ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第17話「秘めた想い」

2018-06-03 10:18:48 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第17話「秘めた想い」

 ジュレで圭一郎と知り合った女性・赤来末那。彼女と圭一郎は音楽の趣味が一致し、いつしか末那からは想いを寄せられるようになるものの、圭一郎は全く気づいておらず、加えて末那も留学のためにオーストリアへと旅立ってしまうことが明らかになる。

 夢世界に人々を閉じ込めるギャングラー、ネロー・キルナーも気になるが、初美花は咲也に協力を依頼して、末那が圭一郎に想いを寄せていること、その気持ちに応えて欲しいことを圭一郎に伝える。しかしそれを知ってた圭一郎は緊張で思いを伝えることはできず、「俺の使命はギャングラーを倒し、世界に平和を取り戻すこと。今はそれしか考えられん」と初美花に告げ、そうこうしているうちに再びネローが現われた。

 急ぎ戦いを終わらせようとするパトレンジャーに初美花もいち早く加勢するが、魁利と透真以外の4人は夢世界に閉じ込められてしまう。そこで初美花は圭一郎が末那に貸したレコードの曲を口ずさみ、圭一郎を正気に戻す。夢世界から脱出した圭一郎たちはパトレンU号、そしてパトカイザーでネローを撃破するのだった。

 余裕で見送りに間に合うと思っていた初美花だが、圭一郎は空港に行かず、遠くから飛行機を見送っていた。
 「俺は2つのことは同時にできん。不器用なんだ」圭一郎の返答を聞いた初美花は最低と悪態をついて去っていく。そんな彼女が何故ネローが作り出した夢世界にいたのか圭一郎が気にしている一方で、デストラはザミーゴに接触し・・・? 


感想
 初美花、歌うまいですね・・・さすが元ハロプロメンバー。

 さて今回は圭一郎に想いを寄せる女性・末那が登場。彼女との出会いから別れを描くのではなく、出会ってから少し経った頃が今回描かれていました。口でこれまでの経緯が説明されていましたが、こうした「本編開始時には、出会ってから少し時が経っているキャラクター」というのは珍しいように感じます。

 傍からみても末那が圭一郎に想いを寄せているのは明らか。しかし圭一郎はそれに気づかず、気づいても緊張のあまり上手く言葉が出ずに「ご健康とご多幸をお祈りします」と一言。今はギャングラーのことしか考えられないという圭一郎に悪態をつく初美花でしたが、そうした真面目すぎるくらいに真面目で、実直な圭一郎だからこそ、末那も想いを寄せたのではないかと考えてしまいます。

 「ギリギリでギャングラーを撃破して急ぎ空港に駆けつけ、圭一郎が末那に敬礼して終わり」
 「実は「秘めた想い」という曲名で圭一郎は返事をしていた」
 という展開も考えられましたが、そういったこともなく。咲也のようにギャングラーも初美花のことも一直線というわけにもいかず、つかさのようにぬいぐるみで息抜きをするわけでもなく・・・そう考えると、圭一郎の休日ってどんな感じなんですかね。どこぞの陣川くんのように、指名手配犯やギャングラー、快盗の手配書や記事をスクラップして壁に貼っているとか・・・?

 思わぬところからジュレの3人への快盗疑惑が再浮上したところで、次回はグッドストライカー争奪戦!
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仮面ライダービルド 第38話「マッドな世界」

2018-06-03 09:47:30 | 仮面ライダービルド
仮面ライダービルド 第38話「マッドな世界」


 「マッドローグ来た!」からのテロップの「ボトルヤロー登場!」で「えっ!?」となり、直後のCMで「ジーニアスフルボトル」の宣伝・・・いや、分かってたけど、展開がハエーイ!もう少し巧編とマッドローグ無双が続くと思ってました。

 さて今回はエボルトが完全体のブラックフォールフォームへの変身を果たし、ライダーたちを全く寄せ付けない強さを見せ付けました。しかもこの後「フィーバーフローモード」とかいうのもあるから怖いんですけど・・・というか、黒いパンドラパネルが出てきてますます怖いんですけど・・・何あの金色のフルボトル・・・怖い、ビルドの商品展開速度と量が怖い・・・

