ウルトラマンX第20話に、ウルトラマンネクサスが客演したとのことで視聴しました。
20話は「絆-Unite-」という如何にもネクサス客演を思わせるサブタイトルに加え、数々のネクサス要素を盛り込んだ、ネクサスファンにとって非常に嬉しい出来栄えとなっていました。
怪獣との共存を夢見る大地の前に現れたのは、共存なんて考えられないスペースビースト・バクバズンブルードの群れでした。彼らと交戦する最中、橘副隊長は一般人を保護しようとするも、建物の崩落に巻き込まれ瓦礫で身動きが取れなくなってしまう。そんな折、怪獣がいないとされているカナダで暮らす娘から、湖からベムラーが出現したこと、その出現の余波で姉の頭にカヌーが当たって倒れてしまったとの連絡が。
・・・「ネクサス本編だったらカナダに間に合わなさそう」「カナダに行くまでに力尽きそう」「死んだ姉が操り人形にされてそう」などと不吉なことを考えてしまいました(汗。が、そこはエックス。橘副隊長の目の前にエボルトラスターが現われて、公式動画の右上には「諦めるな!!」というポップも出現。
そしてウルトラマンネクサス(アンファンス)への変身!!しかもバクバズンブルードを拳で倒しての登場!これはネクサス第1話において、弧門くんを助けるべく、同じくネクサス(アンファンス)がペドレオンを拳で倒したシーンを意識したものでしょう。
一般人を病院に降ろした後は、カナダへ直行してベムラーと激突。時を経て、ザ・ネクストとザ・ワンの戦いがある意味再現されることとなりました。「湖から出てきたベムラー」ということから、初代ウルトラマン1話も連想できますね。
そこへ、出かけていた副隊長の旦那さんが到着。その方は何とネクサスで弧門くんを演じられていた川久保さん!倒れている娘に対し速やかに処置を行う辺り、弧門くんがレスキュー出身であることを思い出させてくれます。その後、彼らを見下ろすネクサスと、ネクサスを見つめる橘家の視線がまた良いんだ・・・助けてくれたことへの感謝とも、再会の喜びともいえるあの表情を見て、こちらまで泣けてきました。
ベムラーを倒して基地に戻った橘副隊長は、自身がカナダに向かった巨人であることを告白し、これから何度同じことが起こっても同じ事をする、命令よりも娘を守ることを優先する、そのために副隊長の職務を全うできないからと自ら処分を望む。自分にも厳しいあたりは、凪を彷彿とさせますね。
そんな折、今度は強化・巨大化したバグバズンブルードが市街地に出現。場所はかつてのザ・ネクストとザ・ワンが戦った場所に似ていますね。
大地はエックスとユナイトするも苦戦を強いられ、そこで再び橘副隊長がネクサスに変身!しかも今回はジュネッス!バグバズンブルードを蹴り飛ばし、すぐさまメタフィールドを展開!メタフィールド内でエックスと共に戦うネクサス(ジュネッス)にこれまた感動。だってネクサスのコアゲージが点滅しないうえに、フィールドの書き換えも消失も無いんですよ!?おまけに光線技もパーティクルフェザーとボードレイフェザーっぽい技使ってるし、とどめにはオーバーレイ・シュトローム!これだけやって点滅しない、元気なネクサスが見られるとは・・・
オーバーレイ・シュトロームは大好きな光線技なのですが、溜めの動作で両腕を重ねる際の足の動きも見せて欲しかったなぁ・・・
戦いが終わると橘副隊長のもとからエボルトラスターは消え、ウルトラマンへの変身能力も失われてしまいました。ネクサスはスペースビーストの出現、そして橘副隊長のピンチを悟り、彼女に力を貸していたのかもしれません。彼女の元からは消えてしまいましたが、またどこかで絆は受け継がれていきます。
「諦めるな」 。橘副隊長は、ネクサスからこの言葉を大地に伝えるようにと託された様子。今はもう変身できないが、絆は確かに存在している。離れていてもそれは変わらない。「名前・・・なんていうのかなぁ。あのウルトラマン」大地の呟きに、橘副隊長は答える。
「絆・・・ネクサス」
「ウルトラマン・・・ネクサス」大地のデバイスには、ネクサスとの絆のカードが現われるのでした・・・
大地の母親関連の話は省略していますが、そこは本編を遅れて追いかけているということで、ひとつ(汗。
