはいるものの、彼女たちを「他種族」ではなく「女の子」として接し、決めるときはビシッと決める・・・そんな話です。

 初めて本屋で見かけた時は「何だこれ?」と思い、後に試し読みした時も最初はちょっと苦手でした。けれども今となってはすっかり慣れてしまい、おかげさまで一番可愛いキャラクターはモノアイのマナコさんということに落ち着いています(笑。あとデュラハンのララや、パーンのメリノ、九尾のルズも好き。
 彼女たちは蛇だったり鳥だったりはするものの、人間の女の子と変わらず感情豊かで、親しみやすいキャラクターたちばかりでした。

 そんな漫画のアニメ化でしたが、サービスシーンが多目なので、毎度毎度のことながら声優さんと謎の光&湯気さん、お疲れ様です(笑。中の人で言うと、スライムのスーが各キャラクターの真似をした際にはその演技に驚かされました。スー役の野村さんというと、個人的には「ぶるらじ」で盛大にはっちゃけた人という印象が強いです(笑。あとはラミアのミーア役の雨宮さんは、「1週間フレンズ。」の印象が強かったので、こんなキャラクターもやるんだなぁと何だか新鮮に感じました。


 ストーリーはというと、序盤はラミアのミーアを初め、ハーピーのパピ、ケンタウロスのセントレア(セレア)などが次々にホームステイし始めて、結婚問題もあれこれありつつ、今度は人魚のメロやスライムのスー、アラクネのラク姐さん、他種族問題に対抗するMONの面子が登場。終盤にかけては「D」と名乗る人物からの脅迫状が届き、Dであるデュラハンによれば主人公が命の危機に瀕しているとのことで・・・という展開になっています。序盤はほぼ毎回誰かしらかがホームステイに来ており、概ね揃った中盤以降はより一層賑やかに。
 とにかく毎回モン娘たちが可愛らしいので、それをのんびりと眺めているだけでも楽しいアニメでした。OPは楽しいし、EDはかっこいい。そしてED後の他種族紹介も興味深い。サービスシーンも多目ですが、
 ドリアードの回では巨大化したスーが微妙にゴジラっぽかったのも印象的です。そして最終回は妙に動いていたような。

 タイトルどおり、とにかくモンスター娘たちのいる日常を堪能できるアニメだったと思います。最初は見慣れないかもしれませんが、主人公同様、彼女たちも1人の女の子なのだと気づくとすんなり受け入れられるかと。惜しむらくはコボルトのポルト回が無かったことかな・・・ランニングしている風景などは描かれていましたが、原作には彼女が経営するプールでの話もありました。ただ、それを入れるとなると最終回後半の話が削られることになるでしょうから、泣く泣く削った、といった感じですかね?続編があるとすれば必要になってくるキャラクターですから、そちらでの登場を待つとします。

 ともあれ、楽しいアニメをありがとうございました!
コメント

戦姫絶唱シンフォギアGX 第11話「へいき、へっちゃら」

2015-09-24 07:05:07 | 2015年アニメ
戦姫絶唱シンフォギアGX 第11話「へいき、へっちゃら」

 
 何!?空が割れたらバキシムが出てくるのではないのか!?

 遂に披露された「リトル・ミラクル」。やはり「へいき、へっちゃら」は響が洸から知らぬ間に受け継いでいた思いと言葉でした。調理器具で怪我をする、というのはGXでも響が経験していましたね。受け継いだ時から大分経過し、言った側と受け取った側で捉えかたの違いはあったものの、ようやく和解への一歩を踏み出すこととなりました。「なけなしの勇気だって勇気」。その歌詞どおり、ほんの小さな勇気だって、状況を打開する切り札になりえます。今回洸が逃げるふりをしつつ響からキャロルを遠ざけるだけでなく、それに紛れてギアペンダントを拾い、更にそれ以前に石を何度も投げつけることでキャロルを油断させるという見事な策を披露してくれました。さすが響の父。戦闘センスもあるようです(笑。

 キャロルに一発かまして装者勢ぞろいで逆転!かと思いきや、遂にキャロルが歌を解放!キャロル役の水瀬いのりさんというと、ごちうさのチノのイメージが強かったのですが、今回の絶唱はチノを演じていた方とは思えないくらいカッコよくて素敵な歌に仕上がっていました。「ジェノサイド」や「愛など~」のあたりが特に好きです。やっぱり声優さんってすげぇなぁ・・・と、改めて感じた今日この頃。

 ウェル博士の英雄論は託されたものを「なんか」と切り捨てた部分をのぞけば、意外と悪くないことを言ってるように聞こえるから困ります(苦笑。まぁそんな英雄が必要の無い世界を作ろうとするのが響たちですから、相容れないのでしょうけどもね。一応キャロルにより始末されていましたが、あの博士、始末しないと絶対這い上がってくるって・・・(汗。

 いよいよクライマックスが近いGX。ナスターシャっぽい人も登場したりとまだまだ動きそうなので楽しみです。
コメント (2)