諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

麻原彰晃。その狂気の源。その4

2018年07月24日 10時33分42秒 | ニュース
長らく中断していましたが、長期の腹痛が回復してきたので再開します。続きです。

麻原彰晃に戻ります。麻原は阿含宗に入信。そして目標を見出す。その目標とは阿含宗の元教祖・桐山靖雄。

護摩に念力で火をつける超能力を宿すと言われている。それで神格化されている。

信者から多額の資金を調達して、全世界の仏教関連の役職に付いた。それで名声を更に高めた。

修行施設、教団組織、企業、病院、特別老人養護施設、霊園、保養所、財団、海外の拠点等々を作り、自分の勢力を全世界的なものとした。

私は麻原も桐山靖雄を目指したのだと思います。それには桐山靖雄以上の超能力を見せ付ける、理解させる必要がある。修行と称して薬物や精神的な苦痛を与えて、信者達を徹底的に洗脳する。「自分の超能力の方が桐山靖雄より上だ」として、入信していた阿含宗から信者を集めた。

麻原もダライラマなど全世界的な仏教の聖人と接触して知名度を高めた。

物事が上手い様に運ぶ。自分の力を実感する。自分を神だと自分自身で洗脳。自分の考えが絶対だと考える。自分の考え・行動を神の意思として信者達に強制する。信者も麻原の言動の従う事は、自分のステージを高める事に繋がると妄信した。

そのステージを分りやすく理解させる為、自分に対して忠実であった者に対して、役職、ホーリーネームと言う教団での名前、そして正悟師等のステージを与えた。

日本人は上下関係が大好きです。水戸黄門の印籠を見てうっとりして土下座します。そして自分も上の立場に成りたい。地位と名声、そして権力を得たい。

このオウムのやり方は新興宗教に限らず、多くの宗教が取りいえれています。

最近は宗教法人の指定が困難となり、ヒーラーとして活動している者達が大変多いですが、皆さん、自分を訳の分らない横文字の役職や名前を名乗っているのも、その考えと通じていると思います。

某教祖は自分の著書を数多く出版していますが、毎回、出版している著書から問題を出す試験を行い、合格した者は教団でのステージが上がって行くシステムを採用していますが、、こう言うの、日本人は大好きです。

自分のステージが上がると、教団での名声・権力が上がる。ますます妄信する。教団から離れられなくなる。

また或る教団は日本の政治、経済界、マスコミ、芸能界を動かす力を有し、信者の寄付金の額により幹部へと昇格していきます。

「宗教=お金」。お金を出せば教団の中で名声と権力が得られる。これが多くの宗教でまかり通っている。これってただの煩悩ではないでしょうか。

宗教の門を叩く多くの者は心の弱い者。強者に従ってしか生きられない盲目な者が多いと思います。現に私がそうですから。

そして宗教に目覚めるにつれ、自分を評価して貰いたい言う煩悩が深まって行く。宗教で煩悩が強まる。これっ、殆どの宗教がそうではないでしょうか。

ただ単に宗教で自分の生き方に自己満足したい。それだけではないでしょうか。


続く。
コメント (2)
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