諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

麻原彰晃。その狂気の源。その3

2018年07月15日 11時42分25秒 | ニュース
続きです。

麻原は医師になりたかった。しかし視覚障害者では医者になれないので諦めた。

次は東京大学法学部に入り、田中角栄の様な総理大臣を目指すことを夢見た。学力的に無理だった。

小学校は児童会長、中学・高校は児童会長に立候補したそうですが、それも権力を手に入れたいとする欲求からだと言えます。しかし、全て落選。東大も不合格。何度も挫折を味わった。

鍼灸師としてマズマズの成功を収めたみたいです。でも鍼灸で全ての病気が治る訳ではない。麻原は四柱推命や気学を学ぶ。しかし、それは運命を知れても運命を変える事は出来ない。

その後、多くの占術を彷徨い仙道、GLAの高橋信次、阿含経、阿含宗に傾倒していった。

阿含宗と言えは近年亡くなった教祖の桐山靖雄が代表を務めていました。何でも念力で護摩に火を付ける事も出来るそうです。チベット仏教等々、世界中の仏教会と親交があり大僧正とかにも任命されている様です。

実は麻原彰晃も阿含宗の宗徒でした。一連の地下鉄サリン事件で死刑判決を受けた早川紀代秀、林郁夫、岡崎一明、井上喜浩なんかも元信者だった様です。

オウム真理教は阿含宗がベースなのは間違いないみたいです。阿含宗の信者を取り合っていたらしいですし。

実は私も桐山靖雄の「龍神が翔ぶ」等々の著書を読んでいました。子供の頃から因果を感じて来た人生を送って来ましたので。

確かに私も因果を信じています。どうやって因果を中和させたら良いのか調べてました。でも阿含宗には矛盾を感じました。だって入信するとお金を取るんですもん。

私の母方の伯母は「○○の家」。その弟の伯父は「○○学会」。大分お金を取られていたみたいです。

特に会社を経営していて大金持ちだった伯父は幹部だったらしく、毎年1000万円を徴収されていました。しかし、ある年から2000万円の徴収を言い渡された。会社経営者とは言え会社の利益を2000万円も学会に渡したら、社員に対して示しがつかない。会社の私物はそこまで許されない。それで学会を脱会しました。

私は何人もの新興宗教の信者と出会いましたが、やっぱり最後はお金が物を言う世界です。お金をどれだけ献じた科によって幹部に出世する。そんなのってありますか。

阿含宗でも桐山靖雄を巡ってゴタゴタがあった様です。どんな宗教でも人によってその解釈は違う。誰を信じたかによって全然違う実像になる。それって何の意味があるのだろうか。

大会の新興宗教は年貢みたいに多大な寄付金を徴収する。

「因果を消すにはお金が必要です。教団に財産を提出する必要があります」と悩んでいる私に○理教の幹部のオバサンが言い放ちましたが、何で教団に寄付をしなければ因果が薄まらないのか。困っている人を助けたりするのではダメなのか。

以前、製本店を手広く経営していた者がいた。自分の会社を畳んで全財産を○○学会に奉納。それで家族は離れた。自身も精神を病んだ。そして再出発の為の仕事として私の家業を選んだ。まじめに働いた。

そして或る日、「富士山で○○学会の総会があるから店を休ませて欲しい」と言って来た。休みを取らせた。戻ってきたらニタニタ笑ってばかりいる。人が変わったみたいに。そしてサウナで老人を暴行。足の骨を折る大怪我をさせた。

警察の調べで精神病と判断。そして精神病院送りとなった。

○○学会に多大なお金を寄付したおかげで家庭を崩壊し、自身も精神を病んで回復は不可能レベルの状態となった。○○学会に出会って彼は全てを失った。心まで無くした。

これが宗教の結果。神を語る権力者に従った結果です。

私、かねてから言ってますが、神と自分。それに集約されます。人を神と信仰してはダメ。人間なんて全然大した事はない。誰にでも悪の部分がある。自分と変わらない。それを忘れたらいけない。逆に不幸になる。そう私は実感してます。


続く。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする