21日の入荷時点では無垢材ケースにそのままA730を載せていましたが、直ぐに「本革」(10mm×20mm t=1mm)を6か所に敷いて、浮かせるような使い方にしていました。
前方から見るとこんな具合です。以前べニア板で水平化ケースを使っていた時と同じ場所に敷きこんでいます。
横から見るとこんな具合です。中間と後側が良く見えていませんが、6点に敷きこんでいます。
サウンドの方は、「本革」を敷きこむ前は、やや甲高い音がして、振動を感じていましたが、「本革」を敷きこんでからは非常に落ち着いた質感になり、SN比の良さを感じます。無垢材の響きの良さも加わり、音のバランスが良くて反応が早い、音数の増加、音のキレの良さとほぼ狙って質感になりました。
A730ノーマルの斜めのセッティングはモーターに負担がかかります。ゴギング(片縁、片擦り)をサウンドに感じていました。その為に「ナロー」なサウンドに聴こえていたと思います。水平にしてしかも響きの良い無垢材のケースを使った事で、形的な不自然さや質量の増加で外来の振動に強いセッティングに出来ました。A730が別の高級なCDPに変身しました。