Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

近況

2008年04月14日 | ピュアオーディオ

先月から取り組んでいる300Bシングルモノーラル×2台のアンプで悪戦苦闘しています。どうしてもノイズが取れません。専門家に配線してもらっても「極細線」でワイヤリングして有りますのでこれをブルースーナーやブラックスーナーで配線しなおすと「ブーン」とノイズが出ます。3極管アンプはどうもノイズを拾いやすいようです。極細線に戻すとノイズの量が大幅に減少しますので、アンプ作りのプロ達がWEの20GA~24GAの極細線を使いたがるのが判ります。しかし、こんな極細線ではまともな情報量を伝送できるはずが有りません。まだまだ研究が必要なようです。

並行して6L6GCのシングルアンプにもトライしていますが、こちらも上のアンプと同様の問題で頭を痛めています。

今までのTrail仕様の管球アンプはPPタイプばかりです。しっかりしたトランスとPPの動作にポイントがあるのかもしれません。

自宅用にプリアンプ アキュC-290を発注いたしました。(落札しました) 本当は最新型が欲しかったのですが予算の関係と実績の有るアンプで底固めを考えました。自宅のシステムがどんな変身をするか楽しみです。


デッカ戻る

2008年04月14日 | ピュアオーディオ

ピラミッドのツィーターをオリンパスシステムで鳴らし始めて約1ヵ月半、色々とバランス調整や別のツィーターの追加等試みたがどうしてもHL88(蜂の巣)の音色と繋がらない。低音の押し出しやキレ・ヌケは別格なくらいに改善されるが音色が繋がらない。

どうもこのピラミッドのツィーターの歯切れの良さはHL90(お化けホーン)の質感に近いようだと思えるので、専務宅で使ってもらうようにした。当然デッカのツィーターはオリンパスに戻した。

戻した途端、今まで聴き慣れた音色で素晴らしい再現をしてくれる。「ホッ」としました。性能が良いだけでは収まらないのが「全体のバランス」です。

昨日はレビンソンの#326S(プリ)とFMアコースティックの411(パワー)をお使いのお客様にオリンパスシステムのサウンドを聴いていただきましたが「自宅のシステムで出ない音が聴こえる」との事でシリウスケーブルのセット+SPルシファーを借りていかれました。

CDT+DACとの事ですので使われる機器を想像しますと相当なグレードの機器をお使いだと思います。後日確認しておきたいと思います。

高額な機器をお持ちの方から言わせればチャチナ装置からお持ちのシステムで聴けないサウンドが聴こえることは脅威でしょうね。