はじめに
友人のW君は100名山の踏破を続けていて、最後に100山目に幌尻岳を残すだけです。
私は、この険しい山を登る技量を持っていないので、幌尻岳には登らないが、北海道へは一緒させて貰いました。
彼が幌尻岳へ行っていた間は、美瑛と富良野を回りました。
7月7日(水) フェリーで敦賀港から苫小牧東港へ
船室は二等寝台でした。定員20名の部屋で乗客は5名。夏休み前だからだろうか、ガラガラの状態でした。
日本海を北へ航行するフェリーで北海道へ向かいました。船の名は「すいせん」福井県にちなんだ花の名を付けたのだと思います。
微かな振動とエンジン音。部屋の中が静かなので、余計に音が聞こえました。
海は穏やかなのだが、17000トンの船体が上下するのを感じました。
動くホテルと言う言葉は使い古された言葉ですが、この「すいせん」は、そんな感じをさせました。
レストランは勿論有るのですが、コインランドリーの部屋まで完備していました。
航行中に展望大浴場に入りました。大海原を眺めながらの風呂は格別でした。
下船時にパーサーに乗客数を聞きましたら、80人程と話していました。
途中ですれ違った姉妹船のすずらん。
デッキから眺める海。
光がサンサンと降りそそいでいます。
下船の時間が近づきました。
これから飛び立つ「ミツバチ族」たち