そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

扇寿司@新大久保 「久々にネイティブフィッシーな夜」

2007-03-05 21:17:55 | 飲み 魚
寿司でしょ

まずは


新鮮な魚を生で食ってこそ
取り戻せるジャパンアイデンティティー


ええ
ドイツでも
日本食といえば「寿司」


しかるに

悲しいかな

マンゴー乗ってきちゃいますからね



そう




この
オールスター戦?と思わせる
珠玉の密集

これでこそヤパーニッシュ



悪くない悪くない


ドイツのビールに舌を慣らしてしまってからというもの
日本のコイツに再開したときは

「やっぱガッカリ・・・これからコレで生きていかねばならんのね・・・」

なんて思うかと思いきや


悪く(゜∀゜)ないです!!

日本のビールは食事を立てますね
完璧なスーパーサブとして機能している感じ


ドイツ人が
「飲むときは食事をしない」の
まさに逆のコンセプトの一杯ともとれるわけで


人が作ってきた食の歴史には
ちゃんと意味があるのね と




全員が可愛いアイドルグループみたいな

メンバー入れ替わったら
もっと可愛い娘がきちゃってどうしましょ みたいな



彼女たちは
入れ替わりの許されないピンクレディーみたいな

寿司ネタは新鮮なのに
オレ様のネタが古すぎ みたいな



鰻を燻製しちゃうやつらに
コレを食わせちゃったら

それこそ
宅の犬がいつものドッグフードを食べなくなっちゃうような
困ったシチュエーションにもなりかねないわけでして



間引かれはしても
間に入ることは許されない
なんとも嬉しいノースペース感


そう
このお店の良さは
この密集感なのかも



魚が有ると書きますよ
そして「ま・ぐ・ろ」と読みますよ


何てビューティフルな響きかと


そして当然
舌にもビューティフルに響くわけでして




えびちゃんの風味の味噌汁に
持って行かれること数秒


これをたかだか13ユーロで堪能できるなんて


日本人の英知が凝集された13ユーロ
この国がまだ世界征服を果たしていないのが不思議



そして「扇寿司」
強面板さんの醸し出す
独特の雰囲気と圧迫感は相変わらず


それこそ自分が
特殊な雰囲気を醸し出す常連さんにでもならないと
落ち着くには程遠いこの異空間ですが


ドイツでメイクコミュニケーションの業が養われたのか
初めてこの店で
「板さんと会話をしながら食べる」という
寿司屋的情緒が降りて来た夜


もしや既に
特殊な雰囲気を醸し出す常連さんになってしまった とも


しかるに
話してみると
なかなかヨサゲな板さんたちじゃないッスか


「ヨーロッパでは手袋で寿司握るんだろ?」とか

「オレもドイツ行ってみたいな~」なんて


普通の会話ができることに感動
さっきまでの無骨感はどこへやら


限界までためて
話したくてたまらなかったネイティブジャパニーズが
カスガイになっていた感も



久々の
緩急入り混じる珠玉の小塊を堪能しつつ
100%言葉がわかることの感動を味わった夜


白身の生魚のディファレンスを感知できる我々の舌は
言葉を乾かしたり湿らせたり甘くしたり苦くしたり
2000を超えるアルファベットを巧みに操っているわけでして

やっぱ

日本の文化って(゜∀゜)ヴンダバー!!
Comments (8)
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