オリンパスの鳴らし込みを続けていますが、意識的にやると大変な「苦行」になります。出来れば、システムの音質アップと一緒に行うのが良いと思います。完成したシステム(音質)の状況で中の機器を入れ替えるのは大変な「苦行」を伴います。
以前、旧事務所では「音質アップ対策」として、機器の入れ替え、ケーブルの入れ替え・グレードアップを日常茶飯事に行っていました。「鳴らし込み」を意識しないで次から次に「音質アップ」の諸策を実施していましたので「鳴らし込み」を意識したのは初めの3ヶ月ほどでした。知らない間に3年が経ち、その後8年も「鳴らし込み」を意識する事は有りませんでした。こんなやり方が良いですね。
今回は機器もケーブルも出来上がっているシステムを移動して部屋が変わりました。それと共に要の機器であるチャンデバを新規導入して入れ替え、意図的に「鳴らし込み」時間の経過と音質の変化を確認しています。普通「鳴らし込み時間」等意識してやるモノでは有りませんが、その経過を知っておく事は有意な実験である事に間違いありません。部屋の相違点も有りますので、元の音質を出せるかはまが確信が出来ません。
何故なら、「家(部屋)が変わる」と電源系の根底が変わります。電柱のトランスからの距離が大きく変わり、「伝送ロス」の状況も変わって来るからです。旧事務所は電柱のトランスに近く、ほぼダイレクトに5m程の距離でしたが、今回の家はトランスから100m程離れています。この辺の差を吸収できれば良いのですが・・・・。