機動新世紀ガンダムX 第30話「もう逢えない気がして」
経緯は不明ですが、自室にてガロードをモデルに絵を描くティファ。ここのやり取り、短いながらも互いの距離がグッと近づいたことが感じられて大好きです。特にティファの「なんでもない」!ガロードへの親愛の情が言葉から溢れ出ていました。
また、この時はガロードが横を向いていましたが、後の絵では正面を向いています。「なんでもない」の後に、ガロードが目線を動かさないようにポーズを変更したか、あるいはティファもまたガロードを見つめていたいからポーズを変更してもらったか……どんなやり取りがあったのか、気になります。
以前よりも更に親密になった二人ですが、そんな時ティファはガロードと本当に逢えなくなる夢を見て、いても立ってもいられず彼の部屋を訪れることに。それが未来かどうかティファ自身にもわからないのに、不安な気持ちだけで泣いてしまう。彼女にとってガロードがどれほど大きな存在になったのか、ここ最近の話で改めて実感させられますね。
そんな彼女を言葉で励ますガロード。去り際もただ黙って見送るのではなく、会話の種を探していたことからも、少しでも彼女と一緒にいたい、彼女の不安をぬぐいたいという思いが伝わってきます。一方でティファはガロードを目に焼き付けるかのようにじっと見据えていました。ガロードは言葉で、ティファは視線で、それぞれ別の手段で互いと一緒にいる時間を引き延ばそうとしているのが何とも微笑ましい……
そして極めつけは!……もうこの二人は本当に見ていて応援したくなる……ティファから「また明日ね」と再会を約束する言葉が発せられたことで、ガロードが安心した表情を見せるのも印象的です。
……とまぁ、そんなティファとガロードの心温まるやり取りだけで終わるはずもなく。
ジャミルがニュータイプ研究所のカロン所長と意見を対立させる一方で、フロスト兄弟は恨みがこもった作戦を展開。兄弟で心が通じ合う能力を持ちながらも、フラッシュシステムに対応していないという理由だけで「カテゴリーF」として扱われたこと、力を求められたことへの恨みがニュータイプ研究所やカロン所長にぶつけられることに……
カロン所長、ジャミルとの会話では高圧的な感じでニュータイプの戦争利用などを口にしていましたが、シャギアとの会話では比較的温和な印象でした。しかし、必要なのはフラッシュシステム対応のニュータイプであるという話題の最中に発せられた「ごめんなさい、シャギアくんもカテゴリーFだったわね」という一言で印象がガラッと変わります。兄弟に気を遣っているようで「カテゴリーF」という烙印を押していることに変わりはありませんから、結局は不要な存在として見ているように感じられました。
兄弟に復讐される寸前、荒い息を飲んだカロン所長。あれは今から殺されることへの恐怖か、カテゴリーFが支配する時代への嫌悪感か……
そして、更にティファを狙う新たな勢力も登場。気持ちだけでは縮めることの出来ないダブルエックスとティファが乗るロケットの距離。心が近付いたからこそ、物理的に遠ざかっていく辛さが一層増します。
いよいよガンダムXもクライマックスが近付いてきたと感じつつ、また次回。
経緯は不明ですが、自室にてガロードをモデルに絵を描くティファ。ここのやり取り、短いながらも互いの距離がグッと近づいたことが感じられて大好きです。特にティファの「なんでもない」!ガロードへの親愛の情が言葉から溢れ出ていました。
また、この時はガロードが横を向いていましたが、後の絵では正面を向いています。「なんでもない」の後に、ガロードが目線を動かさないようにポーズを変更したか、あるいはティファもまたガロードを見つめていたいからポーズを変更してもらったか……どんなやり取りがあったのか、気になります。
以前よりも更に親密になった二人ですが、そんな時ティファはガロードと本当に逢えなくなる夢を見て、いても立ってもいられず彼の部屋を訪れることに。それが未来かどうかティファ自身にもわからないのに、不安な気持ちだけで泣いてしまう。彼女にとってガロードがどれほど大きな存在になったのか、ここ最近の話で改めて実感させられますね。
そんな彼女を言葉で励ますガロード。去り際もただ黙って見送るのではなく、会話の種を探していたことからも、少しでも彼女と一緒にいたい、彼女の不安をぬぐいたいという思いが伝わってきます。一方でティファはガロードを目に焼き付けるかのようにじっと見据えていました。ガロードは言葉で、ティファは視線で、それぞれ別の手段で互いと一緒にいる時間を引き延ばそうとしているのが何とも微笑ましい……
そして極めつけは!……もうこの二人は本当に見ていて応援したくなる……ティファから「また明日ね」と再会を約束する言葉が発せられたことで、ガロードが安心した表情を見せるのも印象的です。
……とまぁ、そんなティファとガロードの心温まるやり取りだけで終わるはずもなく。
ジャミルがニュータイプ研究所のカロン所長と意見を対立させる一方で、フロスト兄弟は恨みがこもった作戦を展開。兄弟で心が通じ合う能力を持ちながらも、フラッシュシステムに対応していないという理由だけで「カテゴリーF」として扱われたこと、力を求められたことへの恨みがニュータイプ研究所やカロン所長にぶつけられることに……
カロン所長、ジャミルとの会話では高圧的な感じでニュータイプの戦争利用などを口にしていましたが、シャギアとの会話では比較的温和な印象でした。しかし、必要なのはフラッシュシステム対応のニュータイプであるという話題の最中に発せられた「ごめんなさい、シャギアくんもカテゴリーFだったわね」という一言で印象がガラッと変わります。兄弟に気を遣っているようで「カテゴリーF」という烙印を押していることに変わりはありませんから、結局は不要な存在として見ているように感じられました。
兄弟に復讐される寸前、荒い息を飲んだカロン所長。あれは今から殺されることへの恐怖か、カテゴリーFが支配する時代への嫌悪感か……
そして、更にティファを狙う新たな勢力も登場。気持ちだけでは縮めることの出来ないダブルエックスとティファが乗るロケットの距離。心が近付いたからこそ、物理的に遠ざかっていく辛さが一層増します。
いよいよガンダムXもクライマックスが近付いてきたと感じつつ、また次回。