Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

GE6550シングルアンプ1号の問題点

2010年04月01日 | ピュアオーディオ

今日は久しぶりにクライバー指揮の「魔弾の射手」を全曲聴きました。アンプをCV1947ppアンプからGE6550シングルアンプに替えて初めて聴いたのだけれど、「GE6550シングルアンプ」は「ふん詰まり」のサウンドが有ります。重心が下がり音の厚みも厚く好ましいのだが、以前から云っている通り「音のキレ」(分解能・見通しの良さ等)が今一なのである。

65501

上の写真ではM-100の上の左側のアンプです。高域側のアンプ(GE6550シングルアンプ2号)の方は「ヌケ」ています。

「音がふん詰まっている」為にトッティの部分で「音が濁る」様に感じられ「音の品位」に「雑味」を感じます。「球」がおかしいのか、他のパーツがおかしいのか調べて見ないといけません。今回初めて前段の球に「EF86」(メッシュ電極)を使っている為、「エージング不足」も考えられます。この手の「メッシュ電極」の球はヌケが悪いのが初期の症状見たいで、WE310Aでも似たような経験を持っています。もう少し鳴らし込んでやれば「ヌケ」て行くものなのかは予測できません。


今後の計画

2010年04月01日 | ピュアオーディオ

自宅の「SP-707Jシステム」は非常に気に入っているので当面触る事はないと思います。

「オリンパスシステム」は「管球アンプ」でどういう風にサウンドが変わるのか判ったので、オールアキュフェーズのアンプに戻して行こうと考えています。さしあたって、中域と高域のパワーアンプをA級アンプに交替させていきます。音質ダウンはチョッと覚悟しないといけないようです。

「RCA箱システム」はプリとパワーアンプを随時レビンソンのアンプに交換していきたいと考えています。WadhiaのCDPが思いの他良いサウンドを奏でていますのでこれを生かしたいと思っています。現在の管球パワーアンプ「6L6ppアンプ」では低域がナローでチョッと気に入りません。低域はTr型の200Wクラスのアンプでないと本来のサウンドにならないのではと考えています。

検聴用のモニターSPは現在BC-Ⅱを流用していますが、鼻から力不足は判っていますのでこちらも承知のSPに交換していきたいと考えています。

以上のことは直ぐにもやりたいのですが何しろ先立つ物との相談もありますので出来る物から進めていきます。