諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

少女漫画「キャンディ・キャンディ」は、究極の聖婚ストーリーだったのでは。その4

2020年10月21日 01時22分38秒 | 読書
私のブログ、我ながら最早何でもアリになった事に苦笑しながらも続きます。

「キャンディ・キャンディ」は究極の聖婚ストーリーだとは言っても、流石にアルバートがキャンディの父親だとは私も思いません。

キャンディと10歳の歳の差があったとしても、9~10歳で姉とそう言う関係になるのは無理。彼は劇中では人間ですから。

では誰か。それはもう一人のアルバート。アルバートとツインの男、アルバートの父親、初代ウイリアム大おじ様しか残っていません。

何たってウイリアムは「確固たる保護者」の意味。キリスト教に置いての神は、人間の守護者。彼もまた神なのです。

私、姓名判断の記事も書いていますが、作者は登場人物の名前で解答を述べている節があります。ここまで辻褄が合うのですから。

でも、不思議ですよね。何で父・ウイリアムの死を隠していたのかが。

常識的には父・ウイリアムは大富豪で、大企業を立ち上げたカリスマ経営者だった。その急死を知られたら株価が大暴落する。企業経営に影響を及ぼす。だからアルバートが経営者として手腕を振るうまで伏せていたと考えられます。

でもね、何歳で何時亡くなったかは知りませんが、アルバートの年齢を考えたら100年以上前のストーリーだとしても若死にの様に思える。しかも妻のプリシラも亡くなっている。疑問が残る。

父・ウイリアムと娘・ローズマリーが関係を持った。其れを咎める者に殺された。そう考えるとどうでしょうか。

一般的に一番恨みに思うのは、ローズマリーの夫でしょう。

うる覚えなのですが、ローズマリーの夫はアンソニーの葬式に出ていたが、そんなに悲しみを表していなかったと思います。

妻に続いて息子が死んだのですから、泣き崩れて当然ですが淡々としていた。そうなると偽装結婚が疑われる。夫婦生活しなくても済む船乗りと言う職業も都合が良過ぎるし。

そうだとしたら、父・ウイリアムを殺す動機のある者は父との不義の関係に悩んでいた娘・ローズマリー。娘と夫の関係を知った妻・プリシラ。そして父・ウイリアム以上にローズマリーを女性として愛していたと思われるアルバートの3人に絞られるのではないでしょうか。

ローズマリーが殺した場合、当然精神を病む。プリシラであるなら、自分も自殺する。しかし、アルバートは神なのだから自殺はしない。神は後悔しない。

ストーリーの情報だけでは誰が犯人とは断定出来ませんが、アルバートが殺していたとしたら神の証明である蘇りを示したのかも。

変な話ですが、父・ウイリアムは殺され、息子・ウイリアムが現れた。それで神の証明である蘇りを演じたのではないか。

蘇った神はキリスト教のイエス・キリスト。バール神話のバール。神道では大国主。蘇りこそが一番判り易い神である事の証明。

しかもアルバートは丘の上の王子様でもある。つまりアンソニーもアルバートのツイン。

幻影の丘の上の王子様として現れ、次に二代目丘の上の王子様であるアンソニーが登場。そのアンソニーが亡くなって本来の丘の上の王子様がその正体を表す。この事例も蘇りを暗に示していると思えます。

人間だから本当に死んで生き返る訳には行かないが、この二つの事例でアルバートが神だとする演出をしたのだと思えます。


続く。







コメント (5)
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