
5年間、CD以外のソース機器を探してようやく固まって来た。プリアンプのXLR入力が3系統有り、CD・DAT・MDと3系統が埋まった。RCA入力にもFMチューナーを増設し、テープデッキ回路にもMD機を準備した。これでソース機器の増設は終わりにする。

過去15年のうち、初めの10年はCDオンリーだった。その後2TR38やカセットデッキも使って見たが、取り扱いの大変さと音質の面で諦めた。チューナーも1970年代のモノを集めて比較したが、「ノイズ」の面で最新式に軍配が上がった。音質も非常に良い。デジタルチューナーとMDの組合せでFMエアーチェックをしたモノとCDの音質を比べても遜色がない。

これで私の「終のシステム」が完成した。このシステムで後何年楽しめるだろうか?寿命との戦いか?それとも興味との戦いか?
現在は、朝来ると「ショスタコービッチ:セカンドワルツ」をMDでかけて、賑やかに楽しく過ごす雰囲気を作っている。FMエアーチェックもクラシック音楽一辺倒だったものが、JAZZや映画音楽・ポップスと広がって来ている。これからは機器の事を余り気にせず音楽を楽しんで行きたい。