A730専用無垢材ケースの音の良さにつられて、2台目のA730かD730を購入したいと考えています。その為に2セット目の無垢材ケースの作成に先週から取りかかっていました。
彫り込みを完了し、今日その仕上げを終えて明日塗装に出そうと予定していたのですが、1週間の仕事が一瞬でパーになりました。・・・良く乾燥していなかったのでしょうね。ものの見事に割れてしまいました。
無垢材の選択は非常に難しいモノが有ります。①無垢材の材質 ②縦横高さのサイズ ③良く枯れているか? ④木目は大丈夫か?(向き・樹齢) ⑤材にクラックはないか? ⑥節はないか?・・・等チェック項目が有ります。写真でその材を見ただけでは判らないものも有ります。
また加工に付いても一発勝負ですので、削り過ぎは致命傷になります。作業手順も良く良く考えてしないといけません。まったく同じ木目は有りませんので、1個1個がまったく別の加工方式になるくらい、良く考えて作業に当たらなければなりません。木目に沿ってノミを入れても、予測と違う処まで割れて行く場合も有ります。無垢材の加工は予測不能ですので収率が悪くなります。