今まで自分が使ってきたコントロールアンプとその所感を列記して見る。
1)ラックス CL35MKⅡ・・・音の雰囲気は柔らかく分解能もナロー、ノイズが気になって手放した
2)アキュフェーズC-200・・・SN比が良くクリアーで非常に好きなサウンドでしたが訳あって手放しました。
3)ビクター ラボラトリー C01?・・・音の線が細くキリキリ云うほどに疲れまして手放しました。
4)マッキンC29・・・フォノのノイズが多くて手放しました。
5)マッキンMX110・・・音色や音の粒立ち雰囲気共に優れていましたが周波数レンジが狭いことと各つまみ類にガタが有り、これから先20年も使うことを考えるとためらいました。非常に良いアンプだと思いましたがこれからのメンテ等も考えると諦めざるを得ないと判断しました。
6)アキュ C-280・・・友人宅でマイクロSX-8000シリーズで聴いたサワサワ感に洗脳され購入しました。非常に良いアンプだと思いましたがリレーなのか金属の合わせがおかしいのか「カチカチ」と言う音が気になり予備に回りました。電源はインレットに改造して使っていました。オリジナルの電源では不満。
7)アキュC-275V・・・C-280や290に比べて6段落ちくらいの音質でガックリ。即手放しました。フラッグシップとセカンドシップの差は製造年に10年の差があっても歴然とした物が有ると感じました。
8)マッキンC40・・・広域に一種独特の甘い音色が有り好きですね。でもバランスソケットが安物過ぎて使いずらいし、117Vにしたら性能が相当に上がりましたがそれでもなお「ふん詰まり」を感じたので専務宅に行きました。電源はインレットに改造して使っていました。オリジナルの電源では不満。
9)アキュC-290・・・柔らかい雰囲気のある音色で情報量もたっぷりあり安心して使えます。ただ気になる点は優等生過ぎて・・・・。
また色々な所で色々なプリアンプのサウンドを聴いてきましたが、今でも思い出させるのはS氏様のマランツ#7オリジナルの音色。
レンジはMX110と変わらないと思いましたが「シルキーな艶のあるサウンド」は耳を離れません。
マランツ#7も各地で聴きましたがオリジナルをとどめている機械そのものが少ないのでしょうか?S氏様のところの#7の様な音色はついぞ聴いたことが無い。
いつかは自分も一度は#7のオリジナル機を手に入れ(例えば電源はインレット化とRCA端子をより良いものに交換)使いたいです。この2点を対策すれば更に素晴らしい音質になると思います。オリジナルの電源コードはノイズを拾いますし容量が足りないと感じています。
それにしてもあのつややかな音色は何ともいえない良い音色でした。