弐水会の4月例会です。
鈴鹿山地の南部、亀山市の野登山に行ってきました。
坂本棚田 山の駅Pに車を停めて、坂本棚田の中を通り林道で西側の矢原川の谷を遡り、ミツマタ尾根を登って、仙鶏尾根分岐経由で野登山へ向かいました。
国見広場で昼食を取り、その後に野登寺に参拝してから、表参道で下山してきました。
今回の登山では坂本棚田駐車場に車を停めました。
既に何台か停まっていました。
地元の人たちに愛されている山。
そんな印象がしました。
これから登る山。
電柱の先の山です。
林道を歩いて来て突き当たった所に川が有りました。
渡渉しましたが、この川、岩がゴロゴロしていて洪水が有ったような川でした。
一面がミツマタの群生地です。
木々の間から光が差していました。
上手く撮れていませんが、ミツマタに光が当たっていました。
丁度、この感じが、ステージ上のスターにスポットライトが当たっている。
そのように見えたのです。
ミツマタの大群。
ミツマタの森からミツマタ尾根へ
ミツマタをアップで撮影しましたが、上手く撮れていませんでした。
ミツマタの群生が終わる辺りから勾配がキツクなりました。
仙鶏尾根コースを辿り、急登な登山道を終えると、その先にガードレールの有る道路に出ました。
ガードレールの有る道を歩き、振返ると仙ヶ岳が見えました。
先頭のK隊長。
眺望の良い国見広場へ引率してくれます。
国見広場へ到着。
眼下に広がる四日市の街。
川越の火力発電所。
白く四角い塔は四日市港管理組合が入っている建物で先端が展望台になっています。
こちらは北の方角です。
入道ヶ岳。その左に鎌ヶ岳と御在所岳。
更にその左に雨乞岳が見えます。
国見広場を後にします。
広場と名が付くように昼食の好適地でした。
野登山の三角点へ寄りました。
プレートが下がっていました。
野登寺へ向かう途中、湿地に咲くミズバショウを見かけました。
ミズバショウをアップで。
野登寺へ向かう石段です。
両側がミツマタの群落となっています。
野登寺から表参道で下山して行きます。
獣害対策の金網戸を通りぬけます。
坂本棚田駐車場に戻ってきました。
最後に
沢山のミツマタを愛でることが出来ました。
ミツマタの最盛期の登山。
好い山でした。
楮やミツマタが和紙の原料となります。
若木を育てて皮を向き、大鍋で蒸してから寒更し。
そして紙漉きへと進む。
米は八十八の手間が掛かると言うが、単年度で終えることが出来る。複数年に及ぶ製紙の手間は米作りの手間どころではないだろう。
坂本棚田は日本の棚田百選に選定されているが、手が及ばない田が有る様に見えた。
田を維持していくのが大変なのだろう。