 難波会長を傀儡とし、実質的に国のトップになろうと企むエボルト。さすがに内海も焦りを隠せず、幻徳に事情を話して助力を願い出ていました。これまで敵対していたとはいえ、今倒すべきは共通の敵・エボルト。さすがの一海も暴走状態にあった戦兎や、事情のあった幻徳とは異なり、最初から侵略が目的で仲間たちを痛めつけていた難波重工を許すことは出来ませんでした。
 戦兎も巧としての記憶を取り戻したはいいものの、そのためにビルドとしてはまともに戦うことが出来ず、即席のコンビネーションが通じる相手でもない。その戦いの最中、とうとう鷲尾兄弟が散ってしまいました・・・まぁ最近出番無かったし、どんどん強いやつが出てくる中で戦い続けるのは難しいと思いましたが、ここで散るか・・・
 ともあれ、最後まで難波重工への忠誠心が揺るがなかった鷲尾雷、最後の最後に教えられた「難波重工のため」ではなく、自分の意思で弟や龍我のために戦った鷲尾風、それぞれかっこよかったと思います。龍我を救ったのが、かつて彼の優しさを利用した風だったのも良かった。何故助けたのかの答えを聞かずとも、直に戦い、騙した彼がそれを一番分かっているでしょうから。


 研究に没頭するところは戦兎と似ているものの、龍我がピエロを演じているのではないかと疑ったり、美空に悪いことをしたとは思いつつライダーシステム完成のためには仕方ないという葛城巧。しかしその心の内には、ライダーシステムが戦争の兵器になってしまったことを悔やむ心がありました。
 「悪魔の科学者」と呼ばれてはいたものの、その目的はライダーシステムによりエボルトを倒すことに他ならなかったようで。だから幻徳によりライダーシステムが兵器となっても、多少の犠牲はエボルトを倒すため、ひいては地球を救うためには仕方ないと思っていたものの、今になって正気に戻ったからと幻徳が非を認められては、どこに想いをぶつけていいのか分からないでしょう。幻徳のせいとはいえ、彼もパンドラボックスの、ひいてはエボルトの犠牲者なわけですから・・・
 
 そんな巧が戸惑いつつも、ビルドとして久々に戦闘を見せてくれました。ラビットタンクやゴリラモンドといった初期のフォームは扱えても、自身の想定していたハザードフォームを上回るラビットラビットフォームは扱いきれない、という描写は良かったですね。
 巧がラビットラビットフォームを扱いこなせなかったのは、本来自分の意識と関係なく目の前の敵を殲滅するオーバーフロー状態を、自らの意思で制御せざるを得なくなった点にもあると思います。
 改めて考えると、ハザードフォームのオーバーフロー状態って「多少の犠牲があってもエボルトを絶対に倒すという意思の表れ」「周囲の仲間のことなど気にせず、一切の躊躇無くエボルトを倒すためのもの」なのかなと。その犠牲には巧自身も含まれてそうですし、誰よりもエボルトを倒そうとしていたことが伝わってきます。

 にしても、凄いですね・・・幻徳との話し合いのシーンではちょいちょい戦兎と巧の顔が交互に映し出されていましたが、顔が違うのにちゃんと2人とも葛城巧に見えるのが凄い・・・


 同じ科学者でも、命の尊さを知っていた巧に対し、難波会長が倒れて狂気に陥ったのか、内海はマッドローグになってエボルトに加担。歓喜と狂気に満ちた表情での変身は怖かったですが、あれはどこまで本気なのか・・・難波会長への忠誠心は偽者だったのか、はたまた敵を取るためにマッドサイエンティストを演じているのか・・・

 難波会長を抱きしめながら、あっさりと消滅させるエボルトにゾクッとしたところで、次回遂に完全無欠のボトルヤロー登場!パッと見「えぇ・・・?」となりましたが、動くと意外と良い感じ・・・?

 そういえばエボルトリガーのCMってあったっけ。昨日発売だったけど。
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HUGっとプリキュア! 第18話「でこぼこコンビ!心のメロディ!」

2018-06-03 09:06:12 | HUGっと!プリキュア
HUGっとプリキュア! 第18話「でこぼこコンビ!心のメロディ!」

 今回のアバン、急すぎやしません?

 さてルールーが正式な仲間になって1週間。ルールーからクライアス社の情報を聞き出そうとするも、機密情報はパップルにより消されてしまっていました。分かっているのは、強大な力を手に入れたクライアス社の社長、プレジテント・クライにより未来の時間が止められ明日が奪われたということだけ。

 心は手に入れたものの、心が分からないと戸惑いっぱなしのルールー。そんな彼女の前に現われたのは、心のままに行動するえみるでした。止めようとしても溢れ出すのが心であり、心があるから悩み、涙を流し、そして親友でいることが出来る。パップルを前にしても一歩もひるまず、親友としてルールーの手を強く握る彼女はまさにヒーローでした。
 そして同じくヒーローであるキュアエール=はなの「友情の!邪魔するなー!」は非常にかっこよくて、思わず涙腺が緩むほどでした。ああいうのに弱いんですよ・・・

