3B252BパワーアンプのLchのハムノイズの原因を探しています。
LchのSP端子の近くにチョークが有り360Vの電圧がかかっていますが、これに対しては
①チョークの位置をズラしてSP端子からの距離をとりました。
②1,0mm厚みの銅板でSP端子側をシールドして対策すると共にワイヤリングもチョークから離れるように配線しなおしました。
その結果、RCA端子入力ではノイズの発生は有りません。XLR端子入力時のみノイズに見舞われます。大きいノイズはLchのみです。XLR端子側といってもRCA端子側と比べて「インプットトランス」が入っているだけの違いですのでこのトランスのシールド性能が低いのか?と思われます。600Ω:600Ωの小さなトランスです。シールドの問題よりグランドをアースに落とす事が肝心かもしれません。
もうしばらくこの件は詰めて行きたいと思いますが、RCAなら使えることが判りましたので自宅に持ち帰り早速繋ぎなおして聴き出しています。
バランス(XLR)を聴いた後ではチョッとスケール感や音数、広がりで負けるようですが「ノイズ」のないのはありがたいです。
C40と3B252Bパワーとの組合せでRCAケーブル接続のサウンドは「しっとり」しています。これはこれでなかなか良い聴きざわりです。暴れるような音が有りません。なめらかでしっとりして価値のある音質です。JAZZを聴いていますが余韻も素晴らしく十分楽しめます。クラシック系、特に弦楽器は素晴らしいサウンドになる予感がします。つづきは明日報告します。