諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

麻原彰晃。その狂気の源。その1

2018年07月09日 05時34分07秒 | ニュース
以前、東京で日刊Aと言うタブロイド紙に創刊直後から勤めていた。母体はA新社。Pティーンと言う少女向けファッション雑誌やなんかを出していた出版社だ。

このタブロイド紙は変な新聞で「コミックで斬る」的に、ニュースをコミックで解説したりもしてたのですが、新聞で漫画は大変読み辛い。

連載のコミックもあったが、曜日ごとに違うコミックを飛び飛びで連載していたので、ストーリーの繋がりが何が何だか分らなくなる。

もう全面的に大不評のタブロイド紙でした。公称発行部数を72万部としておきながら、一番売れた創刊号で10000部。1000部程度の日もあったらしいし。

そんなもんだから国民的アニメの謎々本の儲けで26億円。Y本興業から資本が5億円。第一勧銀からの借り入れ5億円。合計36億円といわれる資金を創刊半年で全部すっちゃて廃刊しちゃいました。36億円なんて簡単に無くなるもんだなぁーと思いました。ホント、馬鹿馬鹿しい日々でした。

まっ、それは良いのですが、このタブロイド紙でジョージ秋山の「教祖タカハシ」が連載されてました。モデルは麻原彰晃で間違いないと思います。風貌も似ていますし。

この当時、オウム真理教も麻原彰晃も殆ど世間には知られていなかったのですが、後の大事件を予見するが如くの内容には、いまさらになって驚いています。ジョージ秋山の画風は好きじゃありませんが、大した漫画家だと思いましたね。

長々とくだらないことをかきました。今回もまた麻原彰晃を書きます。私にとって麻原は少なからず因縁があるので。

平成7年3月20日の地下鉄サリン事件の日、私は高齢者向けの雑誌社に初めて出社する日でした。通常は9時出社なのですが、色々と準備があるからと午後1時に来てくれと言われた。

実際は机の片付け等をしていたらしいのですが、9時に出社していたら地下鉄サリン事件にぶつかっていました。しかも降りる駅は日比谷線の小伝馬町駅。6名の死者が出た駅です。

ギリギリで助かりましたが、私の人生、何時もこんな感じです。もうちょっと運が悪かったら私もサリンを吸っていた。下手したら今頃死んでいたかも。後遺症に悩まされていたかも。ありえるなぁー、私の人生なら。危なかったなぁー。

麻原彰晃は兎も角、あんな奇麗で清楚なオネェーサン信者が大勢いて、チョットだけ憧れたオウム真理教がこんな狂気の沙汰を行うなんてビックリしました。

信者は麻原の命令なら何でも聞くのか。自我が無いのか。麻原を本当に神だとでも思っているのか。そして麻原自身も自分を神だと思っているのか。。

思っていたのだと思います。今でも麻原彰晃の尻尾みたいな新興宗教の教祖やヒーラーがいますが、彼らは自分を神の如く振舞う。自分を神と思い込んでいる。演じているのではなく思い込んでいる。神様病を発症している。その信者達も神と信じている。

麻原は真理党を結成し、信者を率いて衆議院選に討って出た。絶対当選すると信じていた。これは自分が神だと思い込んでいたからではないか。

そして結果は笑いが込み上げるほどの投票数で全員落選。

当然です。あんな気持ち悪い選挙選をしたのだから。何人もの信者が麻原の張りぼての着ぐるみを着て、♪ショーコー、ショーコー歌っていたら、誰だって政治を馬鹿にしているとしか思いません。当選する筈が無い。

あれで当選すると考えていたとすれば、狂っていたのか自分を神と思い込んでいたのかのどちらかです。

落選したのを政府の陰謀と発言していましたが、本当にそう思って日本国に戦争を仕掛けたとしたら、本当に自分を神と信じていたとしか思えないです。

何が彼をここまでの狂気に走らせたのか。彼は片目の視力が殆ど無かったそうですが、そのコンプレックスから魔物になってしまったのではないか。

芸能人で片目が見えない、視力が低いとされているのはタモリ、サンドウイッチマンの富澤、あと誰が居たっけ。あっ、芸能界じゃないが伊達政宗公もそうか。

彼らはコンプレックスをバネにここまで大成したのかも知れない。コンプレックスはやる気のある者にとっては多大なエネルギー源になると思います。

麻原彰晃の場合はどうか。

彼は盲学校に通っていました。確かに片目の視力は悪かった様ですが、残りの目は1.0が見えていた。視力で困る事は無かったとされています。

それでは何故、麻原彰晃は盲学校に通っていたのか。


続く。




コメント (2)
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