諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

永井平九郎の兄は安倍晴明!?【平将国伝説】 その2

2016年09月07日 00時40分48秒 | 永井平九郎

続きます。

何故、大阪と茨城で安倍晴明誕生の地が分かれているのか。まっ、どっちかが偽物だとは思います。でも何かしら関連がある筈。

チョット話が変わります。私の生まれ故郷の福島県に何と小野小町の産まれた町があります。その名も小野町です。あの有名なリカちゃんキャッスルがある町です。リカちゃんの製造工場も有ります。

そして東京に瀬織津姫を祭る小野神社がありますが、実はリカちゃんのモデルは小野小町であり瀬織津姫です・・・・・・・・・・っと言うのは嘘ですが、小野氏が瀬織津姫を信仰していたのは間違いない。そして小野町には瀬織津姫の源流が隠されています。

まっそれは又の機会に話したいと思いますが、小野小町の誕生地とされている伝説は、秋田や京都、福井、そして福島等々あります。これは全て小野氏縁の地だからでしょう。

そして小野小町と言う美しい歌人が出た。それじゃ村興しのために誕生の地にしちまえと考えたのではないですかね。多分ですけど。

 安倍晴明のケースもそんな感じではないでしょうか。

ただ大阪が先か茨城が先かは判りません。安倍氏は神武天皇に敗れ東北に逃れた長髄彦の兄の安日彦が祖先とも伝わっています。そして秋田には蝦夷征伐に向かった阿倍比羅夫もいた。だから茨城が安倍晴明の生まれ故郷とは言わないまでも、先祖が東北、そして茨城に住んでいた可能性は十分あります。そして信太と言う地名も茨城が先かも知れないですね。

最後ですが安倍晴明の母親とされる信太の森の白狐は誰なのか。

もし安倍晴明が平将国であるならピンとくる人物がいます。平将門の側室であり、永井平九郎の母親とされる桔梗姫です。

福島県天栄村に御鍋神社が鎮座しています。主祭神は永井平九郎。配神は恐れ多くも平将門公と桔梗姫です。この御鍋神社の伝承では桔梗姫が身重の体でここまで逃げ延び永井平九郎を出産。そして女の身での逃亡は足手まといになるからと、この地で自害したと伝わっています。

以前にも桔梗姫については書きましたが、桔梗姫には逃亡前にも三人の子供がいたと伝わっています。もしかしたらですが平将国だった可能性が無い訳ではない。そして桔梗姫を桔梗弁天として祭っている神社もある。

信太の白狐はお稲荷さんとなりますが、弁才天はお稲荷さんである宇賀神を頭に載せいてる神像がある。つまり「弁才天=お稲荷さん」。そうなると桔梗姫が信太の森の白狐であっても辻褄かあるのではないでしょうか。

しかもです。安倍晴明の家紋は五ぼう星。五ぼう星は桔梗紋に入ります。この点も桔梗姫と繋がります。

以上、あっさりとこじ付け論を語って参りました。勿論、私も平将国が絶対に安倍晴明とは考えてはいません。

ただ、平将門公は出羽に何故か五重塔を建立しています。

何故、平将門公が五重塔を建立したのか。私はその地の蝦夷の鎮魂だと考えます。

もしそうであるなら、平将門公にも蝦夷と戦った者の血が流れている。だから祟りを恐れて五重塔を建立した。そしてその血が阿倍比羅夫、阿倍仲麻呂と続く流れなら納得だと思います。

まっ、可能性はあるよ。その程度の話です。無理にお付き合いして頂いたみたいで申し訳ありません。どうもすいません。

 

ではでは。

 

コメント (10)
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