日暮らし通信


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病室はどんな雰囲気? (私の闘病記・その三)

2021年05月11日 16時28分47秒 | 日暮らし通信
発信元:  赤とんぼ
■□ 撮影場所 □■

病室にて

(2021.5.7)


● 写真の上でクリックしてご覧ください ●



フラット状態のベッド


頭部を上げたベッド




この病院には3ヶ月間隔で通院しているので、一階外来フロアのレイアウトは少し理解していたが、三階にこのような療養施設があることは知らなかった。
実際に病室に入ってみると整った広い空間のある環境で、ゆったりとした静かな雰囲気に好感が持てた。

最初は四人部屋の通路側の区画だったが、その後、夜間、隣人の(いびき)に耐えられずSOS発信、入院三日目には隣室へ移動した。
この煩い隣人の鼾は入院中の最大級の ”困ったこと” だった。

その後は窓際の区画で過ごしたが、奥側の区画は少し狭く感じられた。

私有持ち物などは備え付けのラック内に収容できるが、移動式の備品入れもあり、貴重品用に鍵付きのセキュリティを持った引き出しもあった。

ベッドはリモコン操作可能で、ベッドの高さを上下する、ベッドの頭部を上下する、そして足部を上下する機能が使えた。

だが全て便利である訳でもない。
実際にはベッド上で寝た状態から立ち上がることが面倒で、身を横にしてからベッドの手摺りを頼りに立ち上がらないと起きることがでなかった。

このような時に天井から吊り輪のような補助器具があればもっとスムーズな立ち上がりが可能になるだろう。

それと不便なのがスイッチ操作。
私のような小男ではベッド上から操作パネルまでひと動作動いて手を延ばさないと届かない遠い位置で、これまた面倒な動きが必要だった。。

それと壁のパネル上では幾つかの照明スイッチが分散しているのも気にかかるが、私の病状を考慮してもこのように整った雰囲気の中で静養することができたことは幸いだった。

一つ不満あり。レンタルテレビを時々見たが、残念ながらBS放送が視聴できない。いつも楽しみに見ている番組もあったので期待外れだった。
千円で購入したテレビカードで15時間使えるそうだが、実際には三時間ほどしか見なかった。

このような環境で13日間過ごしたが、やはり家が恋しくなる。いつも 「Mはどうしているだろうか?」と、恋心に似たような感情がよぎるが、Mのことや家庭内のことはH子さんが小まめにフォローしてくれるので助かる。
そのお陰でMは元気で過ごしていると聞いて多いに安心していました。

だが、一日の私のメインの仕事はベッド上で受ける点滴のみ。後は自由時間と言ってもいいように暇がある。
その暇をどうする? 実は私はそれなりに準備したことがあるが、その話しはまた別のブログでご紹介しましょう。