弐水会の10月例会です。本来ならば第2水曜日の開催となるところですが、天気が悪かったので第4水曜日の開催となりました。今回は伊吹北尾根の国見岳大禿山そして御座峰を辿りました。縦走路を御座峰まで歩き戻って来ました。
このコース。岐阜の山歩きベスト55コースには大垣山協の労作・大垣新道(伊吹北尾根縦走路)で快調登山と書かれています。この本。1997年の発行で古くなっていますが、**電電の中継所へ上がる専用階段があると書かれています。それにピカピカ金属階段を造り付けたうえに延々と防護フェンスを張り巡らせていると有ります。今は金属階段と中継所は撤去され、KDDI管理地の看板だけが残っていました。
(09:40)
国見峠を出発。
これから登ります。
岐阜滋賀県境です。
左が岐阜県側で天然林。
右は滋賀県側で人工林となっています。
KDDI平の北側です。
ここにはトラロープが有りましたが、切れそうなものも有りました。
コケが生えて居たり粘土質の急な登り道であったりで、ここが一番の難所でした。
広くて、広場となった所です。
かつて中継所が有った所。
KDDI平と呼んではどうだろうか。
KDDI平は鹿の楽園?
沢山のフンが散らばっていました。
国見岳に到着です。
国見岳からの眺望です。
春日地区の粕川沿いの谷。
その先には揖斐川町の田園地帯が見えます。
国見岳からの眺望です。
こちらは伊吹山です。
登った行くドライブウェー。そして終点の駐車場が見えます。
山頂の周回路で山頂付近の売店が凸凹の構築物で確認できました。
大禿山に到着です。
プレートでは大兀山となっていますが、こんなに楽しい岐阜の山旅100コース(この本も古いです。2005年発行となっています)では大禿山となっています。
先を進む本隊です。
わたくしは本隊に遅れてしまいました。
オーイと声を掛けたのではないですが、振返ってくれました。
木々が秋の装いになって来ています。
(12:13)
御座峰に到着します。
御座峰に到着しました。
雪にやられたのだろうか。
3つに割れた御座峰のプレートです。
御座峰から東を望みました。
画像ではハッキリしませんが一宮市の138タワーが判りました。
大垣山岳協会の労作。
「伊吹山北尾根縦走路について」
3年の歳月と千余人の会員の力で開設したと有ります。
彼らの努力で山歩きが楽しめます。
(12:45)
御座峰を後にします。
左側にびわこに浮かぶ竹生島が見えました。
今の時期から春にかけての時期だから見えるのでしょう。
葉が繁れば隠れてしまいます。
先を進む本隊です。
位置的には大禿山の南辺りです。
東を望みました。
手前は池田山だろうか。
その右に養老山地。
そして多度山へと続きます。
養老辺りで白煙が上がっているのが見えました。火事ではなかったのか。
KDDI平まで戻ってきました。
KDDI管理地の看板が立っています。
(14:51)
三国峠へ戻っいてきました。
アスファルト道が見えます。
今日、見かけた花たち。
季節外れのスミレ。
黄色い花はキジムシロではないかと言う声が聞こえました。
右下の白い花はマツカゼだと教えて貰いました。
トリカブトを見かけましたが、終期を迎えた居ました。
最後に
この北尾根縦走コース。
笹又のさざれ石公園から登り、御座峰まで登った時。或いはドライブウェーへバスに回って貰って三国峠から縦走した事等。
何回も歩いたことが有ります。
何時の時だったか北尾根を歩いている途中に、抹茶を戴いたことが有ります。たまたま休憩したのですが、近くに居た他のグループの人からでした。山へ抹茶茶碗や茶筅を持参していて、一服ご相伴に預かりました。自然の中での抹茶でした。
人の記憶は10から8。そして5から3へ。最終的には2か1となります。
歳月が経ち記憶が薄れても、北尾根を歩いていて他のパーティーの人から抹茶を戴いたことだけは覚えています。
別の時です。春で花が一杯でした。ルイヨウボタンが有った印象が有ります。
その都度その都度思い出が出来ます。
記憶が薄くなっていく。そして新しい印象が生まれます。
それが山の面白さではなかろうか。
ブログを見せて戴き登った気分になります。先日
御嶽山に登りました(ロープウエイで)7合目の
山小屋「行場山荘」まで歩きました、今朝NHK
テレビで御嶽山の放送があり、この行場山荘が
出てきました、この間のことですが懐かしかった
です。
行場山荘まで行ってこられましたか。
ロープウェイを降りて歩いた道がチップの道でフカフカだったのを覚えています。
テレビで、自分が行ってきたところを映すと記憶が再現しますね。
思い出に浸れて良い感じとなりますね。
コメント、有難うございました。