弐水会の12月例会です。加茂郡川辺町の権現山と遠見山へ行ってきました。遠見山は飛騨川の眺望を「岐阜のグランドキャニオン」と言い表して、近ごろ人気が出てきた山です。遠見山だけでは時間が余る。それで、先に権現山に登ってから遠見山に登ってきました。
下山後、平和錦酒造の酒蔵を見学させて貰いました。
川辺町役場発行の散策MAPを引用しました。
津島神社から林道を登って行きました。
林道からの登山道。
急登ですが、後方の視界が広がりました。
権現山の山頂に到着です。
六角のあずま屋が有ったりして整備されています。
山頂から東に向うと夫婦岩が有りました。
伊勢の夫婦岩のように注連縄が張って有ります。
下山コースで「権現テラス第2展望台」に寄りました。
権現テラス第2展望台からの眺望です。
走って来た国道41号線、そして高木山と富士山が見えます。
遠くには可児市の鳩吹山が見えます。
下山して来る時に見かけたのがツクバネです。
ツクバネ群生地となっていました。
星神社からの下り道。
大きさが揃った丸石で石段となっています。
今では飛騨川はダムで湛水していますが、川で石を撮ることが出来た時代に盛って来たのではなかろうか。
床屋の壁。
右へ向かうと権現山で左に向かうと遠見山に向かうのを表ししてます。
遠見山の登山口に入ると、設置して有った案内図です。
勾配が有る九十九折れの道です。
見晴らし岩に来た時、ブァーとアラレが降ってきました。
見晴らし岩からの眺望です。
アラレは瞬間で終わりました。
遠見山の山頂。
愛宕神社から見えた特急ひだです。
小さく見える列車。
まるでジオラマを眺めているような感じでした。
下山してきました。
南天の滝の入口です。
南天の滝。
水量の少ない時期で穏やかに流れる。
そんな感じがしました。
林道を歩き下山して行きます。
下山して来て飛騨街道を歩いています。
平和錦酒造
下山して来て平和錦酒造に寄りました。
暖簾に創業嘉永三年と表しています。
酒蔵のご主人が説明してくれました。
今は法人となって平和錦酒造と名乗っているが、かつては個人経営で前島酒造だったのだそうでした。
今は使われなくなった木桶です。
木桶全体を残しているのでなく、半分に切り、前面を出していました。
桶に巻いてある竹の部分を箍(タガ)と言うのだと話し、タガが緩むとかダガを締めると言う言葉の語源だと言っていました。
このような桶を造れる職人が、日本から居なくなってしまったと語っていました。
平和錦酒造の販売所です。
男性はお酒。女性は酒粕を買っていました。
私も出来立てのお酒を買いました。
最後に
年間の登山計画では白川町の御城山に向かうこととなっていました。天気予報では、そちらの方では雨か雪だと報じていました。それで、出発時に急遽、目的の山を変更して権現山と遠見山へ向かうこととしました。会員に権現山と遠見山へ登った事が有る人が居て助かりました。
酒蔵を見学していて、かつては飛騨川を材木の1本流しで流してきて、下麻生で筏にして流したのだ説明してくれました。木曽川では八百津辺りで筏にして流したと聞いていました。飛騨川では下麻生で筏に組んで流したと言うのは参考になりました。
関市の名もない池が「モネの池」と言われるようになりました。ここ飛騨川の様子が見える場所を「岐阜のグランドキャニオン」と言われるようになりました。誰が最初に言い出したのだろう。こんな言葉。言ったもん勝と言う感じがします。
それにしても週一以上のお出かけを続けているKオジサンさんには敬服します。弐水会とかタンネの会とかいくつかのグループに参加されているからでしょうかね。これからも元気に活動されることを願っています。
今回は権現山・遠見山でした。
行先を変更してこれ等の山に行くと決まりました。元々は東白川村と白川町の境にある尾城山に行く計画でした。
ここは遠い所ですし、飛騨地方に近い場所でして天気が悪く急遽、変更しました。このように修正が利くのが岐阜の山ですから私たちは恵まれていると思います。
単独で山へ行く事はカミさんが心配します。
山の会に加えて貰い、山を楽しんでいます。
今回、隊長Kさんから言われて、下山してから酒造所に寄りました。このようなことが出来たのも良かったと喜んでいます。江戸時代から続く酒屋さん。
飛騨川の歴史を教えて貰い面白かったです。
コメント、有難うございました。