Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「オリンパスシステム」の憂鬱

2010年04月03日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムの中域と高域のパワーアンプをGE#6550シングルアンプにしたのが先月の25日。その時は「音の厚み」が増し、「重心」が下がり、「スケール感」が大きくなり、「良くなった」と感じました。

65501

その後もその状態で「鳴らし込み」に入っていますが、現在10日を経たところです。この時点で「苦行」を強いられています。小音量ではそう感じないのですが、音量を大きくすると「粗い音」が出ているのです。眠っていたアンプを起こす時にはいつも起きることなのですが、「憂鬱」になるくらいつらいです。音がヌケていません。

しかし、「音数の多さ」、「雰囲気の良さ」、「バランスの良さ」、「低弦の響きの良さ」等「これは良いサウンドになる」と云う予感は一杯ですので「苦行」を続ける意味は十分に有ります。

Tr型アンプでも管球アンプでも一度眠りに着いた機器を起こすには「ただひたすら聴き続けて起きるのを待つ」しかありません。大概の機器は約1ヶ月有れば目覚めますが、長い時間のかかるものもあります。長い物では毎日6時間聴き続けて3ヶ月かかったアンプも有りました。

オリンパスシステムは「苦行」の真っ最中です。


BC‐ⅡのSPケーブル変更

2010年04月03日 | ピュアオーディオ

Bc22

今日は時間に余裕が有るのでBC‐ⅡのSPケーブルを交換して見ました。上の写真が昨日までのWE14GAのSPケーブルを接続していたものです。

Bc2scs331

今朝、SCS-33のケーブルに変更しています。昨日の状態でも「ビックリサウンド」でしたが、SCS-33に交換してからは「JBLも真っ青のサウンド」になりました。音数の多さと周波数レンジの広さ、そして押し出してくるサウンド。「爆音」レベルのサウンドも可能になっています。昨日に比べますと「音の鮮度感」や「キレ込み感」が別物です。

BC‐ⅡのSP交換でサウンドが良くなったのに気を良くしてAMPEX#515もSPケーブルを交換しました。

Ampexbelden

交換前はベルデンの安物ケーブルでしたが、こちらはSCS-32を繋いでいます。見てくれ的にはSCS-33とほとんど変わりが有りませんが、こちらの方がやさしい音になり、ヴォーカルには最適です。

Ampexscs321

SCS-33(化け物)に比べますとSCS-32はチョッと柔らかいケーブルなので扱い易く、いやな音を出しません。結構低域も出るようになり満足しています。今月25日に愛知県の方から「すえさんご一行様」がいらっしゃいますので準備が完了しました。