「ジオンと山歩記」さんが主宰する水曜会。
水曜会で西鈴鹿の銚子ケ口へ行ってきました。
山たまごさんのレポで、参考にしました。
http://www.geocities.jp/tokaigakko/page-91.tyosiga..
ここへは05.11.12に杠葉尾コースから登ったことがありますが、今回は風越谷から登りました。
登山口には、作業用モノレールが敷設されていていきなりの急とが始まりました。
私の記憶でモノレールがある山と言うと、奥美濃の左門岳を思い浮かべます。
登山口(8:25) ― モノレール終点(9:11) ― 銚子ケ口東峰(9:41) ― 銚子ケ口(9:47)~(9:53)
― 西峰(10:24) ― 大峠(10:52) ― 舟窪 ― 大峠の頭(11:44) ― 大峠 ―
水舟の池(12:05) ― 大峠(12:28)~(13:18) ― 西峰(13:36) ― 東峰(14:17)
― モノレール終点(14:28) ― 登山口(15:00)
木が僅かに色づいた葉を付けているだけで、ほとんどの羽っ葉が落ち、秋の終りと言った雰囲気です。
杠葉尾からのコースが2時間45分掛かりますが、風越谷コースは1時間15分程で山頂に到達することが出来ます。その代わり、モノレール脇の急な登山道を登ることになります。
山頂部は東峰、西峰、南棟と峰を形成していて起伏が有りますが、一旦、登ってしまっていますので、歩き易いです。
何と言っても、銚子ケ口の良い点は眺望が良いことです。周囲の山々が360度見渡せ、鈴鹿の主な山々、全てが確認できますし、東に伊勢湾。四日市のコンビナートや川越町の火力発電所の煙突。
西には琵琶湖。長浜市が見え、遠くの竹生島が確認できました。
乱丸さん提供のGPS軌跡。
石榑トンネル。鈴鹿山系には、三重県と滋賀県を結ぶ道として、鞍掛峠、石榑峠、武平峠、
鈴鹿峠があります。武平峠は水害で今月まで通行止めになっていました。
鞍掛峠は冬期に通行止めになることがあります。
この春に鈴鹿を横切る形で石榑トンネルが完成しました。関係者にとっては、待ちに待った
トンネルです。今では、快適に峠を通過することが出来ます。
モノレールの出発点です。
ここから急登が始まります。
モノレールのレールを手摺代りに急登を登ります。
モノレールが出来てから歳月が経つのか、手袋が錆で汚れました。
眺望が利く山です。北の方向を眺め山の同定をしています。
画素数が低いカメラでして、画像がはっきりしませんが、伊勢湾へ揖斐川や長良川の河口
が見えました。川越町の火力発電所の2本の煙突が確認できました。
本峰にあった標識。三角点もありました。
この先が大峠の頭です。大峠の頭に葉、標識など一切ありませんでした。
落葉した樹の間の尾根を進みます。
僅かに残り、紅葉した葉が残っています。
落葉はフカフカです。落葉の絨毯と言った感じでした。
水舟の池。
葉は既に落ちていました。
池の周囲は歩ける道が付いていました。誰かが話していました。
周回するために付けられた道で無く、植林の作業道だろうと・・・
これからランチです。皆さんから出された食べ物。
ハンペン。イブリガッコ。里芋とイカの煮物。鰯の煮着け。海藻の煮たの。
箱の中には手づくりのケーキ。写っていませんが左にサンドイッチがありました。
左上には柿とオレンジ。デザートまであり、凄い量です。
上の黄色いのは福井県からの参加者の羽二重餅をサンドした菓子です。
それから明宝ハムも有りました。
乱丸さんからは玉子カレーうどんを出してもらいました。
秋の日差しの中。ランチで沢山の食べ物を戴きました。
東峰で咲いていた季節外れのアカモノ。
この他にラストのリンドウ。モノレール道を下る時にイワカガミを見かけました。
レールに掴まって、慎重に降りて行きます。
スタート地点に戻りました。
お疲れ様でした。
山の面白さは、大人数で登る、と言うのも有ります。
今回の参加者は全部で11名でした。頂から見える山々を同定したり、互いに写真を撮りあったり、大人数の山登りは色々と面白い事があります。特に、皆さんから寄せられた沢山の食材のランチ。美味しく戴きました。
淡い日差しの中で、急な登りの山でしたが、山を楽しむことが出来ました。