そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

Zum Grauen Bock@ドイツ フランクフルト 「アルもアリウル」

2007-03-29 07:25:57 | 海外で飲み食い
ガッツリと



ドイツな朝食をキメて向かったのは



「Frankfurt」


来ちゃいましたね
その距離600km超


南ドイツにも
とうとう踏み込み始めました~よ



ゲーテよりも

私にとっては
「クララの家」 なこの街

一度は降り立ってみたかったわけですが



ゼーゼマン邸の代わりに





「三越」ハケーン




しかるに


どこぞの空港の免税店な風情
ジャージな我らは無言ではじかれているような


軽く期待した
「日本食ゲッツ」ならず


早々に回避して





高級ブランドショップ街


停まっている車もスーペリオール



我らも






マイカー


実はどんな高級車より
一番機能的 と


チャリンカーのみぞ知る
この事実






一番の繁華街と思えるあたりで
遅めの昼食をエンジョイしていると



デモ隊現る


警官もわんさと押し寄せ
ものものしい雰囲気ですが


どうやら
「毛皮反対」なデモですな


そのうち数十人が
あるお店の前に群がり
強烈に声を張り上げながら抗議開始


おそらく中に
毛皮なマダムがいたと思われ


警察官が割って入ってましたが


これが中世だったりしたら
そのまま血祭りで火あぶりな悪寒


ヨーロピアンに潜在する
そんな凶暴性を垣間見ることが
たまにあったりして



さて
軽くヨッパで乗った



こんな路面電車

「リンゴ酒電車」と呼ばれていますが



中で名物の「リンゴワイン」を飲みながら
街中を約1時間のラウンドトリップ
こりゃ楽し


電車の適度な揺れと
ずーーっと効いている酒にもってかれて
意識もだんだんおぼろげに・・・



眠い目をこすりながらも


次に向かうは



また酒場


「ア・ル・チュ・ウ」の
「ア・ル・チュ」ぐらいまで来ている悪寒


そして



また「アップルワイン」


かなりクセがあるので
水で割られて出てきますが
それでも結構ムズめな味


正直
コレが名物なのはちょいとわからんですが



そこも早々に切り上げ


向かうは





また酒場

「ア・ル・チュ・ウ・カ・ク・ジ・ツ」の悪寒


日本の「飲み歩き」な作法が
いつの間にか戻ってしまっている悪寒もプラスですが





間違い(゜∀゜)ない!!


同じ酔うならなら
やっぱこっちでしょ




お初の「レバークヌーデルンズッペ」
これを食べたかった



美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!


噂どおり
これはストロングで美味


万人ウケとは言いにくいですが
レバ好きにはタマランのでは




そして
メインとの間にはさんでみた


これまた
ドイツではお初な



「タルタルステーキ」



ただのひき肉に生卵  ってな


果たして「ステーキ」と言えるのか


そもそもこれが
「料理」といえるのか


300gは超えそうなひき肉塊
潤滑させるのに
卵一つじゃ心もとなく



さっきのレバースープが大活躍


我ながらナイスなアイデア


まあ
それなりに楽しみましたが


こればっかりは
ちょいと人には勧められんかもね



おっと



何か刺さって出てきましたが





ドーーー(゜∀゜)ーーーン!!



このお店でマストな
「ドイツ盛り合わせ」


マイケルも
お店の5代目店主の自家製ですってよ



思わず骨もエレクト




うーーん
これぞドイッチュランド


アンチ野菜で肉と芋


ドイツの正しい形です


メタボへの片道切符です




と そこで

ちょいとマジメな話


日本人が海外で外食 となると
あれこれマナー的な前知識がちらついて
あれこれ格好も付けたくなる気もしますが


EU的な外食では
スープとか前菜とか
キャパ的に余計なわけで


アブノーマルな私が言うのもなんですが


ノーマルな日本人には
二人で一皿のメインで十分  



海外ガイドブックに
一番求められている情報って


結局現地のお店の
細かい各論じゃなくて


一見さん向けの
総論じゃないのかなと


そんな
配慮のあるガイドブックが
あると良いのですけどね


実に半年ぶりに
日本製のガイドブックを見ながら旅して
ライターのバイアスを体感


初心者のこと考えないで
ドイツ慣れした
あなたのプランを書かれても・・・


そんなとこが
排他的な日本人の
一番ヤなとこかもしれませんね


もう
日本のガイドブックとは
オサラバをキメた夜ですが




フランクな近代的風景は
どこか新宿の風景をカブらせますな



こんな風景を
ドイツで初めて見た気がします


同じく発展を続けながらも
シビアな雰囲気のベルリンとは違った


「温暖気候」な雰囲気の
まさにドイツ登竜門な街ではありますね
Comments (3)
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