3月20日(水) 晴 JR浮間舟渡駅から日本橋 まで
今日も昨日の続きを歩きます。
今日は第3日目で中山道の街道歩きは都内を歩くのみとなりました。都内に入り板橋宿、そして日本橋まで歩きました。
JR大宮駅から埼京線でJR浮間舟渡駅へ向いました。駅から降りて舟渡交差点へ。そして、日本橋へ向っての街道歩きをスタートしました。 初めは中山道と国道17号線と重複していて、国道の歩道を歩きました。志村橋が架かる新河岸川を渡りました。岸のサクラの蕾が膨らんできていました。 この、新河岸川。下流で隅田川となるのをGoogleで見て、後から判りました。 東坂下では17号線から離れ、住宅街の中を歩きました。 志村三丁目からまた、国道を離れ坂を下り、また登り返すと言う道を歩きました。ここが清水坂でした。 坂を登ってきて上部へ来ると、また国道と一緒になりました。そして立派な志村一里塚のところへ来ました。この一里塚は国道を挟んで対になっており、昔の形をとどめている。そのように見えました。 志村警察署の前を歩き、進んできて清水町交番まで来ると、ここからは国道と完全に分離した中山道となりました。 下町の雰囲気のある道路です。 板橋本町を過ぎると縁切榎が有りました。縁を切りたいと願う心。多くの絵馬が下がっていました。 更に歩いて来ると、朱色の欄干の橋へ来ました。この橋が板橋宿の起源でそれが区名になったのだろうと言う事を知りました。 板橋宿は長い宿場で、上宿、仲宿、平尾宿となっていることも知りました。知らないことを知る。それが街道歩きの面白いところです。
中山道歩きはJR埼京線や都電の踏切を渡っていきました。そして、どげぬき地蔵がある巣鴨地蔵通りを歩きました。 この後、中山道は国道17号と一緒になりました。本郷通りを通り、東大の前を歩きました。立派な正門、赤門を目にしました。 神田明神の前を過ぎ、神田駅のガード潜ると三越百貨店が見えてきました。
そして、遂に日本橋に到達しました。
JR浮間舟渡駅 ― 舟渡交差点 ― 志村橋 ― 東坂下 ― 志村3丁目 ― 志村清水坂
― 庚申塔 ― 志村坂上 ― 志村一里塚 ― 志村警察署 ― 南蔵院 ― 本蓮沼 ―
清水町交番 ― 環七通り ― 板橋本町 ― 縁切榎 ― 中山道板橋上宿説明板・石碑 ―
本町にぎわい広場 ― 板橋 ― 板橋仲宿 ― 文殊院 ― 板橋宿本陣跡 ― 遍照寺
― 仲宿門・説明板 ― 板橋三丁目縁宿広場 ― 寛文の庚申塔 ― 観明寺 ― 平尾追分
― 国道17号線 ― 板橋1丁目 ― JR板橋駅 ― 中山道踏切 ― 滝野川銀座 ―
近藤勇の墓 ― 亀の子束子西尾商店 ― 掘割 ― 都電庚申塚駅 ― 猿田彦大神 ―
巣鴨地蔵通り ― とげぬき地蔵本堂 ― 眞性寺 ― 国道17号 ― JR巣鴨駅 ― 千石駅前
― 本駒込二丁目 ― 東洋大学 ― 白山一丁目 ― 本郷追分一里塚跡 ― 本郷弥生 ―
東大正門前 ― 東大赤門前 ― 本郷三丁目 ― 壱岐坂上 ― 湯島聖堂前 ― 神田明神
― 神田明神下 ― 昌平橋 ― 萬世橋 ― 須田町 ― JR神田駅 ― 今川橋 ―
室町三丁目 ― 日本橋
(07:53)
大宮駅の構内です。
そば処 中山道。
名に引かれて入ってみました。
今朝もソバの朝食にしました。
朝っからソバやうどん。
出勤前のサラリーマンの朝食でも有りました。
(07:59)
埼京線のホームへ下りてきました。
埼京線のホームは地下1階で19、20番ホームと21、22番ホームになっています。
8時01分発の普通列車、新宿行きです。
(08:02)
定刻に発車した新宿行き普通列車です。
地下のホームを出発し、地表に出ます。
快調に勾配を登って行きます。
(08:05)
地上に現れてからは、高架を走ります。
何線の新幹線車両だろう。
時間から推定して、並走しているのは、「なすの264号」ではないかと思います。
この列車、2編成を連結しています。
何と言う特急と何と言う特急なのだろうか。