 そしてそして!今回は、プリキュアでは非常に珍しい(と思われる)特殊ED!普段ならBパート⇒CM⇒ED⇒予告の流れですが、今回はBパートからの流れそのままでえみるとルールー、2人の歌声が響く特殊なEDとなりました。時間表示を気にせず見ていたので、いきなりEDテロップが現われて歌いだした時には驚かされました。
 「止めようとしても溢れて来るのが心」とさあやが言ったとおり、ルールーの心からは歌声があふれ出し、心に響く歌が聞こえてきました。最初は音程が合っているだけの歌、しかし今は心に響く歌。素晴らしい歌声をありがとうございます。

 次回は2人で一緒にファッションショー。

 ・・・で、公式ページには「キュアマシェリ」「キュアアムール」という謎のプリキュア(棒)の姿があり、おもちゃも宣伝され、キューティーフィギュア第3弾の情報も公開され、「たのしい幼稚園」などのCMでも表紙に2人の姿があり・・・いや、うん、良いんだけどね?でもね?・・・もう少し待とう?
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カードキャプターさくら(クリアカード編) 第21話「さくらと鏡と思い出の鍵」

2018-06-03 08:13:03 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら(クリアカード編) 第21話「さくらと鏡と思い出の鍵」


 「さくらへの贈り物」というから何かと思ったら、その内の1つが「撫子の別荘をさくらに譲りたい」とは・・・スケールが違う・・・あぁ、小狼との新居とかそういう・・・?

 さて今回は藤隆と桃矢の会話からスタート。真嬉と桃矢が似ていることや、さくらと撫子がますます似てきていることを語り合っていました。こうして2人で話す機会は早々無かったと思うので、新鮮に感じました。そしてどこか暖かい雰囲気が何とも素晴らしい。
 そして桃矢のみならず、藤隆もまた「さくらさんのことも、僕には分かってあげられないから・・・」と、さくらが小学校4年生の頃から色々大変だったことを理解していました。何かあるのを分かっていて本人に自由にさせる。それは「さくらさんだから」。さくらや周囲の人間を信頼しているからこその発言でした。クリアカード編ではさほど出番は多くないですが、相変わらず素晴らしい父親っぷりでした。

 みんなから愛されているさくらですが、本人の身には並々ならぬ事態が起こっている模様。誰にも頼らず自らクリアカードを作り出すほどの力を有しており、遂には過去の記憶を映し出せるほどにまでなってしまいました。
 それどころか、さくらが「本当の自分が映る鏡が欲しい」と望めば、思ったとおりのカードが出てくる展開に。海渡はこれを利用して、何かしらの目的を達成しようとしているのでしょうか。「禁忌の力」とまで恐れられる魔法具とは一体・・・海渡にとって「一番大切なもの」とは秋穂のことなんでしょうけども、秋穂を救うためにさくらが犠牲になった場合、秋穂がそれを喜ぶはずがないと思うのですが・・・

 ケロちゃんとユエは今回ようやくエリオルから事情を教えてもらいましたが、これまで教えてもらえなかったのは「ユエはよく顔と態度に出るから」でした(笑。ケロちゃんは急に雪兎(ユエ)の家に行くと言い出した時も、何だかんだでポーカーフェイス出来てましたからね・・・一方ユエがこのことを知ったら、心配で気が気ではなく、常にさくらの傍にいようとしそうです。

 小狼は既に事情を教えてもらっており、「さくらの望んだカードが出てきたこと」「さくらの力があまりにも強くなりすぎていること」を知っていました。エリオルが「さくら」だけでなく「小狼」も助けてやって欲しいと望んでいたことから、小狼はさくらを助けるためならば、その身も厭わない可能性もあります。いくらさくらのためとはいえ、さくらは小狼が身代わりになることは望まないでしょうし・・・
 互いを思いやりすぎるがあまり、自分のことや大切なものを見失ってしまう。出来ることなら海渡も含めてのハッピーエンドが良いのですが、さて・・・

 エリオルがかろうじて凌ぐので精一杯というだけでも強者感漂う海渡。次回はそんな彼との決着が!・・・ということはなく、次回はローブの人物が現実のさくらの目の前に登場する模様。
 しかし悲しいかな、次回で何とアニメのクリアカード編は最終話となってしまいます。次の話で全てが決着するとは到底思えませんし、「さくらたちの戦いはこれからだ!」エンドになるんですかね・・・またいずれ再開して欲しいです。


 
 ・・・しかし、毎度毎度短い尺の中にきっちり収めてくる「ケロちゃんにおまかせ!」のコーナーには驚かされっぱなしでしたが、クリアカード20枚の怒涛の読み上げは改めて声優さんの凄さを感じました。やっぱすげぇよ・・・
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