ともあれ、非常に嬉しい出来栄えだったエックス20話でした。歴代デュナミストの変身ではありませんでしたが、こうして新たなデュナミストが加わったことは嬉しく思います。ネクサスは「受け継がれる光の絆」。ならば、孤門くんから別の人物に受け継がれても何の不思議もありません。それどころかネクサスがあの世界を一時的にでも離れたということは、あの世界が平和になっている証かもしれないですしね。幻のプロット「再臨-ドリームス-」においては、ビースト発現率は限りなくゼロに近づいているとのことでした。もしくは、ウルトラマンの力を借りなくても立ち向かえるほど、人類が強くなっているとか。
今回は何よりも「副隊長」が変身して戦うというのが良かった!ネクサス本編だと凪副隊長が変身したネクサスはごく僅かの出番しかありませんでした。もし凪ネクサスの期間がもう少し長ければ、今回の橘副隊長と同じように、副隊長としての職務を全うできないことに悩んだかもしれません。そしてウルトラマンが現われたとき、弧門くんなら「副隊長!」と言いそうですし、今回大地がネクサス(ジュネッス)に助けられた時も「副隊長」と言ってくれたのが凄く嬉しかったです。
ネクサスの前期OP「英雄」には「女もそうさ見てるだけじゃ始まらない」という歌詞があります。そして、自身を未熟だと言っていた橘副隊長は言い換えるならば「青い果実」。英雄であり、そして青い果実でもある。それが今回ネクサスに変身した橘副隊長だったのではないかと感じました。
「諦めるな」。シンプルながらも胸に強く響く言葉です。何度も苦難を乗り越え絆を繋いできた弧門くんから、今度はエックスの世界へとこの言葉も受け継がれることとなりました。どんな絶望的な状況でも諦めないというだけでなく、夢を諦めるな、という意味も含まれているように感じました。
さて、ここでウルトラマンネクサスの書籍「NEXUSEED」の話を。そこには元々、ウルトラマンネクサスの前段階として企画されていたウルトラマンがあったことが書かれています。その名は「ウルトラマンX(クロス)」。ネクサスとエックスの不思議な繋がりを感じますね。
また、ネクサスにおいて「ストーンフリューゲルと合体する」という案があったことから、「アーマーを身にまとうウルトラマン」という要素が受け継がれているように思われます。
時を経て再びテレビに舞い降りた銀色の巨人は、今なお色あせず、最高にカッコよくて、頼もしいウルトラマンでした。やっぱりネクサスは最高です!
20話は「絆-Unite-」という如何にもネクサス客演を思わせるサブタイトルに加え、数々のネクサス要素を盛り込んだ、ネクサスファンにとって非常に嬉しい出来栄えとなっていました。
怪獣との共存を夢見る大地の前に現れたのは、共存なんて考えられないスペースビースト・バクバズンブルードの群れでした。彼らと交戦する最中、橘副隊長は一般人を保護しようとするも、建物の崩落に巻き込まれ瓦礫で身動きが取れなくなってしまう。そんな折、怪獣がいないとされているカナダで暮らす娘から、湖からベムラーが出現したこと、その出現の余波で姉の頭にカヌーが当たって倒れてしまったとの連絡が。
・・・「ネクサス本編だったらカナダに間に合わなさそう」「カナダに行くまでに力尽きそう」「死んだ姉が操り人形にされてそう」などと不吉なことを考えてしまいました(汗。が、そこはエックス。橘副隊長の目の前にエボルトラスターが現われて、公式動画の右上には「諦めるな!!」というポップも出現。
そしてウルトラマンネクサス(アンファンス)への変身!!しかもバクバズンブルードを拳で倒しての登場!これはネクサス第1話において、弧門くんを助けるべく、同じくネクサス(アンファンス)がペドレオンを拳で倒したシーンを意識したものでしょう。
一般人を病院に降ろした後は、カナダへ直行してベムラーと激突。時を経て、ザ・ネクストとザ・ワンの戦いがある意味再現されることとなりました。「湖から出てきたベムラー」ということから、初代ウルトラマン1話も連想できますね。
そこへ、出かけていた副隊長の旦那さんが到着。その方は何とネクサスで弧門くんを演じられていた川久保さん!倒れている娘に対し速やかに処置を行う辺り、弧門くんがレスキュー出身であることを思い出させてくれます。その後、彼らを見下ろすネクサスと、ネクサスを見つめる橘家の視線がまた良いんだ・・・助けてくれたことへの感謝とも、再会の喜びともいえるあの表情を見て、こちらまで泣けてきました。
ベムラーを倒して基地に戻った橘副隊長は、自身がカナダに向かった巨人であることを告白し、これから何度同じことが起こっても同じ事をする、命令よりも娘を守ることを優先する、そのために副隊長の職務を全うできないからと自ら処分を望む。自分にも厳しいあたりは、凪を彷彿とさせますね。
