琵琶湖の北に連なる山々。滋賀県と福井県の県境が中央分水嶺となっており北側は日本海へ、南側は琵琶湖へ流れます。そのコースが高島市内を連なっていて高島トレイルと呼ばれます。
高島トレイルの起点となるのが愛発越(あらちごえ)です。愛発越から乗鞍岳北尾根、乗鞍岳、芦原岳、猿ヶ馬場、黒河峠(くろことうげ)へと縦走し、黒河林道で下山してきました。
国境スキー場入口 — 乗鞍岳北尾根 — 乗鞍岳 — 電波塔 — 芦原岳岐分 — 芦原岳
— 芦原岳岐分 — 猿ヶ馬場 — 黒河峠 — 黒河林道
黒河峠に設置して有った高島トレイルのルート図です。
愛発越から乗鞍岳、そして黒河峠まで歩きました。
国境スキー場の入口です。
黒川林道へ車をデポしに行っており、戻るのを待っています。
ここは路線バスの回転場になっていて、進入禁止や駐車禁止の看板が立っています。
迷惑にならないよう隅の方に停めました。
私たちが待っている時に、軽四トラックが錠の掛かった鉄門を開いて通過して行きました。
その時に運転していた男性に言葉を掛け、停めさせて貰う許しを得ました。
高島トレイルの出発点。
愛発越のポイントです。
(08:57)
スキー場の受付を通過して行きます。
「3月5日(日)をもって今シーズンの営業を終了させていただきました」と貼紙が有ります。
Googleマップには国境高原スノーパーク臨時休業と表しています。
2023年の3月5日が日曜日でしたので、昨シーズンで営業を中止としたのでしょう。
スキー場のゲレンデを登ります。
何処の山でもスキー場から登るのはキツイです。
樹林の中へ入りました。
登山道にこのようなサインが有りました。
木陰です。直射日光が当たらないだけでも助かります。
ヤマボウシの花。
足元に沢山の花が落ちていました。
エゴノキの花でした。
下からエゴノキを見上げました。
この先。ピークが有ります。
急な勾配となります。
登っていて北の方に眼を向けました。
岩籠山ではなかろうか。
山頂の右にポコッとした箇所が見えます。
野坂岳みたいです。
こちらは南側です。
竹生島が見えます。
木にビッシリと付いた花。
ツルアジサイです。
サワフタギのように思えるし、タンナサワフタギのようにも見える。
どちらだろう。
高島トレイル。
ポイント1の表示。
乗鞍岳です。
乗鞍岳山頂から眺めた湖北。
竹生島。
その左は琵琶湖にせり出した葛籠尾崎の半島。
そして、その左に見えるのは山本山です。
電波塔の場所に来ました。
何という会社の電波塔だろう。
検索しましたら、これは関西電力の乗鞍無線中継所のようです。
ここで昼食の時間となりました。
これから進む方向にも電波塔が有ります。
2本の電波塔。
角度によっては1本の電波塔に見えます。
塔が2本有るのが判ります。手前の電波塔はNTTの電波塔です。
奥の方の電波塔。検索しましたら防衛省の今津乗鞍岳中継所とか警察庁とかです。
どちらが正しいのでしょうか。
四角い場所はヘリポートなのでしょう。
左側に下から登って来る道が見えますが、電波塔を建設した時に資材を運んで来た道路でしょう。
今は電波塔の管理道路となっています。
この場所。眺望が良く赤坂山方面が臨めます。
特徴が有る明王の禿げが判ります。
電波塔が1本に見えますが、重なっていて2本あります。
電波塔の下を歩いて行きます。
ブナ林の中を歩きます。
高圧線の下を歩きます。
芦原岳岐分です。
5分程で芦原岳へ行ってこれました。
ブナ林の中を歩きます。
鉄塔の下へ向かって行きます。
鉄塔の両側がピンと立っています。
このタイプの鉄塔をネコ鉄塔と呼ぶようです。
鉄塔の下です。
敦賀の街を見下ろせます。
(15:05)
黒河峠へ下山してきました。
この後に長い林道歩きが待っています。
かつて、ここまで車で来れた時が有りました。
長い黒河林道を歩きます。
最期に
黒河林道に車をデポして置いて愛発越から縦走しました。
こういう事が出来るのも複数の人が居るからこそです。
多人数の良い所ではなかろうか。
スキー場を9時そこそこに出発。黒河峠へは15時頃に到着でした。
林道歩きに要した時間が判りませんが、山歩きで6時間。林道歩きがほぼ1時間のコースでした。
花有り、景色良しのコース。
少しくたびれましたが、好い山だと思いました。
今の時期だからか、白い花を多く見かけました。
こんなユーチューブを見かけました。
全国高体連 登山専門部となっています。
2015年IH 登山 女子 高島トレイル(乗鞍岳・大谷山)比良山系(蛇谷ヶ峰) チェックポイント(電波塔) (youtube.com)
高校総体なのでしょう。
4人一組。全国の高校から参加しています。