先月の中ごろから急に本を読みたくなって「本の虫」になってしまいました。読み始めたら時間の経つのも忘れてのめりこんでしまいます。不健康ですね。そんな訳でオーディオの方にこの1ヶ月間集中できていません。が、毎日コツコツと形には見えないですけれど色々なことをやっています。
先日「良いRCA端子ソケット」を見つけまして自作の管球アンプのRCA端子を全て交換してしまいました。
その効果たるや素晴らしい「音質改善効果」をしてくれます。簡単に効果を述べますと「音数が2倍、音圧も倍」と言う物で市販の安物RCA端子では出せない音質になりました。
自作管球プリ2台、自作管球パワーアンプ4セットの交換を完了してその効果を確認していましたが、ロジウム仕様のXLRソケットと遜色ない音質を出してきます。当該RCA端子ソケットも「ロジウム仕様RCA端子ソケット」です。2個¥7500円もします。お値段の方もしっかりしていますが「音質」も大したものです。20個交換を完了し、第2期の発注を予定しています。・・・まだ管球パワーアンプが眠っています。
管球パワーアンプの音質改善には「良い球」とめぐり合うことが大切です。6l6系のシングルアンプで色々な球を集めて音色を楽しんでいます。あまりミテクレは良くないのですがRCAのメタル管は素晴らしい音色がします。またムラード製作のCVナンバーの球も「ブリリアント」な音色で惹かれます。まだ試せないでいる球も有りしばらくは楽しめそうです。
最後になりましたが、自宅のシステムで「音場型」の表現をするマッキンのC40プリアンプにとうとう対抗馬を持ってきました。
本日アキュC-290の2台目が来ましたので夕方から交換してやっと音出し確認しています。現状ではまだC40の方が「大容量」に対応できているようです。
オールルシファーのケーブルで鳴らしていますので「アンプが大容量に馴染む」事が必要です。予測では3ヶ月から半年はかかると見ています。
今までづっと使って有った機器ですが、ケーブルの容量が少なかったのでしょう「音が伸びきりません」
同じC-290をオリンパスシステムでも使っているので「本領発揮」していないことは一聴しただけで判ります。時間が解決してくれるのを待つしか有りません。
同じアンプでもルシファーケーブルで「覚醒」させたアンプとこれから使い始めるアンプではまったく違った「性能」になります。「別物」と読んでも差し支えないでしょう。
音色だけはマッキンからアキュフェーズになりました。マッキンの音色は「艶」があるんですね。聴き比べてみると判ります。アキュフェーズは「透明感」が有ります。
もともと「音色」については不満はなかったし「情報量」も互角です。表現の仕方が「音場型」か「生演奏型」かの違いです。「前に音が出る」のがC-290で「音が奥に定位する」のがC40の大きな違いです。
C40も同じマッキンのパワーアンプと組み合わせて使えば「欠点」にはならないのだろうと思っています。専務宅のMC2600とC40を組み合わせて使えばどうなのか?と思っていますので当然C40は専務宅に行くことになります。C-280と比較をしてもらいましょう。
30年ほど昔C-200とMB-88の組合せで使ったことが有り、「アキュのプリは管球パワーアンプと合う」との経験を持っていますのでC-290と自作管球パワーアンプの組合せで私の欲しい音質にまで引き上げて見たいと思います。
その予見通り「非常に澄み切ったサウンドステージ」を出し始めています。なかなか表現を言葉で語るのは難しいものです。うまく表現できません。