そんな折、今度は強化・巨大化したバグバズンブルードが市街地に出現。場所はかつてのザ・ネクストとザ・ワンが戦った場所に似ていますね。
大地はエックスとユナイトするも苦戦を強いられ、そこで再び橘副隊長がネクサスに変身!しかも今回はジュネッス!バグバズンブルードを蹴り飛ばし、すぐさまメタフィールドを展開!メタフィールド内でエックスと共に戦うネクサス(ジュネッス)にこれまた感動。だってネクサスのコアゲージが点滅しないうえに、フィールドの書き換えも消失も無いんですよ!?おまけに光線技もパーティクルフェザーとボードレイフェザーっぽい技使ってるし、とどめにはオーバーレイ・シュトローム!これだけやって点滅しない、元気なネクサスが見られるとは・・・
オーバーレイ・シュトロームは大好きな光線技なのですが、溜めの動作で両腕を重ねる際の足の動きも見せて欲しかったなぁ・・・
戦いが終わると橘副隊長のもとからエボルトラスターは消え、ウルトラマンへの変身能力も失われてしまいました。ネクサスはスペースビーストの出現、そして橘副隊長のピンチを悟り、彼女に力を貸していたのかもしれません。彼女の元からは消えてしまいましたが、またどこかで絆は受け継がれていきます。
「諦めるな」 。橘副隊長は、ネクサスからこの言葉を大地に伝えるようにと託された様子。今はもう変身できないが、絆は確かに存在している。離れていてもそれは変わらない。「名前・・・なんていうのかなぁ。あのウルトラマン」大地の呟きに、橘副隊長は答える。
「絆・・・ネクサス」
「ウルトラマン・・・ネクサス」大地のデバイスには、ネクサスとの絆のカードが現われるのでした・・・
大地の母親関連の話は省略していますが、そこは本編を遅れて追いかけているということで、ひとつ(汗。
ともあれ、非常に嬉しい出来栄えだったエックス20話でした。歴代デュナミストの変身ではありませんでしたが、こうして新たなデュナミストが加わったことは嬉しく思います。ネクサスは「受け継がれる光の絆」。ならば、孤門くんから別の人物に受け継がれても何の不思議もありません。それどころかネクサスがあの世界を一時的にでも離れたということは、あの世界が平和になっている証かもしれないですしね。幻のプロット「再臨-ドリームス-」においては、ビースト発現率は限りなくゼロに近づいているとのことでした。もしくは、ウルトラマンの力を借りなくても立ち向かえるほど、人類が強くなっているとか。
今回は何よりも「副隊長」が変身して戦うというのが良かった!ネクサス本編だと凪副隊長が変身したネクサスはごく僅かの出番しかありませんでした。もし凪ネクサスの期間がもう少し長ければ、今回の橘副隊長と同じように、副隊長としての職務を全うできないことに悩んだかもしれません。そしてウルトラマンが現われたとき、弧門くんなら「副隊長!」と言いそうですし、今回大地がネクサス(ジュネッス)に助けられた時も「副隊長」と言ってくれたのが凄く嬉しかったです。
ネクサスの前期OP「英雄」には「女もそうさ見てるだけじゃ始まらない」という歌詞があります。そして、自身を未熟だと言っていた橘副隊長は言い換えるならば「青い果実」。英雄であり、そして青い果実でもある。それが今回ネクサスに変身した橘副隊長だったのではないかと感じました。
「諦めるな」。シンプルながらも胸に強く響く言葉です。何度も苦難を乗り越え絆を繋いできた弧門くんから、今度はエックスの世界へとこの言葉も受け継がれることとなりました。どんな絶望的な状況でも諦めないというだけでなく、夢を諦めるな、という意味も含まれているように感じました。
さて、ここでウルトラマンネクサスの書籍「NEXUSEED」の話を。そこには元々、ウルトラマンネクサスの前段階として企画されていたウルトラマンがあったことが書かれています。その名は「ウルトラマンX(クロス)」。ネクサスとエックスの不思議な繋がりを感じますね。
また、ネクサスにおいて「ストーンフリューゲルと合体する」という案があったことから、「アーマーを身にまとうウルトラマン」という要素が受け継がれているように思われます。
時を経て再びテレビに舞い降りた銀色の巨人は、今なお色あせず、最高にカッコよくて、頼もしいウルトラマンでした。やっぱりネクサスは最高です!