今日は久しぶりにクライバー指揮の「魔弾の射手」を全曲聴きました。アンプをCV1947ppアンプからGE6550シングルアンプに替えて初めて聴いたのだけれど、「GE6550シングルアンプ」は「ふん詰まり」のサウンドが有ります。重心が下がり音の厚みも厚く好ましいのだが、以前から云っている通り「音のキレ」(分解能・見通しの良さ等)が今一なのである。
上の写真ではM-100の上の左側のアンプです。高域側のアンプ(GE6550シングルアンプ2号)の方は「ヌケ」ています。
「音がふん詰まっている」為にトッティの部分で「音が濁る」様に感じられ「音の品位」に「雑味」を感じます。「球」がおかしいのか、他のパーツがおかしいのか調べて見ないといけません。今回初めて前段の球に「EF86」(メッシュ電極)を使っている為、「エージング不足」も考えられます。この手の「メッシュ電極」の球はヌケが悪いのが初期の症状見たいで、WE310Aでも似たような経験を持っています。もう少し鳴らし込んでやれば「ヌケ」て行くものなのかは予測できません。