(08:26)
浮間舟渡駅が近付いてきました。
浮間舟渡駅で下車し、舟渡交差点へ向かいます。
左の高架は埼京線と東北新幹線の高架です。
(08:48)
国道17号線を歩き始めました。
志村橋の北の歩道橋です。
日本橋まで16kmを現しています。
昨日、戸田市の川岸歩道橋に有った距離表示では、「東京16km」を現していました。
この距離表示は東京となっていましたが、東京と現す最後の標識だったと思います。
ここから先は日本橋の表示ばかりでした。
それにしても、この場所の16km。昨日の16km。位置が違っても16kmを現していました。
何処をゴールと捉えているのだろうか。
新河岸川の堤防。
サクラの蕾が膨らんで来ています。
(08:59)
板橋区板橋東清掃事務所の前。
15kmのポストが有ります。
ヤナセの斜め前です。
サクラでも、ソメイヨシノではないサクラ。
見頃になっていました。
(09:06)
中山道が国道から別れて左の方角に入って行きます。
この先、東坂下の住宅街を通り抜けます。
志村3丁目の歩道橋の上から戸田橋方面を望みました。
先の道路標示は高崎93kmを現しています。
(09:19)
中山道は国道17号線から分かれ、右に入って行きます。
トラックの先。
都営三田線のガードです。
志村清水坂
都営三田線のガードを潜り、坂を登ってきました。
清水坂です。
坂の途中に標識と説明板が設置して有りました。
志村一里塚
志村坂上に道路を挟んで、1対になった一里塚が有りました。
(09:40)
日本橋まで13kmのポストが有りました。
渋滞していて、歩行者の速度と車の速度が同じ程でした。
清水町交番
(09:58)
先に見えるのが清水町交番です。
中山道は、ここから国道17号線と分かれて行きます。
前方のスロープは環七のスロープです。
環七を潜り抜け、先へ進みます。
板橋本町を通り抜けて行きます。
縁切榎
(10:12)
縁切り榎へ来ました。
祠が祀って有ります。
縁を切りたい願い事。
沢山の絵馬が下がっていました。
縁切り榎の説明板です。
縁が切れるのを嫌って、皇女和宮の降嫁の時は、迂回したと説明しています。
本町にぎわい広場
(10:16)
にぎわい広場へ来ました。
やぐらが設置して有ります。
下町の広場です。
ここで夏祭りが開かれたりするかも知れません。
やぐらの絵図です。
江戸絵図だろうか、何かだと思います。
左は乗蓮寺。相生杉、女男松となっています。
右は太鼓橋が描かれています。これは当時の板橋なのでしよう。
(10:19)
朱色の板橋が見えてきました。
板橋
板橋の上でたたずむ女性です。
聞いたら、サクラのつぼみの状態を毎日、見に来ていると言っていました。
川の名を聞いたのです。
下を流れる川は石神井川だと教えてくれました。
膨らんできたサクラの蕾。
石神井川沿いにサクラが並木になっています。
仲宿
(10:21)
これから板橋宿の仲宿に入って行きます。
肉の松葉屋。
カツやコロッケを揚げて販売しています。
コロッケを買いたかったのですが、揚げ物時間が4時30分からとなっていました。
こちらは激安本舗と言う八百屋です。
白菜や大根が安いです。
(10:32)
仲宿を抜けてきました。
そして、仲宿方向を振返りました。
説明板も立てられていました。
板橋三丁目縁宿広場
板橋三丁目縁宿広場は、チョっとした広場でした。
板橋宿を紹介する説明板が設けて有りました。
(10:40)
板橋宿を通ってきました。
中山道はここで、国道17号線と交差しています。
中山道が17号と交差する形になっています。
この先、板橋宿の平尾宿となります。
(10:51)
埼京線の踏切です。
この踏切り。
中仙道踏切と表示していました。
北区の滝野川に入って来ました。
滝野川銀座のフラッグが下がっています。
近藤勇の墓
(10:56)
中仙道から少し西にハズレました。
その場所に近藤勇と土方歳三の墓碑が立っています。
