相棒14 第8話「最終回の奇跡」
計算する際
右京さん:空中で筆算を行う。
冠城くん:空中で電卓をたたく
こんなところでも2人の違いが見られて面白いですね。
今回は漫画で予言された殺人事件。その裏には原稿を巡る漫画家の思いと、漫画家を商売道具としてしか考えていない男の企みがありました。「神は細部に宿る」。ほかの人にとっては些細な違いであっても、描いた本人にしてみれば重要な違い。指先の血は、死に瀕した瞬間を体験したあとの咲良だからこそ、描けた絵でした。その小さな、それでいて重要な違いに気づかせてくれた桜岡に感謝をした咲良。事故とはいえ、その贖罪として自分を守ろうとしてくれていたとはいえ、見殺しにしようとした相手に「ありがとう」と告げるなんて、なかなかできることじゃありません。「それでも君を愛す」は、当時自分にぶつかってきた犯人に対するメッセージでもあったのかもしれません。憎みもしたし、泣きもした。それでもいい最終回が描けたことには感謝している・・・と。
落ち着いた雰囲気の漂う咲良ですが、たとえ手を負傷しても、描きたいものを懸命に描こうと懸命にリハビリを行ってきたのでしょう。漫画に対する情熱や思いの深さを感じました。「さっさと帰って!」という叫びも迫力がありましたね。
咲良の車椅子が偽装だということは分かっていました。「双子が出てきたら、成りすましか入れ替わりを疑う」「足の怪我はフェイクだと疑う」のは、刑事ドラマでは仕方の無いことだと思います(汗。
なので「咲良が犯人で、神社でぶつかってきたのは原田。原田は咲良の原稿を奪って保管し『彼方の星』で稼げるだけ稼いで、咲良に見切りをつける寸前で「幻の最終回」として原稿を公表し、最後に一稼ぎしようとしたので、あれこれもめた」と思ってました。そこにまさか桜岡が出てくるとはなぁ・・・
桜岡としては咲良のためでもあったのでしょうけども、正直、殺人現場を漫画と同じくするために動いているさまが怖かった。死体をまるで自分の人形のように扱い、気に入った構図で写真を撮る・・・それを淡々とこなせるあたり、罪悪感が無いように思えました。
そんな事件があった一方で、右京さんは米沢さんから初めて「花の里」に誘われたことを喜んでいました。長年の付き合いですが、米沢さんが「花の里」を訪れる時って、大体右京さんが何か頼みごとをしていて、その報告にやってくるイメージがあります。で、いつも無理を言ったお礼をするのは右京さんの方。
行く店は同じでも、誘うか、誘われるかで感じ方も違うのでしょう。色々と迷惑をかけつつも、こうして自分を慕い、誘ってくれることが嬉しかったのでしょうね。
そんなこんなで次回は誘拐事件?
計算する際
右京さん:空中で筆算を行う。
冠城くん:空中で電卓をたたく
こんなところでも2人の違いが見られて面白いですね。
今回は漫画で予言された殺人事件。その裏には原稿を巡る漫画家の思いと、漫画家を商売道具としてしか考えていない男の企みがありました。「神は細部に宿る」。ほかの人にとっては些細な違いであっても、描いた本人にしてみれば重要な違い。指先の血は、死に瀕した瞬間を体験したあとの咲良だからこそ、描けた絵でした。その小さな、それでいて重要な違いに気づかせてくれた桜岡に感謝をした咲良。事故とはいえ、その贖罪として自分を守ろうとしてくれていたとはいえ、見殺しにしようとした相手に「ありがとう」と告げるなんて、なかなかできることじゃありません。「それでも君を愛す」は、当時自分にぶつかってきた犯人に対するメッセージでもあったのかもしれません。憎みもしたし、泣きもした。それでもいい最終回が描けたことには感謝している・・・と。
落ち着いた雰囲気の漂う咲良ですが、たとえ手を負傷しても、描きたいものを懸命に描こうと懸命にリハビリを行ってきたのでしょう。漫画に対する情熱や思いの深さを感じました。「さっさと帰って!」という叫びも迫力がありましたね。
咲良の車椅子が偽装だということは分かっていました。「双子が出てきたら、成りすましか入れ替わりを疑う」「足の怪我はフェイクだと疑う」のは、刑事ドラマでは仕方の無いことだと思います(汗。
なので「咲良が犯人で、神社でぶつかってきたのは原田。原田は咲良の原稿を奪って保管し『彼方の星』で稼げるだけ稼いで、咲良に見切りをつける寸前で「幻の最終回」として原稿を公表し、最後に一稼ぎしようとしたので、あれこれもめた」と思ってました。そこにまさか桜岡が出てくるとはなぁ・・・
桜岡としては咲良のためでもあったのでしょうけども、正直、殺人現場を漫画と同じくするために動いているさまが怖かった。死体をまるで自分の人形のように扱い、気に入った構図で写真を撮る・・・それを淡々とこなせるあたり、罪悪感が無いように思えました。
そんな事件があった一方で、右京さんは米沢さんから初めて「花の里」に誘われたことを喜んでいました。長年の付き合いですが、米沢さんが「花の里」を訪れる時って、大体右京さんが何か頼みごとをしていて、その報告にやってくるイメージがあります。で、いつも無理を言ったお礼をするのは右京さんの方。
行く店は同じでも、誘うか、誘われるかで感じ方も違うのでしょう。色々と迷惑をかけつつも、こうして自分を慕い、誘ってくれることが嬉しかったのでしょうね。
そんなこんなで次回は誘拐事件?