街医院の医師から 「入院してください」 と言われた時の私は頭の中が真っ白 「コロナ禍の影響だったら家族はどうなるのか? Mの介護はどうなるのか?」 と見えない不安に押し潰されそうになっていた。
幸いにもコロナ禍とは関係の無い肺炎で助かったが、まさかこの歳で救急車搬送で入院するなどとは夢にも思わなかった。
どうして肺炎になったのかは、いまだに判らないが医師の説明によると、何らかの異常なウイルスが検出されたとのことだが真意は聞いていない。
だが街医院で処方された薬による異常な血圧低下が原因だと未だに私はそう思っている。新しい薬は今後も要注意だ。
治療経過も順調で大型連休で事務処理ができなかったので13日目の退院となったが、平時なら10日で退院できたと医師が言っていた。
気になるのは再発? 医師からは 「可能性はあります」 とのことだが、日常特に注意することも無いとのことなので今まで通りの生活を繰り返すしかない。
肺炎にならないようにと、Mともう二回ほど肺炎球菌のワクチン接種も済ませたが効果が無いのだろうか? それともそのワクチンのお陰で軽い肺炎で済んだのだろうか?
Mのことが心配だったが、H子さん (長男の嫁) の面倒見が良く、私の心配も杞憂に終って無難にMを介護してもらった。
しかし、Mを介護するようになってからこのように13日間も傍を離れるのは始めてのことなのでそれなりの心配もあったが、H子さんのお陰で何事も起らずにMも元気で過ごしていた。
退院後の私はベターではなく、一週間ほどは少し気持がふらついているようで不安定な体調が続き、両腕には点滴跡の内出血がまだ残っている。
思いがけない突然の入院で驚いたが、良い環境の中で治療できたので気持も穏やかになった。
この入院は私にとっては体と心をリフレッシュする機会を与えられたと前向きに考えている。
病室からは南側市街地の風景が良く見通せる。このような高さから街中を一望出来る機会はあまりない。
今日の写真は東村山駅前に建つ、イトーヨーカドーと超高層ビルをアップしてみました。
私の 「闘病記」 も今日で終ります。
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