今日も朝8時半から夕方6時まで延々と「鳴らし込み」を続けています。リクライニングシートに座りっぱなしで腰が痛くなって来ました。この間にいろんなCDをかけて確認をしていますが、弦楽器系は大分プリの質感が出て来ている様ですが、ピアノ系はまだまとまり切れていないと感じます。まだ変化をしている様で、定位がふらつき出した。
「音質」に一番効いて来るのは「機器の活性化」だと思う様になりました。オーディオマニアの95%は「鳴らし込み不足」ではないだろうか?一般の方が毎日5時間以上鳴らすのは至難の技だろう。
その困難さは「飽き」が来てしまう事や、「苦行」との戦いなんて考えたらやってられないと思う。興味が高じて知らないうちに「鳴らし込んでしまう」のが一番良い方法なのかもしれない。
今回は、チャンデバだけを交換しただけで4カ月以上もかかっています。機器は上流からヌケて来ますので、CDP→プリ→パワーアンプ→SPの順で抜けて行きます。例えばプリアンプを交換して直ぐに良い音で鳴り始めるなんて事はないと思う。最低1ヶ月以上は鳴らし込まないと使い物にならないのが普通だと思う。
マルチアンプシステムではプリとチャンデバは非常に重要な機器になります。ここでシステムの表現力が決まって来ますから、十分鳴らし込んで行かないと音がまとまってくれません。もうしばらくが辛抱のしどころかもしれません。