ウルトラマンデッカー 第24話「夢の果て」
新年一発目にして最終局面のデッカーは、冒頭から衝撃の描写がなされました。第1話で取り込まれそうになり、以後スフィアとの戦いの最前線に立ってきて、スフィアに纏わりつかれたこともあったわけですから、今回の状況に陥ってもおかしくないとはいえ……何気ないシーンだっただけに、猶更衝撃的な描写でしたね。
GUTS-SELECTはスフィアオベリスクを破壊するべく、作戦行動を展開。動けないナースデッセイ号の射線を確保するべく、命懸けの作戦に挑む大勢の人々と、その活躍に報いるように、不時着したままの状態でナースキャノンを発射するナースデッセイ号。誰も彼もが今できる精いっぱいの活躍に挑む様が非常に頼もしかったです。
続くテラフェイザーとの戦い……ですが、ここまで内部のアガムスの描写は殆どなし。最早アガムスの意識は存在しておらず、殆どスフィアと同化してしまっているような、そんな恐ろしさを覚えました。デッカーに対しても以前のような怒りや憎しみを顕わにせず、ただ不敵にほほ笑むだけ。改めてスフィアが何もかもを奪ってしまう、恐ろしい存在であることを意識させられます。
デッカーに変身しても、すぐにカラータイマーが点滅してしまうほどに危機的な状況に陥っているカナタ。即座にダイナミックタイプに変身したあたり、猶予の無さを感じさせられます。そしてカナタの懸命な叫びが、遂に……!
大事なのは言葉だけではなく、その言葉が発せられた経緯にこそある。アガムスが、レリアが口にしていた言葉の数々は「地球で見たいものの羅列」かと思っていましたが、真相は何とも夢のある、素敵なものでした。上手いことしてやられたなぁ……!ED「ヒカリカナタ」はアガムスとレリア、そして共に戦っていた仲間たちが時を超えてカナタに絆を託す。そんな願いを歌っていたのではないかとも感じられる展開でした。
そこからの懐かしさと達成感を同時に味わえる共闘には、思わず涙腺が緩んでしまいました。
地球に、そしてバズド星にも希望がもたらされたところへ襲来したのが最強の絶望。歴戦の勇士が空からボロボロの状態で降って来るとか、最早絶望以外の何者でもありませんね。
絶望の象徴たる最強スフィア獣・マザースフィアザウルス。何物をも寄せ付けない堅牢な体。前に突き出した腕は相手を容赦なく掴み、テラフェイザーのエネルギーを奪いとる。他人には何も与えず、自分だけが全てを手に入れる。そんな風にも感じられる存在です。
既にボロボロのトリガーやデッカーではまるで歯が立たず、しかも超火力の光線を多少チャージするとはいえ、ポンポン連射出来るとかどうなってんのコイツ……しかも何かまたやべーの呼び起こそうとしてるし……
アガムスたち未来の人々は、こんなマザーに対してどのような対抗策を講じていたのでしょう。そもそも星に降り立つはずの無いマザーがわざわざ降り立つという異常事態。スフィアオベリスクが破壊されたからなのか、それともラストに呼び起こしたアレが関係しているのか。
物理的な方法だけで倒せるのか。カナタの症状はどうするのか。トリガーはどのような役割を果たすのか。色々と気になるところで、次回最終決戦!
新年一発目にして最終局面のデッカーは、冒頭から衝撃の描写がなされました。第1話で取り込まれそうになり、以後スフィアとの戦いの最前線に立ってきて、スフィアに纏わりつかれたこともあったわけですから、今回の状況に陥ってもおかしくないとはいえ……何気ないシーンだっただけに、猶更衝撃的な描写でしたね。
GUTS-SELECTはスフィアオベリスクを破壊するべく、作戦行動を展開。動けないナースデッセイ号の射線を確保するべく、命懸けの作戦に挑む大勢の人々と、その活躍に報いるように、不時着したままの状態でナースキャノンを発射するナースデッセイ号。誰も彼もが今できる精いっぱいの活躍に挑む様が非常に頼もしかったです。
続くテラフェイザーとの戦い……ですが、ここまで内部のアガムスの描写は殆どなし。最早アガムスの意識は存在しておらず、殆どスフィアと同化してしまっているような、そんな恐ろしさを覚えました。デッカーに対しても以前のような怒りや憎しみを顕わにせず、ただ不敵にほほ笑むだけ。改めてスフィアが何もかもを奪ってしまう、恐ろしい存在であることを意識させられます。
デッカーに変身しても、すぐにカラータイマーが点滅してしまうほどに危機的な状況に陥っているカナタ。即座にダイナミックタイプに変身したあたり、猶予の無さを感じさせられます。そしてカナタの懸命な叫びが、遂に……!
大事なのは言葉だけではなく、その言葉が発せられた経緯にこそある。アガムスが、レリアが口にしていた言葉の数々は「地球で見たいものの羅列」かと思っていましたが、真相は何とも夢のある、素敵なものでした。上手いことしてやられたなぁ……!ED「ヒカリカナタ」はアガムスとレリア、そして共に戦っていた仲間たちが時を超えてカナタに絆を託す。そんな願いを歌っていたのではないかとも感じられる展開でした。
そこからの懐かしさと達成感を同時に味わえる共闘には、思わず涙腺が緩んでしまいました。
地球に、そしてバズド星にも希望がもたらされたところへ襲来したのが最強の絶望。歴戦の勇士が空からボロボロの状態で降って来るとか、最早絶望以外の何者でもありませんね。
絶望の象徴たる最強スフィア獣・マザースフィアザウルス。何物をも寄せ付けない堅牢な体。前に突き出した腕は相手を容赦なく掴み、テラフェイザーのエネルギーを奪いとる。他人には何も与えず、自分だけが全てを手に入れる。そんな風にも感じられる存在です。
既にボロボロのトリガーやデッカーではまるで歯が立たず、しかも超火力の光線を多少チャージするとはいえ、ポンポン連射出来るとかどうなってんのコイツ……しかも何かまたやべーの呼び起こそうとしてるし……
アガムスたち未来の人々は、こんなマザーに対してどのような対抗策を講じていたのでしょう。そもそも星に降り立つはずの無いマザーがわざわざ降り立つという異常事態。スフィアオベリスクが破壊されたからなのか、それともラストに呼び起こしたアレが関係しているのか。
物理的な方法だけで倒せるのか。カナタの症状はどうするのか。トリガーはどのような役割を果たすのか。色々と気になるところで、次回最終決戦!