ステレオを聴く頻度を非常に大事にしています。「毎日2時間」の時間を一つのシステムにかける様にしています。サラリーマン時代から40年近く同じように音楽を楽しんで来ました。
ただ世の中にはこの頻度が「1回/週」や「1回/月」と云う方も沢山います。それらの方も「音質アップ」を考えられています。ただここで問題点が有るのです。
ステレオのCDPやアンプ、スピーカーも「電子機器」なのです。「機械」と云うとSWを入れれば「直ぐに動く」のは当然ですが、「本領発揮」とは違うと云う事を理解しないといけません。
自動車のエンジンの例でお話しますと、動かすのが「1回/週」ならまだしも「1回/月」のペースで2年も「維持」出来るでしょうか?。おそらく「バッテリーは上がる」、「エンジンは吹けない」等々のトラブルが発生すると思います。ステレオ装置もご多分にもれず「機械」です。同じ事がステレオ装置でも起こっていると考えるべきです。
私の経験上、ステレオのSWを入れない期間が3日を過ぎますと随分と「音質」が落ちます。この「音質」を復帰させるには最低2時間以上の連続運転が必要です。
例えば2年間も「1回/週」のペースで使っている装置は、私から云わせれば「死んだ機械」になります。どんなに良いケーブルを使った所で「ふん詰まり」してしまいます。使用頻度は「音質」に非常に大きな影響力を持っています。