諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

松川浦・川口稲荷神社で想う。その1

2020年01月07日 00時36分57秒 | 神道
あけまして、おめでとうごじゃりす。

恒例の正月禊旅に出かけておりました。今回も故郷、福島県・いわき市です。車中泊での旅です。寒過ぎて風邪を引いたみたいです。

しかもトロよりも好きなアボガドをワサビ醤油食べたら、アレルギーが出ちゃいました。扁桃腺が腫れてます。喉が痛い。これも禊での負なのでしょう。これはこれで納得しています。

さて、今回のお話はいわき市に向かう途中に立ち寄った、松川浦・川口稲荷神社に付いてです。

私、10歳前後からこの神社を承知していました。何せ、崖の上に鎮座するこの神社を背にして海釣りをしていたもので。

私にとって海と言えば松川浦です。亡くなった従兄弟との思い出の海であります。真冬時に川口稲荷神社の前で、40cmを超えるカレイを釣り上げた事があります。

その反対に漁船のスクリューにラインが巻き込まれて、投げ竿を2本、海に持って行かれた事もあります。この神社の前では良い事と悪い事を経験しています。恵みと祟り、私らしいです。

さて、今回、松川浦を旅していて「あの神社は何と言う社名なのだろう」と気になっていました。そして参拝しようと。

鳥居と赤い物置みたいな社は真新しかったです。これはどうも東日本大震災で社が倒壊した模様です。津波もギリギリまで迫っていた様です。

岩手県、宮城県もそうですが、海岸線に座する神社の殆どが高台に鎮座しています。これって神様だけは津波から守ろうとする先人の考え・教えがあっての事。

それが分からず甚大な津波被害を出した。原発事故まで起こした。先人と神の教えを無視した祟り。

震災も祟りであり、禊なのだと想う。信心していれば最小限に食い止められていただろうに。

福島県の海岸線の建物の大半は新しく建て替えられています。松川浦も被害は甚大だった。農業も漁業も諦めたのか、太陽光発電が乱立している。巨大な風力発電さえもある。回っていなかったから、発電は出来ていないみたい。

そう簡単じゃないよ、お金を儲けるのは。

先ずは地鎮でしょ。多くの命が失われたのだから。信心を完全に忘れてしまったのでは無いのか。それじゃ、また東日本大震災も直ぐ再来するんじゃないの。

まっ、それは嘆かわしいですが話を戻します。川口稲荷神社です。何時もながら下調べもせずに出かけたので、現地にいって初めて社名を知りました。

稲荷神社は私、以前は避けていました。恐ろしかったので。

お稲荷さんを一度参拝したら、他の神様を参拝してはいけない。お稲荷さんの眷属は白狐。ナアナアが聞かない。他の神社を参拝したら、お狐様が嫉妬する。

犬は1の愛情を100で返してくれる動物ですが、お狐様の御利益もそう。一番願いを叶えてくれるのか稲荷神社。

しかし、祟りも凄まじい。1の不敬を100で返す。

「触らぬ神に祟り無し」。この言葉はお稲荷さんを指している言われてます。だから怖くて参拝を避けていたのです。

でもね、今はお稲荷様がどんな神様なのかある程度把握しています。お稲荷様あっての五穀豊穣。御飯を食べられるのは、お稲荷様のご利益。

残念ながら糖尿病で御飯を余り食べれない身体になってしまいましたが、食の神様にお礼の参拝をしないでどうするか。

そう考える様になりまして、お稲荷様への参拝もする様になりました。


続く。

コメント
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