Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

SP 620A Trail仕様化完了

2010年04月28日 | ピュアオーディオ

ALTEC 604系の「Trail仕様化」は既に5セット手がけています。今回のユニットは「特殊」な仕様なのでいつもと勝手が違いましたが何とか完了しました。

3時くらいに完了したので以後づっと鳴らしていました。各部の接続に「あたり」が出るまでは「ビビリ」が出たり「ノイズ」が出たりします。今回も前回のUREI813の時は3日間もかかりました。

ユニットを「Trail仕様化」して直ぐの状態は、今まで扱ったことのない「信号の量」が着ていますのでビックリしているのです。鳴らしこんでいきますと馴染んできます。

3時間ほど鳴らしこんだ処で今日は時間切れでしたが随分とこなれてきました。対策がうまくいったかどうかは最低3日間ほど様子を見ないと判断できません。


「ALTEC#620A」 の内部配線

2010年04月28日 | ピュアオーディオ

「ALTEC#620A」 の内部配線やSP端子は以下の様になっています。
620a1

非常に「細い」配線で接続されています。

620a5

SPターミナルもプッシュ式の細い配線用です。

音数(情報量)の伝送は「線材の断面積に比例」します。(経験で得たものです)
これを「Trail仕様化」で交換します。オリジナルの細い線材ではユニットの潜在能力は引き出せません。

620a3

比較の為「ALTECオリジナル」の配線と「ルシファーTrail仕様」の線材の太さを並べて見ました。簡単に線材の断面積は50倍以上有ります。

620a4

SPターミナルも太い配線が接続できるようにする事と「伝送ロス」対策で「材質」にも配慮しています。もっと良いSPターミナルや配線材が有れば交換はいといませんが、自分が色々試して来てこの組み合わせになっています。