(11:03)
中仙道に戻りました。
お昼の時間に少し早いのですが、「丼丸」に入りました。
丼丸はお持帰りの店ですが、店内で食べる事が出来ました。
都電荒川線中山道踏切
(11:36)
踏切りの右が 都電荒川線の庚申塚駅となっていました。
こちらは荒川線の早稲田方面へ向うホーム。
庚申塚駅です。
先ほど通過した都電は新庚申塚駅に停まっています。
(11:39)
巣鴨地蔵通商店街に入ってきました。
高岩寺。
通称、とげぬき地蔵です。
高齢者で賑わっています。
(12:18)
地蔵通りを通ってきました。
巣鴨地蔵通りの事をお婆ちゃんの原宿とか申します。
平日でも、お婆ちゃんたちで賑わっています。
とげぬき地蔵入口から出てきました。
伊勢屋と言う餅菓子屋です。
土産に塩大福を買いました。
(12:39)
とげぬき地蔵入口から南東へ向って歩いています。
中山道が国道17号と重複しています。
日本橋まで6kmとなりました。
(12:53)
日本橋まで5kmのポストです。
(13:06)
東大のレンガ塀沿いを歩いています。
日本橋まで4kmとなりました。
東大の正門です。
イチヨウの裸木です。
黄葉した時期なら、好い風景なのでしょう。
(13:29)
神田明神の前を通過します。
神田明神下の交差点です。
ゴーカートの列が通過しました。
昌平橋
(13:37)
昌平橋まで来ました。
日本橋
(14:01)
遂に、日本橋に到達しました。
歩数を撮影するのを忘れていて、 日本橋に到達してから暫くたってから撮影しました。
今日は20キロほど歩きました。
JR東京駅
(14:14)
東京駅の日本橋口へ来ました。
列車の時間までには、少し時間が有ります。
(14:44)
東海道新幹線のホームです。
こだま665号に乗車します。
14番線に上がって来た時、丁度列車が入ってきました。
(14:53)
列車が入ってきて、車内点検で少し待たされました。
車内点検が終わり、乗車します。
(14:56)
こだまの車内です。
指定席は6番E席となっていました。
(14:56)
「ぷらッとこだま」のチケットにはドリンク券が付いています。
ハイボールをその券で求め、缶ビールを追加で買いました。
こだまに乗車するのに、「ぷらッとこだま」のチケットを利用しました。
こだまは新幹線の各駅停車です。
東京名古屋間が8,300円でしたが、「のぞみ」や「ひかり」より、3,000円ほど安いです。
東京発が14時56分で名古屋着が17時43分です。
ビールの酔いで眠りに誘われました。
一時間近く、グッスリと眠りました。
歩いた疲れも有ったのでしょう。
感想
今日は最終日で日本橋に到達する日でした。
国道17号線を歩く箇所が多かったのですが、国道から分かれて街道歩きをする所がありました。地図を片手に歩いたのですが、国道から分かれていく道に指示標識が設けて有れば良いと思いました。
板橋区の下町を歩きました。八百屋の店先。東京の野菜のおおよその値段が判りました。下町の生活の場を覗いた。そんな感じがしました。
板橋区に入り、街道歩きらしい人を何人も見かけましたが、声を掛けるのを控えました。
橋の上で、サクラの開花を心待ちにしている女性。人との出合い。そんな人と言葉を交わせたのも良かったです。
巣鴨地蔵通りを歩きました。お婆ちゃんの原宿と言われているところです。実際。女性が多かった。そんな、一面を見れたのも面白かったです。
日本橋に到達出来て、心の一角に安堵した部分もありました。
今日の経費
JR大宮駅からJR浮間舟渡駅 220円
ドンキホーテ 108円
蕎麦 280円
ペットボトル 94円
丼丸 540円
土産 2,953円
缶ビール 247円
ぷらッとこだま 8,300円
JR名古屋駅からJR那加駅 670円
合計 13,412円
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます