C-290を導入して3日目、ようやくXLRプラグが馴染みだしたようだ。いま少し高域の上の方がまだチリチリしているが昨夜とは段違いの再生をしている。これくらいになると「苦痛」ではなくなる。ホッとしたのが今の心境です。それでも「覚醒」には至っていないと思います。
朝出社前に1時間、昼休みに45分、夜5時間くらいの1日3回の苦行が3日続きました。この時点で出ているサウンドはマッキンC40(117V使用)の音質のはるか上を行っています。うるささは殆ど有りません。これから「定位の明確さ」や「低音の押し出し」が強くなってきてくれるでしょう。
アキュフェーズC-290は古いプリアンプですがシリウスケーブルを使うと最新機器と同等クラスかそれ以上の性能を出してきます。オリンパスシステムのサウンドを聴かれたことの有る方なら理解できると思いますが聴いたことの無い方には「まさか???」と思われると思います。もちろん最新の2810まら更に良くなることでしょう。
自宅のシステムは「自作管球メインアンプ」の性能が相当な比重を占めています。トップクラスのTr型アンプにも引けはとりません。オールオールドムラードの球とデッカのツウィーターはじめえりすぐったユニットとセッティングを取り入れています。
例えば、城卓也のナレーションで始まる「ジェットストリーム」のCDはチャチな装置で再生すると「音数が少なく淋しく」なりがちですがそれが最新録音の推薦盤と変わらない質感で聴けます。
C-290の導入は成功の方に向かっているようです。C40で出ていなかった「音」や「音楽」が聴こえ始めました。質感はあくまでも透明な感じで見通しが良く、目の前で演奏しているかのような雰囲気になりつつあります。もっとアンプのエージングが進めば「激変」がやってきて「覚醒」してくれるでしょう。毎日が楽しみです。覚醒まで何日かかるかを計りたいと思います。