![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/13/93894e8e85eb4aca6eeb233b0d1d9647.jpg)
「音質」を考えるなら「マルチアンプ方式」になると思う。ただ機器の増加とケーブル類の増加は避けられない。その分だけ「コストアップ」になる。更に調整力も必要になって来る。上の写真のチャンデバのダイアルを見て「おや?」と思われる方は、マルチアンプ方式にトライされたことの有る方だと思う。チャンデバのダイヤルは「PASS]して、音量調整用ボリュームは使っていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/a6/8e3c476f7ba0eef237db67c631435cfd.jpg)
パワーアンプの低域用はゲインコントロールが付いていないので、こちらもフルの状態で使っている。
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中・高域アンプにはゲインコントロールを付けているので、こちらで音量調整をしている。チャンデバのボリュームを使うよりアンプのゲインコントロールを使った方が音質アップになる。それだけチャンデバのボリュームはチャチな場合が多い。
マルチアンプで注意すべき点は、機器の形式(Tr型・管球式他)より、ケーブル類を揃えて使う事だ。ケーブル類が揃っていなければ「質感」や「情報量」・「周波数特性」等が揃わない。中にはSP箱内配線が低音と中音・高音で違っている場合も有る。ここが違うと出てくる音に「整合感」が無くなる。てんでバラバラな音になりかねない。
電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブル・SP箱内配線は出来るだけ統一した方が良い。全てを統一すれば「音質」も揃う。使うケーブルのグレードで「音質グレード」も変わって来る。