Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「音質」が良いとは?

2018年12月11日 | ピュアオーディオ
少しでも良い「音質」で音楽を楽しみたい・・・と願うのがステレオマニアではないだろうか? しかし、肝心の「音質」を測る「指標」(ものさし)が無いのが現状である。

個人的には「質感」こそが「音質」で有ると思っているが、サブ指標として「情報量」(音数)やエネルギー感・音のバランスを耳で確認して決めている。これらにも具体的指標は電特では測定できない状況にある。今までと違う「電特」が必要。

「音質」と云っても測定できるものがまだ無い・・・と云うのが現実だ。10人10葉の判断基準が有り、さらにグレードの違いも有り、サイズの違い、環境の違いもある。

雑誌なども無責任な「音質論」などを並べ立てて、体系化を怠って来た事も事実である。体系化は個人で出来るレベルではなく、業界全体で作り上げるものだろう。その旗振り役が何処にもいない。この先も出てこないだろう。

こうして見ると、ステレオで「音質云々」を言っていること自体が「無用」の「用」なのかも知れない。