芦生の森は京都府の北東部、由良川の源流部に位置し滋賀県と福井県の接点となっています。手つかずの天然林が美山の豊かな水流の源となる森です。接点付近に三国峠が有ります。そこへは三国峠登山口から入り三国岳へ歩きました。地図では三国岳なっていますが、三国峠のポイントです。その後は枕谷を由良川沿いに下り中山神社を目指しました。
そして長治谷を通り歩きトチノ木平へ。
その後は往路を戻り地蔵峠を経由してスタート地点へ戻りました。
乱丸さんから提供を受けたGPS軌跡図です。
(09:32)
三国峠登山口に近い場所。
ここからスタートします。
三国峠登山口です。
ブナの原生林の解説板が設置してありました。
(09:38)
いきなりの急登りの始まりで息が切れました。
周りはブナの巨木が一杯です。
人の胴体より、ず~と大きい太さです。
緩やかな道を進みます。
太いブナの木が何本も有りました。
(10:15)
高島トレイルで、三国峠のポイントが設置してありました。
三国峠は、名前では峠ですが776mの三等三角点で三国岳の山頂です。
小学校から三国岳へ登りに来ています。
毎年、恒例行事になっているのだろうか。
子供たちの歓声。
集団で登っている様子が想像できます。
芦生の森案内図。
これから進む方向を確認しています。
こちらは、緩やかな丘陵と言った感じの地形です。
(10:40)
巨木1
由良川沿いを歩きます。
由良川沿いを歩きます。
由良川沿いを歩きます。
(11:02)
長治谷 ― 三国峠の指示標識。
上谷と三国峠の分岐点です。
分岐点に架かっている木橋。
モリアオガエルがホウ葉の木に泡状の卵を産みつけていました。房状と成った卵。間もなくオタマジャクシが落下します。その下にはイモリが待ち受けています。これが自然なのですが、残酷な一面であります。
イモリとオタマジャクシが同じ水溜りの中にいて、イモリは必要以上は食さない。
(11:22)
長治谷作業所と長治谷の注意書き 。
巨木。
トチノキのプレートが下がっていました。
林道を歩きます。
(11:35)
演習林事務所 ― 長治谷の指示標識。
芦生鳥獣保護区区域図が設置してあります。
芦生鳥獣保護区区域図です。
芦生地区の地図を表しており、福井県名田庄村、滋賀県朽木村そして京都府美山町の接点となっています。3つの国の接点で三国岳となっています。
(11:59)
巨木2
由良川の流れ。
(12:30)
巨大なトチノ木の下に来ました。
トチノ木の下でランチタイムです。
皆さんの持ち寄った品々。
林道を歩き、戻っています。
(14:26)
地蔵峠への歩き易い道。
(14:29)
高島トレイルの地蔵峠のポストまで戻ってきました。
地蔵峠からの眺望です。
展望地からは、晴れ上がった空と北東の朽木地区の山並みが望めました。
大きなツルアジサイが有りました。
(14:57)
駐車地が見えてきました。
最後に
豊かな緑。そして、自然たっぷりの場所。
そんな場所を歩いて来ました。
由良川沿いの道を歩きましたが、せせらぎを渡渉したりする素敵なコースでした。
このコースは巨木が各所にありました。杉、カツラ、栃の木。
大自然そのままの巨木。長年にわたって時間の経過を見てきた巨木。素晴らしい自然環境でした。
良い山歩きでした。